今日は少し遠征をして馬喰町の十割そばを食べに行く。横山町あたりはすっかり歳末に向けた商品が店頭を飾り、あっという間に新年となりそうな勢い。あまり、実感できないのは忘年会や新年会がわずか数件しかないためかもしれない。
店の名前は『東京バッソ』、馬喰町交差点の一本裏あたりの静かな場所に店がある。事務所から歩いて10分ほど、11時45分に入店するが、席の7割がたは埋まっている。
店の奥にある厨房の前で注文する立食いそば方式、ランチは多少安いため、『十割そば+とり天』(640円)を注文、そばは大盛にするか聞かれて大盛を選択。また、蕎麦は田舎蕎麦、さらしなそば、ダッタンそばから選択、さらしなそばにする。値段はリーズナブルであることは間違いない。
セルフサービスのお冷を汲んで席に着く。後から見ていると『ワサビ増量』『ねぎ増量』などのリクエストも聞いてくれる。
待つこと10分、私が取りに行くはずだったがおばさんが運んできてくれる。蕎麦は流石に大盛、つゆに何も入れずしばらく食べるが、細く喉越しがいいだけでなく、心地よい蕎麦の風味がする。
とり天は胸肉を薄めに削いであげたもの。塩がついているが、軽くてしかも揚げたて、あっさりとしていて大変美味い。
目の前のポスターに『箸』は大分県日田市の竹箸と書いてあるが、このとり天といい、九州に縁のある人がやっているのかもしれない。
蕎麦の量は多いように見えたが、スルッと食べてしまう。ネギとワサビを投入して頂くが、この食べ方も美味い。ただ、蕎麦の価値を考えると何も足さないつゆのみがいいかな。つゆはあまり深みがなく、香りもたたないのが残念な点かも。それにしても美味い蕎麦どうもご馳走さまでした。
東京バッソ
中央区日本橋馬喰町1ー3ー11
07065203954