4連休もコロナ感染者増加に加え、毎日必ず1回は雨が降る天候ということもあり、別に小池都知事の言うことを励行する気はそれほどないが、結果的にstay homeとなってしまっている。1日くらいはと今日は久しぶりに深大寺に行くことにした。
深大寺では本来ならば3月に特別開帳をすることになっていたが、コロナ禍のため、10月に延期されてしまった。鬼太郎茶屋や蕎麦屋が立ち並ぶ参道を歩く。雨が降ったり止んだりしているため、人出も少ない。
山門をくぐり、本堂にまずお参りする。鐘楼の先にはムクロジの木、羽つきの黒い球はこの実から作るが沢山ついている。前には植木屋さんが100年前に奉納した植木の燭台が残されている。
次に元三大師堂に向かおうとすると小さな小屋ができている。そばに行くと天然記念物オオムラサキが飼育されていて蝶の姿を探すと天井にへばりついていた。
元三大師堂には比較的人が多く、祈祷を待っている。お参りの後に御朱印を貰おうとするが、コロナ対策で帳面には書いて貰えず、やむなく書いてあるものを頂く。釈迦堂の白鳳仏の参拝もやっていなかった。
最後に開山堂にお参りしようと階段をのぼる。また、雨が降ってきたが、石塀には大きなカタツムリがのんびり歩いている。彼は雨がありがたいのだろう、よく見ると隣にはミミズ、彼らには良い年のようである。
階段の上には開山堂、代々の住職の墓のさらに上に作られていて、ここの仏様は拝むことができた。気温は高くはなく、楽ではあるが猛烈な雨が降り始めたので這々の体で駐車場に戻った。