hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

人形町の路地の猫たち

2020-09-21 05:00:00 | 日記
以前に我が家から久我山駅までによく会う猫のことをブログに書いたが、今回は東京メトロ水天宮前駅から事務所までに会う猫について書いてみたい。

前の事務所のそばにある松月庵という蕎麦屋さんの猫、三毛猫なのだろうが、黒の比率が高く、白い部分が少ない。朝の早くからちゃんと首輪をしていて大人しく駐車場に座り込んでいる。

あまり遠くには行かないかと思っていたが、つい先日、広い車道を渡るのを見たことがある。いつも出汁を取った後のかつぶしなどを食べているのか、血色がいい。

かと思うと隣に白黒の猫がちょこんと座っている。友達なのか、恋人なのか。一方が机に乗るともう1匹は玄関前で毛繕いしている。この2匹の関係が気になってしまう。

人形町で一番有名な路地は太田鮨から人形町郵便局の部分、よし梅はなれやきく家、いわ瀬などが並び今風に言う時insta映えがする。



この路地をさらに曲がったところに時折2匹の猫がいて、並んで座っている。何をしているのかは分からないが、1匹は黒白、1匹は茶トラである。私などみてもかなり近づかない限り逃げない。

人形町は中央区という東京の街の真ん中にありながら、猫とも共存できる町なのである。




近畿大学水産研究所〜銀座ランチグルメ

2020-09-20 05:00:00 | グルメ
銀座をうろうろしていたら昼時になった。以前より行きたかったコリドー街まで歩いて『近畿大学水産研究所』という魚料理の店をお邪魔した。近畿大学といえばマグロの養殖というくらい有名だが、このマグロなどを提供してくれる店である。因みに研究所でランチを食べるのは西ヶ原にある『ハンバーグ研究所』以来である。

2階に上り、扉を開けると予想と異なり、かなりスタイリッシュな店である。ランチはちらし寿司900円からあるが、せっかくなので『近大マグロと選抜鮮魚の握り寿司御膳(上)』(税抜1600円)と張り込んでみる。



店は広々していて、入店の際に体温チェック、アルコール消毒、しかも4人がけも2人利用とするなど感染対策には十分気を使っている。

注文後10分ほどで到着、握り寿司7かん、巻き寿司3カン、卵焼きがメイン。これに鯛のあら汁と茶碗蒸しが付く。握り寿司はハマチ、カンパチ、ヒラマサ、サーモン、マグロ赤身、中トロ、中トロ炙りと中々のラインナップである。

まずはカンパチから、天然のような脂ののり。でもやはり美味かったのは赤身と中トロ、さすがに脂が乗っていて美味である。



巻物もマグロ、カンパチ、ハマチなどと大葉を巻いたもの、食べ応えあり。

あら汁は多少骨はあるが、身がたっぷりついた鯛が4切れも入っていて、大根もいい味が染みている。さらに茶碗蒸しもついて、量的にも十分、特にマグロは養殖と言われなければわからないほど美味かった。



夜も十分期待できそうである。ご馳走さまでした。

近畿大学水産研究所
中央区銀座6ー2
0362285863

スタンプ散歩 西大井駅〜原宿駅〜代々木駅

2020-09-19 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その269。品川駅でスタンプを押した後、スタンプノートを見ると横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄JR直通線が乗り入れる西大井駅も対象となっていることを知る。それではと一番端の横須賀線の乗り場に行き逗子行に乗る。

西大井駅は元は品鶴線というJR貨物線にあり、旅客営業は1986年と比較的新しい。相対式2線2ホームの小規模な駅だが、利便性の高まりから周囲にはマンションが増えてきている。



西大井駅は上中里駅同様改札内にスタンプがあり、押印するとすぐに品川方面の電車に乗り、新日本橋駅を目指すことにしていた。

(これは相鉄線車両)

しかし、1分差で間に合わず、次は湘南新宿ラインの宇都宮行、横須賀線まではまだ19分もある。しかもホームは日がカンカン照り。耐えられず湘南新宿ラインに乗って新宿方面に行くことにした。

西大井駅を出ると次はもう大崎、さらに恵比寿、渋谷と止まりここで山手線に乗り換え。これがまた時間ロス、乗り換えるなら恵比寿駅、渋谷駅は近くなったとはいえ山手線までは結構遠い。ようやく、原宿駅に到着。


明治神宮側の改札外にスタンプを発見。見ると旧駅舎の上に付いていた『風見鶏』と明治神宮の『鳥居』をデザインしたもの。ちょうど取り壊し前の旧駅舎も見納めとじっくり目に焼き付けた。



次は代々木駅、この駅は北口、西口、東口とあるが、一番大きな西口改札外にスタンプを発見。『代』の字と春の小川がデザインされていて、初めてオリジナルスタンプも並んで置いてあったのである。




cinnabar辰砂〜高井戸グルメ

2020-09-18 05:00:00 | グルメ
高井戸駅から北に向かって歩くとオオゼキ高井戸店がある。その先には飲食店が何軒か並んでいて、その一角に『cinnabar 辰砂』がある。



外から見るとモダンなバーのようだが、こじんまりとした中華料理店、シェフは元・某ホテルの総料理長、フロアはホテルスタッフ出身である。ボックス3、カウンター4しか席はないが、予約の時間をずらしたり、グループの人数を制限するなどコロナ対策は徹底している。土曜日の夜に予約したのだが、カウンターのみしかなかった。

店に着いたのは6時半、先客は1組。店に来るのも半年ぶり。まずは生ビールで乾杯、まだまだ暑くてビールが美味い。

最初の料理は『豆腐と蟹の炒めもの』、あっさりと塩味で蟹とキノコや胡瓜やサヤエンドウなどの野菜、さらに豆腐を炒めたもの。スタートにちょうど良い。

ビールの後は紹興酒、やはり暑いのでロックにする。『海老の黒豆味噌炒め』は結構ピリ辛、こちらも野菜が豊富で牛蒡、ネギ、パプリカ、エリンギ、椎茸、ズッキーニ、筍など。豆豉の香りもよく、酒に良く合う。

続いて『黒酢酢豚』、黒酢の香りとラッキョウの風味で仕上げてある。豚は油が少なく、思ったほど重くない。



紹興酒を追加して『春巻』を頂く。カリッと揚げた中身は筍と細切り肉がたっぷり、舌をやけどしそうに熱い。

仕上げは『五目炒飯』、海老がアクセントとなり、パラパラながらしっとり。料理長の腕が感じられる一品。どれをとっても美味しく、また後味の良い中華料理の店である。ご馳走さまでした。

cinnabar辰砂
杉並区高井戸西2ー18ー28
0332478013

さらば玉川改札、東急東横店、そしてしぶそば本店

2020-09-17 05:00:00 | 日記
通勤で毎日使う渋谷駅だが、ついに閉店した東急東横店の取壊しが9月末から始まることに伴い、特に井の頭線から東京メトロ銀座線渋谷駅までの経路が大幅に変わることになる。さらにJR渋谷駅も長年にわたり利用してきた玉川改札が廃止され、新たに西口に向かう通路が26日から開設されることになった。



玉川改札は1969年に廃止された玉川電車の渋谷駅が目の前にあったため付けられた名前であるが、廃止後もそのまま残されていた。

廃止されたのが50年以上前ということもあり、今では殆ど名残も残っていないが、ここに玉電改札があったのかと思うだけで感慨無量である。 



さらにJR山手線まで向かう通路や階段も無くなることになり、階段の横にあったしぶそば本店も13日で閉店してしまった。



閉鎖される前に銀座線渋谷駅改札を抜けてかつては銀座線浅草行のホームがあった場所の向かい側の通路を歩く。反対側から見てもそのホームの狭さは際立っており、東日本大震災の際に混乱して入れなかったことを思い出した。



改札跡の左側にはエレベーター、エスカレーターがあるが、これも13日まで。階段で降りて行くと壁面にほのぼのとした絵が描かれているが、これも見納めである。



さらに井の頭線に続く通路であるが、スクランブル交差点に最も近いスペースもしばらくはみることができなくなる。再開発もいいが、歴史溢れる建物や通路を何度も行き来してしまった。



最後に新たな通路は岡本太郎の巨大な絵の下の部分にできるらしい。そして旧東急東横店を周り、西口改札に続いていくようである。



また、渋谷地下街も一旦閉店、さらに旧東急東横店の地下食品売り場もマークシティB1に移転するなど色々と変化がある。







どさん娘〜新橋ランチグルメ

2020-09-16 05:00:00 | グルメ
都営浅草線新橋駅から階段を上がると新橋駅前ビル1号館の食堂街に直結する。レトロブームではあるが、この食堂街、特に地下一階は典型と言っていい。


入ってすぐのワンコイン立食いカレー、従業員が怖そうで入りにくい定食屋、立食い寿司、値段のリーズナブルな鰻屋、昭和でも40年代の喫茶店などよりどりみどりである。角を曲がるとすぐに『どさん娘』の提灯を発見。あまり懐かしくて中に入る。

私が子供の頃はラーメン屋がチェーン化し始めた頃で『どさん子』『どさん娘』『つけめん大王』などが活発に出店していた。一番多かったのは『どさん子』で『ホッコク』という会社が運営、今は身売りしてしまった。このチェーンに似たラーメン屋が『どさん娘』、読み方は最初は『どさんこ』だったがホッコクとの裁判に破れ、どさんむすめと改名した。それでもピークは600店ほどあったが、今は食べログに載るのが24店舗。そのうちフランチャイズ1号店が新橋駅前ビルの店らしい。

中に入るとおじさんが1人、元気に中華なべを振っている。私はやはりと『味噌ラーメン』(800円)をお願いする。因みに醤油ラーメンは600円のためかなり高い。

5分ほどで隣のおじさんの『野菜炒めとチャーハン』に次いで味噌ラーメンが到着。茶色のスープにもやしとキャベツ、メンマ、肉のそぼろが乗っている。麺は中細ストレート、弾力はそれほどない。スープはちょうど良い濃さで黒胡椒をたっぷり、もやしはシャキシャキしている。

昔、学生時代に早稲田大学近くのどさん子(?)で食べた味によく似ている。まあ、美味いより懐かしい部類である。



しかし、場所もいいため、次々にお客さんはやってきて半数はやはり味噌ラーメン。店の中には巨人グッズ、それも原監督のばかり。懐かしい雰囲気を楽しんで店を後にした。

どさん娘
港区新橋2ー20ー15新橋駅前ビル1号館B1
0335732545

静嘉堂文庫美術館に行く

2020-09-15 05:00:00 | 日記
いよいよ、秋。普段は『食欲の秋』であるが、たまには『美術の秋』にしようと土曜日を使って静嘉堂文庫美術館『美の競演〜静嘉堂の名宝』という美術展にお邪魔した。

静嘉堂文庫美術館は世田谷区岡本にあり、三菱財閥を率いた岩崎弥之助、小弥太父子が所有した庭園と美術品を基礎に発足した。場所は電車で行くと成城学園前駅か二子玉川駅からバスまたはタクシーなのだが、我が家からは車の方が遥かに便利である。東名入口の先を左に入り、5分ほど行くと入口がある。駐車場は美術館の前庭なのだが、入口から登り坂のため、空いていないと敷地横の駐車場まで戻らなくてはならない。しかし、小雨が降る中、ついていて、1台分空いていた。

ここは東京23区内とは思えない鬱蒼とした木々の中、展望の良いところに美術館は立地している。今日の目玉はこの美術館所有の曜変天目茶碗(国宝)と油滴天目茶碗(重文)など茶器の名品の競演である。



入口にある3つの陶器は写真を撮すことが許されていた。うち『藍釉粉彩桃樹文瓶』は藍色をした水瓶であり、桃の花も美しいが裏に描かれた3匹の桃色の蝙蝠が面白い。

一度見たかった曜変天目茶碗は3つの国宝のうち最高と言われる稲葉天目で形も中の紋様も確かに素晴らしい。徳川家から春日局に渡ったという来歴も凄いが、螺鈿のように光り輝く姿には魅了された。

他にも山水画、狩野派の屏風、刀剣、仏画など素晴らしい物が多数。その中で私の興味をひいたのは酒井抱一の『絵手鑑』72図。カエルや紅葉とこおろぎ、ウリ、富士山、武将など多岐にわたるテーマで描かれていた。その中でカブトムシ、鶉には今にも動きそうな姿にしばし足を止めた。

他にも野々村仁清の白鷺の香炉と唐の鴨の香炉、これだけのものが作れるのかと驚く。

1層のみのそれほど広くない展示スペースではあるが、さすがに岩崎財閥の秘宝、充分堪能した。外に出ると庭園が広がるが、美術館自体は崖の上にあり、晴れると富士山も展望できる素晴らしい眺めであろう。






マイナンバーカードさえ作ってあれば

2020-09-14 08:47:00 | 日記
9月に入りマイナポイントが始まった。テレビでは舘ひろしと深川麻衣がウサギの着ぐるみを着て楽しいCMをやっている。
そろそろ私もマイナポイントをもらおうとPayPayに2万円のチャージをすると自動的に5000円分付いてくる。これだけである。


しかし、ここに至るまでが手間がかかりすぎる。区役所に行き、写真を予め用意、さらに最低2つのパスワードを用意しなくてはならない。これも忘れると大変面倒なのでことになる。もう少し、簡易にできるようマイナンバーカードは設計変更を重ねて行くべきではないのか。作ったら作りっぱなし、不便な部分は置きっぱなしで後は国民に慣れろといういつもの構図は変わらない。少なくとも普及率を上げたいのならば公務員が率先して対応すべきであろう。(因みに私がマイナンバーカードを作りに行った際の窓口氏はあんな面倒ないものは作らないと豪語していたことが忘れられない)


ビアホールの新しい生活様式〜銀座ライオンの工夫

2020-09-14 05:00:00 | グルメ
古い友人がO県からやってきたため、急遽4人で飲むことになった。コロナ前なら普通の話だが、会場をどうするのかが今は悩ましい。色々な店のHPを探し、これならという店を見つけたのである。
場所は『銀座ライオン 銀座5丁目店』、メニューは『新しい生活様式』Aコースにする。どこが新しい生活様式かというと大皿から取り分けるのではなく、1人ずつ小分けにされているのである。ビールは飲み放題90分付き、ただ、ビールは1種類しかダメなのでエビスを飲める500円増しの4350円のコースにする。

入店時には体温測定、手をアルコールで消毒して入店。入りは4割程度、年齢層は高い、あまり人のことはいえないが。

まずは通常のエビスビールで乾杯、まだ暑いからビールが美味い。最初はオードブル3品(スモークサーモン、ポテトサラダ・オイルサーディン乗せ、クリームチーズの生ハム巻き)が横長の一皿に懐石の前菜のように出される。特にポテトサラダはスパイシーで美味い。

次にサラダ、これもちゃんとツマミになる。ビールはハーフ&ハーフに変える。
メインプレートはスペイン風オムレツ、ウインナー、チキンの唐揚げ。付け合わせにザウエルクラウト、トルティーヤチップスなども乗っていて色々食べたいニーズに良く合う。

ビールも飽きたのでプレミアムワインの白、キリッ冷えて美味い。もう少しゆっくりとは思うが、締めのあんかけ焼きそばもちゃんと小分けにされている。

2杯目のワインを開けたあと、ラストオーダーで同じくプレミアムワインの赤を貰う。還暦過ぎのおじさん4人には量的にもちょうどいい。



結局積もる話も尽きず3時間以上もいたが追い出されず、楽しい宴はお開き。このスタイルだと取り分けも要らず、遠慮なく食べられて概ね好評であった。ご馳走さまでした。
銀座ライオン銀座5丁目店
中央区銀座5-8-1
05034912697

守られていないルールを見逃すことは是なのだろうか?

2020-09-13 05:00:00 | 日記
最近の疑問、普段あまり疑問にも思わなかったことが、コロナ禍と猛暑でストレスの中で、気になってきたことが多い。いい意味でも悪い意味でも日本人は寛容と言われるが、定められたルール、つまり社会のタブーが守られていないことがあまりに目につくからである。

『歩きスマホはやめよう』『電車の中では大声で話さない』『密になりそうな場所では感染予防のためにマスクをする』『道路や公共の場ではタバコは吸わない』『海水浴場が開設されていない海岸では泳がない』『コロナ感染防止のために一定の時間を過ぎたら酒の提供をしない』実はこのいずれもが守られていない。それぞれに色々な事情はあるだろうが国や自治体がいくら大きな声を上げても守られていないのである。

さらに不思議なことにタバコのルールが健康増進法で定められていることを除き、法律では規制されていないのである。遊泳禁止も河川法などに禁じる規定はなく、地下鉄に乗るたびに『歩きスマホ』はやめようと役所が言っていると唱えても全く守られることはない。通勤途上の渋谷駅通路では歩きスマホをしない方が少数派で、これに当たらないようスマホをしない方が避けるという不可思議がまかり通っている。

それならば法律を作り、罰則を決めて守らせないと守っている方がバカを見ると考えるのだが、こうしたルールを作り、実施することにはお上は妙に慎重となり、『日本人の良心』に期待するという曖昧かつ不確定なことを天下の総理大臣までが吹聴してまわる。さらに海水浴場で子供が溺れることをさも自治体や地元民が悪いかのごとくマスコミは報道する。



ここまで酷いならもう良心など捨ててみるのも面白いのではないか、とさえ考える日々である。やはり日本の国際化など有り得ないのかもしれない、というのはこの曖昧さは外国人には決して理解されないからである。