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2022年明けましておめでとうございます。本当は喪中ですが、ブログのなかではご挨拶させていただきます。また、今年でこのブログも10年目となりますが、引き続きご愛読賜ればと存じます。
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ところでいよいよ虎(寅)年ということで阪神タイガースの活躍を期待する一年となりそうです。
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このブログでは『寅年の阪神タイガース』というテーマでスタートしてみる。時を遡ると前回の寅年2010年は2位、1998年は6位、1986年は3位、1974年は4位、1962年は優勝と順位にはかなりばらつきがある。
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古い方から。1962年(昭和37年)は1947年以来の優勝した。この年は藤本監督が青田昇を打撃兼ヘッドコーチで招聘、投手の二本柱のうち小山正明が27勝11敗13完投とタイガース在籍では最高の成績。村山実も25勝14敗と全体で75勝55敗のうちなんと52勝はこの2人で稼いだ。打撃は三宅秀史、吉田義男の1.2番コンビ、4番ソロムコの布陣ではあったが、最少得点を投手力で守り抜く野球で優勝した。
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1986年はあの劇的な日本一となった1985年の次のシーズンであったのだが、4月に主力の掛布雅之が死球で右手首を骨折、5月に池田親興が左かかとを骨折と主力の故障が続き、6月までは負け越していた。
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しかし、バースは好調を維持し、一旦は首位になった(2年連続三冠王)。ただ。先発投手の不調をカバーできず、勝率.500で3位に終わった。
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1998年は前年最下位を引きずり、関川・久慈を中日にトレードに出し、代わりに矢野輝弘、大豊泰昭を獲得。さらに中日に在籍したパウエルを補強したが効果は出なかった。シーズン中にチーム記録の12連敗を喫するなど貧打に加え、投手も冴えず、7月以降は最下位に低迷、最終勝率は.385に終わり、2年連続6位に沈んだ。
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2010年は真弓監督の2年目。大リーグで活躍した城島健司、新外国人マートンを獲得した一方で、前年活躍の赤星、今岡がチームを去り、金本が負傷するなど不安の残る開幕となった。
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しかし、新井貴浩、鳥谷敬、平野恵一、ブラゼルの活躍もあり、チームヒット数は1458本とセリーグ新記録を樹立した。投手も久保康友、スタンリッジらの先発に加え、藤川球児のリリーフも冴えて最後まで中日、巨人と首位争いを演じたが最終的に中日に1ゲーム差で敗れ、2位に終わった。
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こうしてみると寅年のタイガースは波の多い年ではあるが、数少ない優勝した干支である。昨年の前半の戦いができれば12年前同様に首位争いを演じることも可能。ただ、前年セリーグのセーブ王スアレスが大リーグに抜けた穴は大きく、日本人で行くのか、外人を獲るのかはともかく早めにクローザーを確立できるかが鍵になろう。いずれにしても、2005年以来17年ぶりの優勝を飾ってもらいたいと心から祈念している。
因みに監督は1962年が藤本定義、1974年は金田正泰、1986年は吉田義男、1998年も吉田義男、2010年は真弓明信であった。