outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ホルムアルデヒド発散量再測定

2016年02月28日 21時32分09秒 | 退職生活

極めて健康だった僕を死の縁まで追い込んだ問題のキャンピングカーのホルムアルデヒドの濃度を再測定しました

昨日のブログにも書きましたが、買ってくれそうな人の家族に中学生が居ると聞いていたので・・・(前回29度しか室温が上がらなかったので、セルフィールの効きが上がってても温度を上げたらもっと高い数字が出ると思って)

日本には少ない若い人を僕の様な病気にしてはいけないと思ったからです

そこで想定できる人間が室内に留まれる最高温度として体温の37度に設定して測定しました。

万全を期すために簡易測定紙ですが密封されたアルミパックの封を切って、室内の五箇所に試験紙を設置

そして8時間後に回収した物を写真に写しましたので見てください。



温度計も写しましたが37度になっています



五箇所の測定で唯一、後部二段ベッドの下段に置いた試験紙(右端)の色が0.08から0.1ppmで基準依り高いように見えます。

しかし他の4か所のトイレもメインテーブルもバンクベッドも運転席も・・

どう見ても0.06ppmかそれ以下で・・・

僕の判定では0.04以下だと見えました(簡易試験紙だからその程度しか判らない)

しかし何故後部二段ベッドの所だけで高濃度なのかを考えて見ると・・・・

思い出しました

この二段ベッドの上の段は跳ね上げ式の板なんですが、ここを僕は物置にする予定だったので・・・

ベークアウトしてた10カ月の間は僕が作った板を敷いていました。(明日写真を掲載します)

このキャンピングカーを諦めて売ろうとした時に、元に戻すのにこの板をこのキャンピングカーに元々付いていた跳ね上げ式のものに戻したんです。

言い換えるとたった一枚のベークアウトしてないこの板から高濃度のホルムアルデヒドが発散しているのです(160センチ×60センチの中折れ板)

もっと考えると、このベークアウトしてない板を撤去すれば・・・当然他の所のホルムアルデヒド濃度も下がるはずです。

室内に入る度に後部からベニヤ板臭(ホルムアルデヒド臭)がしていると思ってはいたんですが・・・

10カ月のベークアウトがここまで効果を表していて、その上にセルフィールした事で決定的になったのでしょう

ここまで落ちるてると一般の人達には全くと言っても良い位の安全なレベルでしょう。

シックハウス症候群になっている僕でも・・・空気清浄機を入れたら十分な濃度です

そしてこれは・・・人が中に居られる限界とも思える37度で閉め切って8時間置いた数値ですから・・・

一般的に人は30度以内で過ごすので・・・

ホルムアルデヒドの発散量や濃度は気温に大きく左右されるので・・・

この数字ならベークアウトしてないその中折れ板を撤去すれば・・・僕でもそのまま過ごせるかもしれない濃度かも知れません。

ただ空気清浄機は機械ですから・・・絶対的な信用はおけませんから殆どゼロでないと怖い部分もあります

しかし今までの殆ど一年間をベークアウトや強制換気を続けて来てるから・・・もう後少しベークアウトや強制換気を続けたら・・・

そしてその上に足元換気扇を増設し、念のために空気清浄機を設置すれば・・・

僕でも問題なく乗れるようになるかも知れないと思い始めています。(測定しようと思ったのは買ってくれそうな人の家族に中学生が居たから、もしも体を壊したらと思い確実な濃度を知ろうとしたのがきっかけだったのに・・・)

まあ機械に頼れば何とかなるかも??とは前から思ってた事なんです・・・今回の測定でかなりの確信を持ちました

そこで試しに明日の夜に…空気清浄器を持ち込んで寝て見ようと思います。

とは言ったものの・・・一時期このホルムアルデヒドで死にかけていた僕に果たして寝る勇気が出るかどうかが・・・

一番の問題で・・・美由紀は以前からですが試すのに「大反対」です。

言い換えると・・・余り仲が良く無い夫婦ですが・・・今死なれて不都合なのでしょう

そんな事で・・・もしもくじけなかったら・・・ベークアウトしてない板を外して・・・明日の夜はあの危ないキャンピングカーで寝ます。

さて今日の僕ですが・・・

昨日の夜に「かっちゃん」が大きなアイゴとサバとカサゴを多量に届けてくれたので・・・

朝一番にアイゴを開いて薄塩に浸けてその後干しました



丁度一昨日で無くなってたのでラッキーでした。

その後美由紀と二人で鍛冶が峰に登って・・・

早い昼めしを食べて・・・徳島の「カントリーガレージ」へ

「カントリーガレージ」は徳島で唯一のキャンピングカー専門店です。

僕は一時期「カーマート」と言う自動車販売会社を経営してたので・・・

同業者でもあるんですが・・・「那珂さん」は極めて良い人なんです。

そんなんでキャンピングカーが好きな僕は度々顔を出していて・・・

今回も僕の問題のキャンピングカーを売れたら売っといてと頼んで居たんですが・・

今日は倉庫ハウスに持ち帰ったキャンピングカーにホルムアルデヒドの試験紙を五箇所に設置して・・・

次のキャンピングカーを買う相談に・・・これで何回目か数えきれない程通ってるんですが・・・

今回はヨコハマモーターセールスの「レガード」をしっかり確認したくて・・・出掛けました

レガードはカムロードがベース車になっていますが、日本で唯一バーストしても横転せず大事故にならない可能性が高いと僕が思ってるキャンピングカーなんです

しかし何といってもカムロードベースのキャンピングカーは「常に積載オーバー」です。

いすゞのエルフがベース車だったら・・・車を知ってる人なら「一生もの」と思って買いますが・・・

カムロードになると・・・「一生とは思えず」で・・・週末程度に乗る人なら充分一生使えますが・・・

僕の様の一年の半分をキャンピングカーで旅してる人には余り向いていません。

とは言っても・・・このレガードはカムロードベースながら・・・ヨコハマモーターセールスと言う老舗で非常に信用できる会社の車です。

キャンピングカーを買ってシックハウス症候と言う不治の病に罹ってしまった僕が買い替えで選べる車は純国産の材料で造られているキャンピングカーでなければなりません

でも意外に少ないです。時に僕が望むトイレがあってシャワーが使えるだけの清水タンクやグレータンクを持っていて炊事が出来る車は僅かしかありません。

その一つでもあるのがレガードですから・・・僕が非常に心配している足回りが不安なカムロードがベースですが・・・・

今日はしっかり見てきました

そしてオプションで窓を三つ追加で付けてくれたら・・・使えるキャンピングカーになるかも知れないと思い・・・

それらを追加した見積りをお願いして・・・戻って来て測定していた試験紙を確認すると・・・

最初の写真の状態で・・・後部二段ベッドの下の方だけは相変わらず基準を超えてるものの・・・(原因がはっきり解っている)

他の4か所ではほぼ間違いなくWHOや日本の基準以下の濃度でしたから・・・

ここまで苦労して改造し、ホルムアルデヒドの濃度を減らしたキャンピングカーだからを売る事を考えなおしても良いような気がして・・・

もしも明日の夜・・・僕に勇気があって・・・空気清浄器を置いてでも寝られたら・・・

売らずに乗って見ようと思い始め・・・買いたいと言ってくれていた人に伺いをたててみると・・・

試してダメなら売ってくださいと気持ち良い返事が貰えたので・・・

明日の夜は・・・特攻隊の気分ですが・・・夜までその気分が保持出来たら・・・試しに寝て見ます。

でも少しでも気分が悪くなったり・・・危ないと思ったら・・・諦めます。

シックハウス症候群、なった人で無ければ判らない、説明しても理解して貰えないけれど極めて難しく苦しい病気です。

出来る限りホルムアルデヒドから離れて暮らすのが一番なんですが・・・:

生きる事も難しいけれど・・・

あの苦労したキャンピングカーを諦めるのも難しい

明日の夜もしも寝られたとしても・・・

67年生きて来て・・・今本当に難しい決断に迫られています

と言うのも・・・思ったような車が無いんですよね~・・・

このキャンピングカーも・・・使えない車をここまで改造したし・・・何より一年近くかけて「ホルムアルデヒドの濃度を基準以下まで落としたんですから・・・・

ああ・・・・むつかしい・・・










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする