outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

中古ジギング船購入希望

2021年10月05日 21時28分09秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り

昨日の事からです。

六時から朝食をとって錦鯉にエサをやってたら六時半出発予定だったのが10分遅れてしまいました。

月曜だし朝のラッシュが始まる前に市内に入り一緒に行く伊賀氏と合流したいと思っての時間設定でしたが・・・

我が家は日亜化学の本社の近くにあるので家を出てすぐの所から日亜に向かう対向する車は延々と切れ目なく続いていました。

その混雑の影響で所々でノロノロしながらでしたがほぼ予定通り徳島市内に入り吉野川を越えて伊賀氏と合流

愛媛県と言っても徳島から一番近い四国中央市(昔の川之江)の隣の新居浜市でしたから・・・

距離にして170キロで高速道路を往復すれば明るいうちに帰って来れるんですが、見に行った船をじっくり見て買うかどうかを決めたいと思ってたのと、その船がダメだったら他にもう一つの船を見たいと思ってたので、着替えも持って一泊か二泊の計画でした。

昼少し前に新居浜市に着いて回転寿司で昼食の後、船を置いてるマリーナに行くと・・・

持ち主は仕事で来れませんでしたがマリーナの親子らしい爺さんと中年の優しそうな人が待っていてくれて船の説明をしてくれました。

一目見た途端・・・「小さい」と思ったんですが・・・24フィートながら船に乗り込んでみたら片側から三人なら問題なく竿を出すことが出来るし無理をすれば四人でも出来ないことはありません。(余り片舷に四人が寄ったら危険そうですが)

私は目も悪いし性格がいい加減なんですが伊賀氏は体つきに似合わず几帳面な性格なので、丁寧に船体を隅々まで調べて「船体は大丈夫」

と太鼓判を貰いました。

ただ油圧の舵がハンドルを右に回しても左に回しても止まることなくゆっくりながら続いて回ってしまいます。

これは内部のどこかのパッキンかオーリングが傷んで油圧の油が漏れてると言う事なんですが・・・外に漏れてるのでないけどやがて舵が切れなくなる初期の故障です。

それから船のエンジンは間接冷却と言ってエンジンの内部を回ってるのは車と同じような不凍液が入った真水なんですが、そのエンジンを冷やすのに使ってる水を車の場合はラジエーターを通す時にファンで冷やしていますが、船の場合はラジエーターの代わりに熱交換器があって細い管の中を通してその管の周りを海水で冷やしています。

海水をどんどん吸い込んで入れ替える事でファンの様にエンジンを冷やす真水を冷やしてるんですが・・・

本来不凍液の色をしてなければいけないエンジンを冷やす真水が・・・真っ黒だったんです。

これは内部が電蝕で錆びてる事が考えられるので・・・・かなり心配な部分です。

オイルの漏れもなさそうだし・・・後は走ってみてからと・・・・陸上に置いてあった船をクレーンで吊って水面に下ろしました。

エンジンを掛けたら・・・快調に掛かりましたから調子は良さそうです。

しばらく暖機運転をしてから・・・桟橋を離れてそれでもまだしばらくは暖機運転が必要なので・・・・ほとんどスローの状態で・・・私が舵を持って外洋に向かい始めました。

狭い水路ですがフェリーも出入りする水路を・・・50メートルほど行ったところで・・・いきなりエンジンが止まりました。

燃料系統の止まり方と思ったんですが・・・同乗してたマリーナの人はペラに何かが巻き付いたと思った様です。

すぐにペラを見てましたが異常なしで、燃料系統を確認しようと思ったら・・・・・ただの一つも工具が載っていませんでした。

いくらセルを回してみても掛かりませんが・・・ラッキーなことに風が沖に向かうのではなく出発した桟橋の方へ戻してくれています。

あとはフェリーが来なければその内に桟橋に戻れると・・・・水路の中ながら漂流

このハプニングに伊賀氏は「この船は買うな」とのサインととったようですが・・・・

私は・・・なんと運が良い事だろうと思いました。

実はこの船がマリーナに上げてるのは先日の台風非難で普段係留してる場所からマリーナの人が乗って来たそうで・・・・その時は快調で全くこの様な事が起きるとは思ってなかったそうです。

その様な状態がこの試乗の時だって買った後で徳島に向かおうとしてる時の外海でなってたら・・・大変な事が起きていました。

だから・・・非常に運が良いと思うんです。

桟橋に戻ってクレーンで吊り上げて・・・燃料系統を確認すると・・・・燃料タンクに水が溜まって・・・本来軽油でなければならないところを開けて見たら・・・・水でした・・・

軽油タンクは長く使ってると軽油から水蒸気が出てそれがタンクの上部に水滴となって付きます。

それが大きくなったり揺れたりすると・・・軽油の中に落ちて底に沈んで少しづつ溜まっていきます。

私が長く乗っていたヨット ホロホロ三世も軽油でしたから一年に一度は軽油タンクの燃料ゲージの所を外してスポスポで底に溜まった水を抜いていました。

この船は・・・それを知らない人が乗り次いで来たんでしょう。

結局エンジンが止まってしまったので試乗は出来ず、次回修理が出来てから出直す事にしました。

試乗してみてからですが・・・買うかどうかはまだはっきり決めていません。

冷却水が真っ黒だったのが気になるし・・・プロペラを回すとゴリゴリ音が出るのも気になります。

そんな事でマリーナを出て次の船を見に行こうと電話したら・・・・売れてしまっていました。

仕方なくスーパーでビールや弁当や肴、翌朝の食事の買い物をして道の駅へ

そして・・・伊賀氏が居るので・・・・私も付き合いで恐々ビールを二本だけ飲みました。

伊賀氏はその後焼酎をソーダで割って飲んでました・・・

丁度オークションに手ごろな船が出ていたので・・・・買おうと入札を始めました・・・・

最初はどうしても買おうと思ってたんですが・・・・途中で質問したらトラブルがありそうな船に思えてきたのと・・・・それまで相談していたマハリン3の近藤氏や伊賀氏、鶴亀号の山田氏などが「焦りすぎだ」と言うので・・・

私はせっかちで失敗ばかりしてますから・・・・「控えめの入札をしたら・・・二番目の札で買えませんでした。

これが良かったのか悪かったのかは分かりませんが・・・

引き続き船を探しています。

夕方に私のたった一人の叔父さんが甘くて美味しい柿「太秋」を届けに来てくれました。

85歳ですが車を運転して徳島市内からきます。

毎日のようにグランドゴルフに行って元気なんですが・・・・それでも来るたびに老いています。

今船を買おうと一生懸命な私も12年後はこのようになってると思うと・・・哀しいです

生きてるかどうかさえ不確かなんですけど・・・・

愛媛からの帰り道に釣具屋さんへ寄って・・・マサムネと呼ばれる人気のジグやジギングフック二種類、自作用のタイラバヘッドなどを買ってきました。

マサムネはこれをコピーして少し作ってみようと思ったのと、タイラバヘッドは山田氏が使ってるタイプの物を買いました。

鯛ラバヘッドは95グラムと75グラムを各4個合計8個だけを下地塗装しました。

これに夜光塗料の黄色、緑、橙色、赤の四種類の色を塗って釣れ具合を確認しようと思います。

 

 

 

 


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