昨日は4人の救急搬送と船内放送があってから船員やスタッフが総出で片舷側を完全封鎖して乗客に絶対に見せない状態にしたあと1時間ほど掛かって作業を行いました。
病人でなく四人の死体を降ろし新たな棺桶を積み込んだらしいと噂されています。
死ぬだけでなく兎に角この船は危ないと言って逃げ出す人も含め次々と乗客の数は減っていて出港以来50人程
減ってるそうです。
それでも何事もなかった様にスタッフも平然とピースボートは航海を続けていて今朝マレーシアのペナン島に着岸しました。
上陸は昼から可能になって私達は久しぶりのペナンに上陸。
昔ヨットを留めていたあたりの水上ハウスがあった所が客船の着岸場所になっていて驚きました。
近くで先ずは探鳥。
コウライウグイスやハッカチョウ、名前を忘れた尻尾を広げる野鳥など何種類か写しましたが、タイやネパールで写してる野鳥ばかりでした。
その上にカメラかレンズの不調で手ぶれ補正がうまく作動せず手ブレ写真を増産しています。
諦めて無料巡回バスに乗ってショッピングセンターのコムタへ。
そこでウロウロして少し買い物。
ペナンに着いたら是非ドリアンを食べたいと思ってたので場所を聞いてドリアンスタンドへ。
ドリアンのシーズンは5月6月なのでまだ早く値段が高いです。
それでもせっかくだからと食べましたが日本で買うのと変わらない値段でした。
支払いがカードで出来たのにビックリしました。
味は変わらず甘くてクリーミーで美味しかったです。
クルーズ船に戻る時に少し手前でバスを降りて探鳥してたら、救急車が来たので見てみるとよく知ってるピースボートの乗客が鼻と頭から血を流して倒れていました。
これはピースボートに責任はありませんが呪われている気がします。
又1人落伍者で今日から点滴を始めた知り合いも居るし益々サバイバルゲーム化しているピースボートです。
私や美由紀なら直ぐに下船して病院でちゃんとした治療を受けるのにこんな次々死人が出てる船で治療を続ける人の気持が分かりません。
人はそれぞれだけど。
今晩出港して明後日の朝にシンガポールです。
残り10日余りですから何とか生き延びて神戸に着きたいと思っています。
南アフリカ以後多くの人達が下痢をしていて私もその一員ですが何とか乗り切れそうに思っています。