ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

「クルマ預金」1180万円盗まれる

2006-04-21 06:57:14 | Weblog
「クルマ預金」1180万円盗まれる 埼玉・桶川市 2006年04月21日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY200604210052.html
 20日午後9時ごろ、埼玉県上尾市に住む日用雑貨店店長(59)が、「同県桶川市内の健康ランド駐車場で車上荒らしに遭い、1180万円を盗まれた」と、上尾署に届けた。同署は窃盗事件とみて調べている。
 調べでは、店長は同日夕、サウナに入るため、健康ランドの駐車場に車を止めた。約5時間後に戻ったところ、ドアの鍵穴が壊され、現金を入れた袋がなくなっていたという。店長は「自宅に置いておくのが不安だったので、いつも自分の財産を車に置いていた」と話しているという。

 被害額は1日の売上金だと思うのですが、このような多額のお金を扱う立場の人がなぜ夜間金庫を利用しなかったのでしょうか。
被害者には追い討ちをかける言い方になりますが、窃盗犯がその気になれば車の鍵くらい簡単に壊すことができますし、リスク管理の面から見ればあまりにも軽率です。

禁煙治療

2006-04-21 06:21:10 | Weblog
たばこ:「禁煙治療」って何するの? 20060420 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060420ddm013100098000c.html

 今年の4月から、一定の要件を満たす禁煙治療には健康保険が使えるようになったニュースは12日のブログ(心臓病発症率:たばこで3倍 2年以上禁煙→非喫煙者と同じに)でも言及しましたが、興味深い記事がありましたのでアップします。

シャープの賃上げ、実は35歳の社員のみ

2006-04-21 06:19:57 | Weblog
シャープの賃上げ、実は35歳の社員のみ 2006年4月20日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060420AT1D2000620042006.html
 2006年の春季労使交渉で、「35歳・500円」の賃金改善(賃上げ)とされたシャープの妥結内容は、35歳の社員だけに限られたものだったことがわかった。対象者は組合員2万5000人のうち、4%にあたる1100人にすぎなかった。モデル年齢の組合員のみに賃金改善を実施するのは異例。


 最初何これ? と思いましたが、労働組合の賃上げ(ベア)要求は、例えば勤続15年、35歳といったモデルを作り、○円アップといった要求をするんですね。
 ですが日本の男性正社員の賃金水準は個人差があるとはいえ、世界的にも高水準。一律に賃上げをすることは困難で、そこで労働組合の顔を立てる意味でこのような妥協策をとったのだと思います。
 もっとも対象者が4%しかいないなら、ベアの意味自体が崩れて来ているように個人的には思えるのですが…。労働組合も賃上げ要求一本ではなく、ワークライフバランス等の福利厚生を含めて幅広い交渉をしなければ、組合員から存在価値を疑われる そんな時代になったのかもしれません。

寝たきり女性への医療事故、慰謝料減額せず

2006-04-21 06:17:23 | Weblog
寝たきり女性への医療事故、慰謝料減額せず・東京地裁 2006年4月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060420AT1G2001P20042006.html
 寝たきり状態だった東京都内の70歳代の女性が、虎の門病院(東京・港)の医療事故で植物状態になったとして、家族とともに病院を運営する国家公務員共済組合連合会に約8900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。
 女性がもともと寝たきり状態だったことから、病院側は「事故前から障害1級なので慰謝料は大幅減額すべき」と主張したが、金井康雄裁判長は「新たに重大な障害を負ったのだから、減額する必要はない」と指摘。約3800万円の支払いを命じた。賠償額のうち女性本人への慰謝料は、請求通りの2800万円を認めた。

 寝たきりだから慰謝料をまけろ なんて、あまりにも失礼な加害者だと憤慨されるかもしれませんが、交通事故の損害賠償では、被害者が医者か専業主婦か、子供か老人かで賠償額が大幅に変わってくるのが現実です。そういう意味では今回は画期的な判決が出ましたね。

在宅介護の65歳以上、3割「死にたい」感じる

2006-04-21 06:15:31 | Weblog
在宅介護の65歳以上、3割「死にたい」感じる 2006年04月20日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0419/008.html
 高齢者らの在宅介護を担う65歳以上の介護者の約3割が、「死んでしまいたい」と感じたことがあることが、厚生労働省の研究班が実施した全国8500人の介護者アンケートでわかった。高齢者による介護の精神的負担を示すもので、社会的な支援のあり方が問い直されそうだ。

 介護保険制度が導入されて6年になりますが、他人を家にいれるのは嫌とか、世間体が悪い等の理由で自分1人で介護を背負い込む人が未だに少なくないと聞いています。
 介護する人が倒れて一番困るのは介護されている人。時には介護を外部サービスに任せてリラックスする必要もあるのですが、本当に助けを必要としている人程、他人の助けを借りることを躊躇するようです。あらゆる人が心理的な抵抗なしに外部サービスを利用できるようになるまでは、もう少しかかりそうですね。