ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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飲酒運転:タクシー運転手逮捕 非番で当て逃げ 名古屋

2006-10-05 11:59:27 | Weblog
飲酒運転:タクシー運転手逮捕 非番で当て逃げ 名古屋 2006年10月2日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061002k0000e040093000c.html
 愛知県警千種署は2日、酒気帯び運転で当て逃げ事故を起こしたとして、同県日進市米野木町南山、タクシー運転手、沢辺正貴容疑者(48)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。「当てていない。飲んでいない」と容疑を否認しているという。
 調べでは、沢辺容疑者は1日午後11時35分ごろ、名古屋市千種区千種3の路上で、呼気1リットル当たり0.15ミリグラム以上のアルコールを体内に保有する状態で軽乗用車を運転した疑い。沢辺容疑者は、停車中の乗用車に接触し逃走。乗用車の運転手の男性(28)が約200メートル追跡して取り押さえ、110番通報した。沢辺容疑者は非番だった。


 つい先日も酒臭いタクシーの運転手がお客さんから通報され、現行犯逮捕されたニュースを載せましたが、またタクシー運転手の飲酒運転ですか…(絶句
 この方も、自分の仕事が何であるかということを全く理解していないようですし、車を調べればすぐにわかることなのに、この期に及んで『当てていない。飲んでいない』もないでしょう。
 仕事を失うことが怖いのはわからなくもありませんが、当て逃げの前科を作ってしまっては、車を使う仕事にはまず再就職はできないものと思います。
 まあ自業自得と言えばそれまでですけどね…。

「次々販売」の陰に信販 呉服会場に社員、その場で契約

2006-10-05 11:49:05 | Weblog
「次々販売」の陰に信販 呉服会場に社員、その場で契約 2006年10月01日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/life/update/1001/010.html
 同じ顧客に高額な商品やサービスを何度も売りつける「次々販売」の被害が絶えないなか、苦情の多い呉服販売について、クレジット会社が二人三脚で支えていると批判が出ている。呉服業者が顧客を集めて強引に売りつける会場に信販会社員が常駐し、その場で分割払いのクレジット契約を結ぶ例が多いためだ。クレジット業界は批判を受け、10月から呉服展示販売会場への社員派遣を禁止するが、クレジットの引き受け自体は引き続き各社の判断にゆだねる。
 「似合いますよ」「訪問着ぐらい持ってなきゃ」。04年10月、東京で開かれた呉服の展示販売会場で、都内の主婦(50)は販売員4、5人に取り囲まれた。何度も来場を誘った近所の知人女性は、実は販売員だった。
 買わずに帰れる雰囲気になく、訪問着と袋帯など約100万円分を買った。ローン返済などのために持ちあわせていた現金で支払った。
 その後も展示会に誘い出された。12月、264万円の訪問着を勧められた。「ローンで少しずつ返せばいい」。知人は会場内から大手信販会社の制服を着た女性を連れてきた。販売員に月々いくら払えるか聞かれ、主婦が答えると、信販会社員が電卓で計算して「37回払いですね」。契約書に販売額と返済方法を記入し、詰め所に消えた。
 その後も買い物が続き、05年7月にはクレジット残高が786万円、月々の支払額は20万円に膨らんだ。弁護士に相談し、主婦は4月、知人と販売業者に加えて信販会社も相手取り、損害賠償を求めて提訴した。
 呉服商法の被害救済に当たる弁護士によると、今年3月に自己破産した呉服大手「愛染蔵(あぜくら)」(大阪市)の販売会場にも、大手を含む複数の信販会社の社員が詰めていた。
 信販会社には販売業者から販売額の数%の手数料が入る。呉服過量販売対策会議代表幹事の木村達也弁護士は「信販会社は、『監禁行為』で売る業者に協力して被害を拡大させてきた」と話す。
 呉服販売をめぐっては、9月中旬に全国20カ所で地元弁護士会などが実施した被害110番に200件を超す相談が寄せられるなど、依然として被害がやまない。
 全国信販協会は会員会社による社員派遣の禁止について「業者の強引な販売を知りながらクレジット契約を結んでいると誤解を受けており、襟を正すため」と説明する。
 だが、クレジット被害問題に取り組む拝師(はいし)徳彦弁護士は「悪質業者と一体だと批判されるのを免れる対策ではないか。信販会社が過剰貸し付けの体質を改めない限り、被害はやまない」と話す。



 この次々販売商法。内閣府発行の見守り新鮮情報第2号(9月12日発行)にも載るくらいの流行っている手口なのですが、信販会社が絡んでくるとやっかいですね。
 今回の場合、信販会社の人間が悪徳業者の片棒を担いでいたと取られてもおかしくない行為をしていることから、業界の道義的責任は重いと思いますし、今後呉服会社に社員を派遣しないようにするという取り決めも、善意の第三者の立場を守るための自己保身に過ぎず、モラルハザード対策があまりにも後手後手に回りすぎていたのではないかと思います。
 拝師(はいし)徳彦弁護士の言い分はもっともですし、本当に善意の第三者の立場を突き通すならば、加盟店の質対策にもっと真剣に取り組んで欲しいと思います。

内閣府 見守り新鮮情報(いわゆる悪徳商法対策メルマガ)登録画面はこちら
http://www.consumer.go.jp/shinsen/index.html
配信メール一覧はこちら
http://www.consumer.go.jp/shinsen/mima2.htm#01

長野振り込め詐欺:「PCウイルス」と新手…508万被害

2006-10-05 11:39:56 | Weblog
長野振り込め詐欺:「PCウイルス」と新手…508万被害 2006年9月30日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061001k0000m040052000c.html
 長野県諏訪市の無職の男性(70)が、長男になりすました男の「会社のパソコンを私用で使い、コンピューターウイルスに感染させてしまった」という電話を信用し、修理代名目で計508万円をだまし取られたことが分かった。県警諏訪署は「振り込め詐欺で、ウイルスの話は新手」として、詐欺容疑で捜査している。
 調べでは、男は29日昼ごろ、男性と同居しているコンピューター関連会社員の長男を名乗って電話した。ウイルス感染で「自分で修理しなくてはならないので修理代を貸してほしい」などと銀行口座への振り込みを要求。続いて上司を名乗る男が「会社を辞めるか、修理代を払うかのどちらかしかない」などと話し、男性に2回にわたり金を振り込ませた。
 男性は長男が帰宅して被害に遭ったことを知り、同夜、諏訪署に届け出た。


 振込詐欺グループは次から次へといろんな手口を考えますねぇ。冷静に考えるなら、仮に本当にコンピューターウイルスに感染させたとしても、そのために損害保険というものがあるのですし(情報処理会社がこの手の損害保険に入っていないことはまず考えられません)、もし社員に被害額をそのまま請求するとしたら、その会社の体質は最悪。すぐに辞めて転職先を探す方が当人のためです。
 他にも感染の事実がわかっても、すぐに損害賠償額が出せるはずもなく(通常数日~数ヶ月かかるのでは…)、もし本人に一部を負担させるなら、タイムラグもなく損害額が判明することも不自然ですね。あと、コンピューターウイルスに感染した場合は、たとえ技術職でも、そんなもん、自分で修理できるはずがありません!!!

 とはいうものの、この振込詐欺集団、事前に相手の息子の人間関係を調べ上げた上での犯行の可能性もありますし、タイムリーな話題で狙ってくるだけに、70歳の男性が騙されてしまったのも無理ないかも…。

 警察庁は以前、『オレオレ詐欺の具体的手口』というリリースを9月5日に公表しています(http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki31/2_oreore.htm)が、こういった情報はタイミングを逃すと得ることができませんし、内閣府のように振込み詐欺の手口をメルマガでタイムリーで紹介するといった方法はとれないのでしょうか。
 実際にあった手口なら消費者も興味を持つでしょうし、購読者が増えれば、振込詐欺撲滅にも効果があると思うのですが…。

飲酒で死亡事故 懲役7年 ひき逃げ「極めて悪質」

2006-10-05 11:36:07 | Weblog
飲酒で死亡事故 懲役7年 ひき逃げ「極めて悪質」 2006年10月4日 読売 
 名取市の県道で今年4月、トラックを飲酒運転し、軽乗用車に追突して炎上させ、女性を焼死させた事件で、危険運転致死と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた白石市福岡長袋、運転手福永耕紀被告(36)の判決が3日、仙台地裁であった。卯木誠裁判長は「これまでも飲酒運転を繰り返しており、順法精神の欠如は著しい」として、懲役7年(求刑・懲役8年)を言い渡した。
 卯木裁判長は、トラック運転手による飲酒運転について、「危険な状態であることを十分認識しえた」と指摘。飲酒運転の発覚を恐れての逃走を「極めて悪質」と非難した。
 判決によると、福永被告は今年4月2日午前3時半ごろ、スナックなど3軒をはしごしてビール約1リットル、焼酎約250ミリ・リットルを飲んでトラックを運転。意識がはっきりしない中、名取市手倉田の県道交差点で、信号待ちをしていた同市の保険外交員大友祐子さん(当時36歳)の軽乗用車に追突し、車を炎上させ、大友さんを焼死させた。福永被告は救護措置をとらず、そのまま逃走した。
 福永被告は業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで岩沼署に逮捕されたが、大友さんがコーチを務めていた小学生バレーボールチームの監督だった折原美根子さん(58)(岩沼市栄町)らが、危険運転致死罪の適用を求め、署名運動を展開し、約8000人の署名を集めて同署に提出。仙台地検は、同罪などで起訴した。

 判決を受け、大友さんの父、芳三さん(62)は、目頭を押さえながら、「懲役7年では軽い。このままでは祐子が浮かばれません」と不満をあらわにし、「祐子には『残念だけど、今の法律ではこれしかできない』と伝えます」と残念がった。
 また、折原さんは「ひき逃げが得するような社会ではいけない。今後、厳罰化を求めて活動できればと思う」と、悔しさをにじませた。


 遺族の父親の言葉を借りるまでもなく、現行の法律ではこの程度の刑罰しか与えることができませんし、遺族の方の悔しい思いが痛いほど伝わってきて、何とお慰めしてよいかわかりません。
 判決も、「これまでも飲酒運転を繰り返しており、順法精神の欠如は著しい」「危険な状態であることを十分認識しえた」「飲酒運転の発覚を恐れての逃走を極めて悪質」と非難した割には、何故か、検察側が求刑した8年から1年削って7年の判決を出していますし、もしこの容疑者が模範囚ならもっと早く出てくるでしょう。
 現代では出所後直ちに、遺族の元に謝罪にこない形だけの模範囚が少なくない中、刑をもっと重くするか、あるいは実刑判決より短い期間で出所出来ない仕組みとかを導入することはできないのでしょうか。
 どうも今の日本の刑法は最高○年の懲役という、実際の最高刑が適用されるケースがあまりにも少なく、しかも大人しくしてさえいれば刑期も短縮されるため、量刑って一体何? と時折考えさせられることがあります。

ビール1本、抜けるのに4時間 航空業界は12時間禁酒

2006-10-05 11:26:29 | Weblog
ビール1本、抜けるのに4時間 航空業界は12時間禁酒 2006年10月03日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY200610030066.html
 飲んで何時間たてば体から酒は抜け、運転への影響がなくなるのか。計算はある程度成り立つようだが、個人差が大きく、絶対的な答えを出すのは容易ではなさそうだ。
 熊本大学は95年から、教養科目に交通安全教育を採り入れている。
 交通安全を科学的に教えてきた。性別や体重、アルコールの時間あたりの減少率などを掛け合わせた数式を示す。
 体重60キロの男性がビール大瓶1本を短時間に飲んだ場合、血中アルコール濃度がゼロになるには4時間必要。理論上は2本飲めば8時間が必要になる、という。
 ただ、講座をまとめてきた恒成茂行教授(法医学)は、こう力説する。
 「数式で時間の目安を示すことはできるが、絶対ではない。深酒すれば24時間後でも残る可能性はある」
 航空業界には乗務前の飲酒をめぐる内規がある。日本航空、全日本空輸は出発時刻の12時間前からの飲酒を禁じる。米国にならって「8時間前」と定める国土交通省の通達より、厳しい。
 「根拠ははっきりしないが、通常のアルコール摂取量なら乗務時には残らない時間との判断だろう」と日航の広報部。
 両社とも、乗務約1時間前に機長と副操縦士が互いに酔っていないか、顔色や言動をチェックし合うことにしている。
 全日空は02年、日航は04年からアルコール検知器も使っている。「副操縦士の酔いが覚めるのを待つため乗客を約7時間待たせた」(全日空)、「内規を破って出発の約10時間半前に飲酒して乗務した」(日航)などという国際線での不祥事を機に導入されたという。
 自動車はどうか。JRバス関東は、03年8月に高速バスで飲酒運転した運転手が逮捕された事件を受け、「乗務の前日は飲酒を禁じている。基本的に24時間前からと考えている」

 飲酒運転を体験する研修会が、宮城県角田市の「角田自動車学校」で先月27日、開かれた。
 参加した自営業の男性(50)は日本酒3合、缶ビール1本、焼酎などを飲んで、ハンドルを握った。
 前方の路上に突然何かが飛び出してくるのが見えたが、ブレーキをかけずに通過してしまった。
 「いまの何だったかな」。助手席の指導員に聞くと、「人ですよ」。実は人形だったが、男性は青ざめた。
 飲酒1時間後の検知結果は、呼気1リットルあたり0.44ミリグラム。明らかな「酒気帯び」だ。公道なら違反点数13点、1年以下の懲役か30万円以下の罰金。
 「飲んだ後は気が大きくなって運転も自信があったが……。事故を起こしかねない怖さを実感した」と苦笑いした。
 主催したのは、宮城県警角田署。真壁隆雄交通課長は夜8時以降は酒を飲まないという。「翌朝の勤務までに体内から酒を完全に抜くには、12時間程度は必要」という考えからだ。


 アルコールを飲んでから抜けるまでどれだけかかるかも、(アルコールに対して強いか弱いか程の差はないとしても)やはり個人差があるでしょうし、車の運転を専ら業とする人なら、ビール大瓶1本なら4時間、2本なら8時間に多少余裕を持って、2時間くらいはプラスして、逆算するくらいの配慮が必要になりそうですね。

 角田自動車学校の研修も中々興味深いと思います。この研修では運転シミュレーターではなく、実際にアルコールが入って気持ちが良くなった段階で運転をしてもらい(勿論教習所の中でです)人形を投げて、『今の何だったかな?』『人ですよ』『え?』は実際に人身事故を起こしたのと同じくらいのショックを運転者に与える事ができると思いますし、身ももって自覚させる事ができるという意味では、かなり効果はあると思います。もっともその度に人形1体を台無しにするわけですし,あとのお掃除も大変。そう度々できないのがこの研修の欠点といえば欠点でしょうね。

NHK地域スタッフ、バイクを酒気帯び運転…転倒けが

2006-10-05 11:21:58 | Weblog
NHK地域スタッフ、バイクを酒気帯び運転…転倒けが 2006年10月3日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061002i316.htm
 NHKさいたま放送局は2日、同局大宮営業センターの男性地域スタッフ(53)が、酒を飲んでバイクで自損事故を起こし、大宮東署に道交法違反(酒気帯び運転)で摘発されたと発表した。
 同局などによると、このスタッフは、9月29日、勤務後、さいたま市見沼区内のそば屋で、ビール中瓶1本と日本酒2合弱を飲み、午後8時半ごろ、同区大和田町の市道でバイクを運転中に転倒、鎖骨を折るけがをした。同署員が、病院でスタッフの飲酒検査をしたところ、呼気1リットル当たり0・15ミリ・グラム以上のアルコールを検出。同署は今月2日、スタッフから事情聴取して摘発した。
 スタッフは、2004年からNHKと受信料集金業務の委託契約を結び、埼玉県北地域を担当していた。
 NHKさいたま放送局は、「本人に対して厳正に対処するとともに、すべての地域スタッフに指導を徹底する」としている。


 いくらNHKの正規職員ではないとはいえ、地域スタッフが事故を起こしたわけで…これで受信料不払の流れが復活しなければいいのですが…。
 別に自分で勝手にこけて、誰かに迷惑をかけたわけでもありませんし、NHKのことですから、契約解除で終わったつもりにするつもりだと思いますが、地域スタッフとはいえ、NHKの職員として勤務する以上は、服務規程を守ることができるレベルの人材だけを採用するなど、「本人に対して厳正に対処するとともに、すべての地域スタッフに指導を徹底する」といった建前ではなく、具体的にどうするのかを示して欲しいと思います。

5月にも脇見運転で事故・埼玉の園児ら死傷事故容疑者

2006-10-05 01:48:48 | Weblog
5月にも脇見運転で事故・埼玉の園児ら死傷事故容疑者 2006年10月4日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061004STXKD008204102006.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061004i305.htm
 埼玉県川口市で保育園児らの列に脇見運転のライトバンが突っ込み4人が死亡、17人が重軽傷を負った事故で業務上過失致死傷容疑で送検された運送業手伝い井沢英行容疑者(38)=同県栗橋町=が、今年5月にも、脇見が原因で軽自動車に追突する事故を起こしていたことが、4日分かった。
 杉戸署によると、井沢容疑者は今年5月10日午後1時すぎ、同県杉戸町下高野の国道4号で信号待ちをしていた車に追突、けが人はなかった。
 県警によると、同容疑者は助手席のカセットプレーヤーの音楽テープの出し入れをしたり、外を見たりしていたと説明していたという。
 9月25日の川口市の事故でも、井沢容疑者は武南署の調べに「助手席のカセットプレーヤーのテープを入れ替えようとして脇見運転した」と供述している。
 同署は4日午後、井沢容疑者を立ち会わせ、川口市の死傷事故現場で実況見分する。


 例の埼玉県川口市の園児の列に車を突っ込ませたあの井沢容疑者 なんと事故を起こす4ヶ月前にもカセットテープの出し入れをしていて追突事故を起こしていたことが判明しました。
 別にこの事故で4人の幼児の貴重な命が奪われた(他に重体1人、重傷7人、軽傷9人)から言うわけでもありませんが、短期間に同じ理由で事故を起こした場合は、そもそも運転に適性がないとして免許を一生剥奪することはできないのでしょうか。

 勿論交通事故を起こしたから、出所後は車を運転しないことに決めたという人もいますが、半年もしないうちに同じ理由で事故を起こすようでは、全く反省の色が見られませんし、容疑者の性格を考えると、出所後免停期間が終わったら、すぐに車に乗り出しそうです。
 日本では車の運転ができなければ、再就職に苦労するという現実を考慮しても、彼の場合、それでも免許を剥奪するに値する理由を持ち合わせていると思いますし、実際に一生涯剥奪するかどうかは別にしても、せめて法規に『短期間に同様の交通事故を起こした場合で、悪質と認められる場合には、免許を将来に向かって一生涯剥奪できる』旨の規定があっても良いのでは…と思います。

日本の代表アニメ「エヴァンゲリオン」…芸術100選

2006-10-05 01:38:56 | Weblog
日本の代表アニメ「エヴァンゲリオン」…芸術100選 2006年10月3日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061003it12.htm?
 文化庁は3日、日本を代表するアートやマンガなどの作品を集めた「日本のメディア芸術100選」を発表した。
 アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門ごとに、1950年代以降の日本を代表する作品についてインターネットを通して募ったところ、3万3884人から計20万9284票の投票があり、各部門上位25作品が選ばれた。
 アニメーション部門の1位は「新世紀エヴァンゲリオン」で3500票を集め、全部門を通じ最も投票数が多かった。アニメ部門の2位は「風の谷のナウシカ」、3位は「天空の城ラピュタ」で、25作品中7つを宮崎駿氏の作品が占めた。
 アート部門は岡本太郎氏の代表作「太陽の塔」、エンターテインメント部門はインターネットで公開されているアニメ「やわらか戦車」、マンガ部門は高校バスケットボールを題材にした「スラムダンク」が1位となった。
 また、年代別の上位作品も発表され、1970年代のアニメ部門1位は「機動戦士ガンダム」、60年代のマンガ部門1位は「ドラえもん」だった。


 確かに「新世紀エヴァンゲリオン」は主人公達のセリフがちょっとした流行語になったりして、一世を風靡したという印象もありますが、老若男女から受け入れられ愛されている「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」の方が、何度もテレビで再放送されたりして印象に残っていますし、新世紀エヴァンゲリオンのトップは正直意外です。宮崎アニメの場合、いろんな作品(魔女の宅急便とか…)に票が分散してしまったんでしょうね。
 年代別の上位作品は、その当時子供だった方には懐かしい作品ばかりではないでしょうか。

倒産企業に新融資、低利で再挑戦支援・経産省方針

2006-10-05 01:33:56 | Weblog
倒産企業に新融資、低利で再挑戦支援・経産省方針 2006年10月3日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061003AT3S0201Q02102006.html
 経済産業省は、安倍晋三首相が掲げる「再チャレンジ支援策」の一環として、新たな融資や信用保証の制度を設ける方針だ。技術力などがあり再起可能と判断した企業に対し中小企業金融公庫などが低利融資する制度を創設。民間銀行などの破綻企業への融資を促すため信用保証協会が公的信用保証をつけやすくする特例措置もつくる。ただ、安易な利用が広がれば、破綻企業の経営改革が十分に進まない可能性もあり、基準をどう厳格にするかが課題になりそうだ。
 経産省は財務省と調整した上で来年度の実現をめざす。支援制度の対象は営業戦略の失敗で倒産したものの高い技術力を有する企業や、経営が健全なのに取引先の倒産による連鎖倒産に巻き込まれた企業など。中小公庫や民間銀行の担当者が審査し、再起可能と判断することが支援の条件だ。


 会社更生法と民事再生法の大きな違いの一つとして、前者は前経営陣が退陣し、後者は従前の経営者が残る事が大前提になっているため、一般的には会社更生法は(外部から人材を招きやすい)大会社が申請し、民事再生法は現社長がいなくなったら会社が空中分解しかねない中小企業が申請することが多いようです(もっとも、マイカル破綻時に当時の山下社長が民事再生法を申請し、その行為が問題になり辞任に追い込まれたという例外もありますが…)。

 ここで問題にしたいのは、民事再生法を申請して、前の経営陣が残っている企業への取扱い。前経営者が経営の失敗を十分に把握して、健全経営に取り組んでくれるのなら良いのですが、政府系金融機関の場合、どうしてもチェックが甘くなりがち。かといって、あまり融資基準を厳しくし過ぎれば、国の政策が十分伝わらないだけに、倒産企業に低利融資制度を導入するとしたら、その基準をどうするかは中々難しい物があると思いますし、民間金融機関と政府系金融機関とで融資選別のレベルが違うと民業圧迫になる可能性も…。このあたりをどう調整して、基準も統一していくかが、今後の課題になると思います。

酒気帯び運転で接触事故、大分の高校教諭を逮捕 

2006-10-05 01:28:09 | Weblog
酒気帯び運転で接触事故、大分の高校教諭を逮捕 2006年10月1日 
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061001i103.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/1001/SEB200610010019.html
毎日夕刊
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061002k0000m040116000c.html
 大分県警大分中央署は1日、大分市の県立大分商業高教諭(休職中)、高橋徹容疑者(43)(大分市中津留)を道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。
 高橋容疑者は同日午前10時25分ごろ、乗用車を運転中、同市荏隈(えのくま)の市道交差点で、同市内の女性(43)の乗用車と接触事故を起こし、現場でアルコール検知を受けたところ、呼気1リットル中0・4ミリ・グラムが検出された。高橋容疑者は「1日午前2時ごろまで自宅で500ミリ・リットル入りの缶ビール5本を飲み、一度寝てから知人女性宅に行く途中だった」と供述しているという。事故によるけが人はなかった。
 大分商高によると、高橋容疑者は内臓疾患のため、昨年11月に病気休暇を取得し、今年5月からは休職していた。県教委は事実関係を確認し、懲戒免職処分にする方針。


 病気休職しているなら、家で大人しくしていなさい! と一喝したくなる事例ですね。500ミリリットルのビールを5本も飲めば、大概の人間はまともに歩くことも困難になりますし、いくら仮眠をとっても8時間程度では二日酔い状態(体内ではせいぜいビール2本分のアルコールが消化された段階?)になっていてもおかしくないレベル。
 この状態で運転するなんて、危険極まりない行為ですし、なんのために休職させていたのか、その意味も問われそうです。すっかり顔を潰された形になった県の教育委員会が懲戒免職処分を検討しているのも当然だと思いますね。

飲酒警官停職6ヵ月 きょう依願退職-富山

2006-10-05 01:14:14 | Weblog
飲酒警官停職6ヵ月 きょう依願退職-富山 2006年10月04日 北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20061004/577.html
 南砺署の男性巡査長(52)が秋の全国交通安全運動期間中に飲酒運転で摘発された問題で、県警は三日、巡査長を停職六カ月の懲戒処分にする方針を固めた。四日にも処分し、事実関係を発表する。巡査長は同日付で依願退職する。この問題については、明るみに出た一日以降も県警は正式な公表をせず、二日には中川忠昭県議会教育警務常任委員長が、懲戒免職を含めた厳しい処分を求めたほか、三日には石井知事も安村県警本部長に「厳正な対処をしてほしい」と述べていた。
 県警などによると、巡査長は九月二十五日午前九時半に南砺市内の交番での宿直勤務を終え、立ち寄ったコンビニ店で紙パック入りの日本酒を購入。さらにスーパーでつまみの刺し身を買い、そのまま店の駐車場に止めた車内で日本酒を飲んだ。
 その後、車で高岡市内のパチンコ店に移動し、パチンコをした後、同店駐車場で再び酒を飲んだ。
 飲んだ日本酒の量は約五百四十ミリリットル(三合)から七百二十ミリリットル(四合)とみられ、約十キロ車を走らせていた。
 同日午後一時四十分ごろ、帰宅途中に砺波市太郎丸で携帯電話を掛けながら運転していたところを、警ら中の警察官に見つかり、職務質問を受けて酒気帯び運転が発覚。呼気一リットル中から摘発基準の〇・一五ミリグラムを大幅に上回る○・二五ミリグラム以上のアルコール分が検出された。
 調べに対し、巡査長は「酒を我慢できなかった」と話し、辞職の意向を示していた。


 この事件、当初から県警が摘発を公表せず、県議会にも報告しないで、容疑者の氏名も未公表ということで、「県民と議会を軽視している」「議会軽視もはなはだしい。警察に対する県民の信頼感も薄れている」と県議会教育警務常任委員会の中川忠昭委員長が猛抗議。
 「市民オンブズ富山」会員で「謝れない県警―警察はそんなにエライのか」(桂書房)の著者・松永定夫氏(57)も「処分決定まで公表しないのでは、もみ消そうとしたとも受け取れる」と批判。
 県警内部からも「検挙した事実だけでも正式に公表するべきだ」「交通取り締まりがやりにくくなる」と、多方面からその対応を批判する声が出ていたようですが、結局、最期の最期まで身内に甘い処分を押し通しましたね。

 容疑者当人が当初から辞職の意向を示していたから、無理に懲戒免職しなくても…とのいかにも日本的な温情処分のつもりなのでしょうが、この警察官は過去にも酒気帯び運転で懲戒処分を受けている(http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20061004/592.html)ようですし、今回も取り締まる立場にあるはずの警察官が同じ日に二度に渡って飲酒している事実を捉えれば、最低でも諭旨免職扱いにはすべきだったでしょう。この停職6ヶ月という激甘処分は、今後同様な事件が起きた時にも、同レベルの処分がなされる恐れがあり、もしその時に容疑者が辞職を拒否すれば、法的に対抗できない(辞めさせることができない)ことを考慮しても、この判断には問題があるのではないかと思います。


 ちなみに他県では、こんな事案も検挙・逮捕・発表されているようですね。(日付はいずれも9月 YAHOOニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000154-mailo-l16 より引用)

15日 岡山県警巡査部長が午後9時15分ごろ、酒酔い運転して出勤、検挙される。「午後6時半から1時間飲んで仮眠し、出勤した」。県警は4日後に懲戒免職、書類送検したが、監察課は17日の時点で、捜査容疑などを明らかにしている
16日 高松市職員が午前9時過ぎ、運転中に酒のにおいがしたので検査、現行犯逮捕。「前夜ビールをジョッキ3、4杯飲んで寝た」
19日 山梨県身延町教育長が午前5時20分ごろ、酒気帯び運転で検挙。同県警は同日に「近く書類送検」として発表、町も懲戒免職決める
23日 仙台家裁調査官が午前3時40分ごろ、酒気帯び運転で検挙。同僚と飲食し約4時間寝た後、実家に向け運転していた。同家裁は6日後に懲戒処分(本人は依願退職)して発表
27日 京都市内で自転車を飲酒運転していた大学4年生を検挙した、と警察が発表
28日 警視庁交通執行課巡査部長が午後11時5分ごろ、酒気帯び運転で千葉県警に現行犯逮捕される
29日 金沢市課長が午前0時15分ごろ、酒気帯び運転で現行犯逮捕
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8日 千葉県警は、公務員が飲酒運転で事故を起こした場合、逮捕しなくても匿名で発表するよう、対応を強化

早実、駒苫を1―0で制し「夏」に続き優勝・国体高校野球

2006-10-05 01:02:54 | Weblog
早実、駒苫を1―0で制し「夏」に続き優勝・国体高校野球 2006年10月4日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061004STXKD018904102006.html
 今夏の全国高校野球選手権大会で37年ぶりの決勝引き分け再試合を戦った早実(東京)―駒大苫小牧(北海道)の決勝対決は、早実が夏に続く優勝を果たした。
 4日、兵庫県高砂市の高砂市野球場で行われた第61回国民体育大会「のじぎく兵庫国体」の高校野球硬式決勝は7200人の観衆を集めて行われ、早実は斎藤佑樹、駒大苫小牧は田中将大の両エースの投手戦となり、早実が1―0で制した。早実の国体優勝は1977年の第32回大会以来、29年ぶり2度目。
 駒大苫小牧は3連覇を狙った今夏の甲子園大会に続き、国体でも優勝はならず、2000年、01年の第55、56回大会の横浜(神奈川)以来、大会史上3校目の国体連覇を逃した。
 早実は四回に二死二塁から斎藤の右前適時打で貴重な1点を先制した。その後、両チームは走者を出したが、両投手の好投の前に得点できなかった。
 国体の決勝が夏の甲子園大会決勝と同じ顔合わせとなったのは98年に松坂大輔(現西武)を擁した横浜と京都成章(京都)以来6度目。


 甲子園の決勝戦で2日にわたる素晴らしい試合を見せた両チームですが、国体の決勝でも対決する事が決まった時にも驚きましたが、昨日の決勝戦も4回に斉藤投手が放ったタイムリーが決勝点となる1対0のまま、両投手が行き詰る投手戦を演じ、そのまま試合終了となったようで、試合を見に来た人にはさぞかし興奮するゲームだったと思います。
 ちなみに今回の試合。国体の決勝戦では異例の徹夜組(午前6時35分時点で、1057人)まで出て、予定より2時間早い午前7時から開場。7200人の観客席はほぼ満席となったようですね。
 田中投手も楽天入りが決まり、早い時期からの活躍が期待されていますが、早稲田の斉藤投手も大学卒業後はプロ入り希望だとか。4年後のドラフト会議が楽しみですね。