ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

パチンコ店のトイレに拳銃を置き忘れ、捜査中うっかり

2006-10-20 14:33:15 | Weblog
パチンコ店のトイレに拳銃を置き忘れ、捜査中うっかり 2006年10月20日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061019i215.htm
 19日午後3時半ごろ、青森市内のパチンコ店の男性トイレ個室に拳銃が置いてあるのを客が発見し、店に届けた。
 店側が金庫に保管していたところ、午後5時20分ごろになって拳銃を置き忘れた青森県警機動捜査隊の巡査長(35)が来店して回収した。拳銃には実弾数発が装てんされていたが、未使用のまま見つかった。
 県警監察課の調べによると、巡査長は上司と2人で警察車両で捜査活動中だった。午後3時ごろにパチンコ店でトイレを借りた際、拳銃を棚に置き忘れたという。
 巡査長は私服で、腰に拳銃を携帯していたが、紛失に気付いて隊に報告していた。監察課は、内規に抵触するとして巡査長を処分する方針。巡査長は「上司を待たせていたために急いでいた。申し訳ない」と話しているという。



 これ 見つけたお客さんがたまたま良い人で、受け付けたお店の人も金庫に保管して不正を働こうとしなかったから助かったものの、2時間も近くもたってから取りに来るようでは、無事回収できた方が奇跡的でしかありませんし、おまけに実弾数発がはいったままなんて『ぞっ』としない事件です。
 処分は警察内部に任せる(当然厳しい処分を願います)にしても、ホントおかしな人に奪われなくて良かったと思います。

「ごみ袋だけ欲しくて」 ごみ投げ込みの70歳書類送検

2006-10-20 14:30:38 | Weblog
「ごみ袋だけ欲しくて」 ごみ投げ込みの70歳書類送検 2006年10月19日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/1019/NGY200610190004.html
 愛知県警守山署は19日、他人が出した家庭ごみを住宅に投げ込んだとして、同県尾張旭市の無職女性(70)を廃棄物処理法違反の疑いで瀬戸区検に書類送検した。
 調べでは、女性は6月6日から10月10日までの間、4回にわたり、同市内の住宅の庭や花壇に、生ごみなど家庭ごみ計約12キロを不法に捨てた疑い。女性は早朝、散歩中に住宅から約100メートル離れたマンション前から可燃ごみ袋に入ったごみを運び、中身だけ住宅に捨てていたという。
 調べに対し、女性は「無性に可燃ごみ袋が欲しくなった」と話しており、持ち去った袋は、自分のごみを出すのに使ったらしい。今年2月ごろから、30回以上犯行を繰り返したという。


 この事件を最初に聞いたときは、最初は市のゴミ袋有料化に反発している貧乏なお婆さんかと思いきや、なんとなんと自宅だけでなく、敷地内に息子の家を建て、預金も1000万円以上保有している中々裕福な方だとか…。
 ちなみに尾張旭市のゴミ袋は有料化したといっても1枚10円ですし、いくらお金がかかるといっても、自分の手を汚してまで人の家にゴミをぶちまけてゴミ袋を盗む理由なんてありませんし、一種のウサ晴らしのつもりだったのでしょうか。
 夏場の暑い時期に被害に遭った家やその近くを通る人にはたまったものではありませんし、いくら逮捕するほどの罪ではないとはいえ、再発を防ぐ意味でもきっちりお灸をすえるべきケースかと思います

自殺した生徒の実名、週刊新潮掲載 両親が回収求める

2006-10-20 14:27:06 | Weblog
自殺した生徒の実名、週刊新潮掲載 両親が回収求める 2006年10月20日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1020/SEB200610190005.html
 首都圏で19日に発売された「週刊新潮」10月26日号が、福岡県筑前町のいじめ自殺の記事で、亡くなった中2の男子生徒(13)の実名を掲載した。生徒の両親の代理人を務める弁護士は19日、雑誌回収などの措置を求める警告書を新潮社に郵送した。
 同号は生徒の実名のほか、いじめたとされる男性教諭の実名と顔写真も掲載した。
 警告書は「生徒や遺族のプライバシーを著しく侵害するもので、絶対に容認できない」と記し、弁護士は「同じことを繰り返すようなら断固たる法的措置をとる」と批判。記者会見した父親は「新潮社から取材を受けたことはない」と話した。
 同社は「特にコメントしない」と話している。


 この週刊誌は世間一般で『これは許せないぞ!』といった事件には実名報道や顔写真を載せることも躊躇しない事で有名な週刊誌ですが、いじめた男性教諭の実名と顔写真を公表することはともかく、被害者の実名まで公表する必要はないのでは…と私も思います。
 被害者側の弁護士が警告書を発送したのは当然ですし、年間数万部・数十万部も発行している週刊誌が遺族に事件の取材もしないで(勿論氏名公表の許可もとらないで)記事を書くのは、いささか勇み足だったのではないでしょうか。

米譲歩なら6か国復帰、金総書記が唐氏に意向…韓国紙 

2006-10-20 14:05:40 | Weblog
米譲歩なら6か国復帰、金総書記が唐氏に意向…韓国紙 2006年10月20日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061020it03.htm?
 20日付の韓国紙、朝鮮日報は北京発で、中国外交筋の話として、北朝鮮の金正日総書記が19日の中国の唐家セン国務委員との会談で、「米国がある程度譲歩すれば、我々も2国間協議であれ、6か国協議であれ、ある程度、譲歩する」と述べ、米国が金融制裁を解除すれば6か国協議に復帰するとの意向を表明したと報じた。
 北朝鮮はこれまで同協議復帰の条件として、米国の金融制裁の解除を求めており、従来の主張を繰り返したものだ。同紙はさらに、同消息筋の話として「金総書記が核実験について、中国側に申し訳ないとの意向を伝えた」とも報じた。
 唐国務委員は、胡錦濤国家主席の特使として北朝鮮を訪れ、金総書記と会談、同日夜、北京に戻った。会談では胡主席のメッセージを伝えたが、その席で追加核実験の自制と6か国協議への早期復帰などを促したとみられる。


 さすがに『中国を怒らせるのはまずい』と考えたのか、対中国に対しては平謝り状態ですが、他の国に対しては相変わらず強硬な態度を変えるつもりはないようですね。
 今までの言動を変えるつもりは毛頭ないようですし、こちらの陣営も従前のペースで経済制裁への具体的な検討を進め、じわじわとこの国を追い込んでいく(ただし追い詰めすぎない)しか他に取る方法はないのではないかと思います。


関連ニュース
「制裁決議、誠実に履行」韓国大統領…麻生外相と会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061020i103.htm?from=main1
国連安保理の北朝鮮制裁委が始動 委員長決まらず
http://www.asahi.com/international/update/1020/009.html
対北朝鮮、ライス長官が連携要請…中国外相も前向き
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061020it04.htm

中朝関係:唐委員が金総書記と会談 核再実験中止を説得

2006-10-20 14:01:08 | Weblog
中朝関係:唐委員が金総書記と会談 核再実験中止を説得 2006年10月20日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061020k0000m030082000c.html
 中国外務省の劉建超報道局長は19日の定例会見で、唐家セン国務委員(前外相)が北朝鮮を訪問し同日、金正日(キムジョンイル)総書記と会談したことを明らかにした。胡錦濤国家主席の特使として派遣された唐委員は、北朝鮮の核実験に対する国際社会の強い反発を伝えるとともに、再実験に踏み切らないよう説得した。金総書記は中国側に何らかの提案を行った可能性もある。
 金総書記が核実験後、中国要人と会ったのはこれが初めて。ライス米国務長官は20日、北京入りし、李肇星外相らと北朝鮮の核問題について集中協議する予定で、北朝鮮情勢は重大な局面を迎えた。
 18日に平壌入りした唐委員には、金総書記が高い信頼を寄せる戴秉国外務次官(共産党中央外事弁公室主任)、6カ国協議の議長である武大偉外務次官が同行した。
 劉局長によると、唐委員は会談で胡主席のメッセージを口頭で伝えた。胡主席は17日「北朝鮮に国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」と異例の強い調子で北朝鮮を非難した。メッセージは再実験を踏みとどまるように求め、さらに実施した場合、北朝鮮支援の見直しを含めた強い措置を取ることを明言した可能性もある。
 劉局長は「朝鮮半島情勢で重大な変化が発生した中で行われた唐委員らの訪朝は、非常に重要な意義がある」と強調するとともに、関係各国に対して冷静に対応し、情勢を悪化させないよう改めて要求した。

 その結果は次の記事で。

ベトナム首相、北朝鮮制裁決議を支持

2006-10-20 13:58:34 | Weblog
ベトナム首相、北朝鮮制裁決議を支持 2006年10月19日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061019AT2M1900R19102006.html
 来日中のグエン・タン・ズン・ベトナム首相は19日、都内のホテルで日本経済新聞と記者会見し、国連安全保障理事会による北朝鮮への制裁決議について「ベトナムは(ミサイル発射後の決議も含め)国連安保理の二つの決議を支持する。特に核実験後の決議だ」と述べ、決議に含まれる船舶などの貨物検査に協力する意向を示した。
 ベトナムは北朝鮮と外交関係を結んでいる友好国。7月のミサイル発射を受けた安保理決議の後には、米国の要請を受けベトナム中央銀行などが北朝鮮関連の銀行口座を凍結していた。
 一方、日本との経済連携協定(EPA)については「安倍晋三首相との会談で早期の交渉開始を提案したい」と意欲を示した。ベトナムにとって日本は最大の海外直接投資(実行額ベース)の出し手国。日本からベトナムへの政府開発援助(ODA)については「供与国として1位で、全体の30%を占める。日本からのODAはもっとも効率的で感謝している」と述べた。


 ベトナムと言えば、かってのフランスからの独立戦争、そしてアメリカの共産党政権誕生阻止をかけた参戦などもあり、南北統一後は共産党単独政権になっていますが、かねてから独裁政権ではなく集団指導体制をとり、貿易面では中国より積極的で、今回の件でどう動くかが注目されていました。
 結果から言えば中国よりも協力的に船舶の貨物検査にも協力してくれるようですね。ベトナムの場合は、かっては国土が戦場になったことの記憶もあり、北朝鮮とは直接の利害関係が少ない、そして日本との友好関係を崩したくないという判断も働いたのでしょうか。
 どちらにしても、この国が経済制裁に参加してくれることで、北朝鮮には同じ共産圏の国が経済制裁に加わったというプレッシャーを与えることができるでしょうし、実際に経済封鎖もより効果が期待できるのではないかと思います。

大牟田4人連続殺害:妻と二男の2被告に死刑判決

2006-10-20 07:14:58 | Weblog
大牟田4人連続殺害:妻と二男の2被告に死刑判決 2006年10月17日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061018k0000m040002000c.html
 福岡県大牟田市で04年9月に起きた4人連続殺害事件で、強盗殺人罪などに問われた同市桜町の元暴力団幹部、北村実雄被告(62)ら一家4被告のうち、妻真美(47)、二男孝紘(22)両被告の判決公判が17日、福岡地裁久留米支部であった。高原正良裁判長は「冷酷非道、極めて凶悪な犯行で、生命の尊厳を無視する自己中心的な動機に酌量の余地は全くない」として、両被告に求刑通り死刑を言い渡した。両被告の弁護士はそれぞれ控訴を検討している。
 高原裁判長は、真美被告を「動機面の中心的存在」、孝紘被告を「4人全員の殺害を実行した」とそれぞれの役割を認定。真美被告について、被害者の同市小浜町、無職、高見小夜子さん(当時58歳)殺害を考えながら自ら踏み切れずに息子2人を引き入れた点を指摘。「反省が深いことなどを考慮しても刑事責任はあまりに重く、極刑で臨むほかない」と述べた。
 孝紘被告についても「人命軽視の反社会的な価値観が強く、矯正は困難」と指弾。「当時20歳3カ月と若かったことなどを考慮しても刑事責任は重い」と述べた。
 殺害の共謀については、実雄被告は被害者3人、長男孝被告(25)は4人についてそれぞれ認定した。
 同事件の公判は「すべて1人でやった」と主張する実雄被告と全面否認の孝被告を分離。今月24日に論告求刑公判が予定され、判決は来春の見通し。両被告の審理も真美、孝紘両被告と同じ高原裁判長が担当しており、共謀について同様の判断をする可能性が高いとみられる。

▽内藤惣一郎・福岡地検久留米支部長の話 適正な判決と考える。改めて被害者の方々のご冥福をお祈りします。
▽孝紘被告の弁護人の永尾広久弁護士の話 判決は検察側の論告を引き写しただけと言ってよく、大変不満。被告に強く控訴を勧めたい。
◇認定事実
(1)04年9月16日、北村孝紘被告が孝被告と共謀し、高見穣吏さん(当時15歳)を殺害し貴金属を強奪=強盗殺人罪
(2)同18日、真美被告と孝紘被告が実雄被告、孝被告と共謀し▽小夜子さん(同58歳)▽龍幸さん(同18歳)▽原純一さん(同17歳)を殺害し現金を奪う=強盗殺人罪、殺人罪
(3)同日、4被告で共謀し、けん銃を所持し発砲=銃刀法違反
(4)同日、4被告で共謀し、3人の遺体を川に捨てた=死体遺棄罪


 こちらの事件については、その犯行のあまりもの残酷さに、2年たっても事件の詳細をすぐに思い出すことができる方も決して少なくないのではないかと思います。
 死刑も当然の判決かと思いますし、遺族の気持ちを考えるならば、この先高裁、最高裁という形でいたずらに裁判を長引かせるのだけはやめて欲しいと思います。

虐待で乳児重体、男逮捕 実母も治療受けさせず

2006-10-20 07:08:06 | Weblog
虐待で乳児重体、男逮捕 実母も治療受けさせず 2006年10月17日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/061016/sha027.htm
 同居していた女性の生後8カ月だった男児を殴り大けがをさせたとして奈良署は16日、殺人未遂容疑で奈良市芝辻町、上川昌裕容疑者(39)を、保護責任者遺棄容疑で森岡一子容疑者(23)を逮捕した。男児は森岡容疑者の長男。
 調べでは、上川容疑者は9月5日、自宅のマンションで、殺意を持って男児を殴ったり揺さぶったりする暴行を加え、急性硬膜下血腫などのけがを負わせた疑い。男児は現在も意識不明の重体で、後遺症がある可能性が高いという。
 森岡容疑者は、けがを知りながら治療を受けさせず放置した疑い。
 上川容疑者は「暴力を振るった覚えはない」と否認。森岡容疑者は「病院がどこにあるか分からなかった」と供述しているという。
 上川容疑者が男児を風呂に入れた後に、男児の様子がおかしくなったという。森岡容疑者が男児を奈良県生駒市に住む友人の家に連れて行き、友人が119番した。病院が県中央こども家庭相談センターに通報。同センターが虐待の疑いが強いと警察に届けた。
 森岡容疑者は1月に離婚、8月末から上川容疑者と同居していた。


 8ヶ月の赤ん坊を殴り意識不明の重体にするなんて絶対に許せない行為ですし、上川容疑者については、この罪状での最高刑を含めた重い罪を課すことが妥当かと思います。
 それにしても、実の母親までがその赤ん坊をすぐに病院に連れて行かないで、その友人が119番するというのは一体どういうことなんでしょう? 警察が異例の保護責任者遺棄容疑で母親までも逮捕したのもある意味当然だと思います。

確定申告書など書類10万件、東京国税局などが誤廃棄

2006-10-20 07:01:54 | Weblog
確定申告書など書類10万件、東京国税局などが誤廃棄 2006年10月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061016i313.htm?from=main3
 東京国税局など全国の5国税局で、保存期限が残っていた確定申告書など計約10万件の書類を誤って廃棄していたことが16日、国税庁のまとめで分かった。
 申告書の内容が外部に流出した可能性はないという。
 同庁によると、東京のほか大阪、高松、福岡、熊本の各国税局で、納税者が提出した所得税や法人税などの各申告書、相続税に関する決議書の一部を、定められた保存期限より3~1年早く廃棄していた。
 書類を入れた段ボール箱に誤った廃棄時期を記したり、職員が保存期限の計算を間違ったりしていたという。


 確定申告の書類は更正の請求(いわゆる税金の払いすぎを還付してもらう手続)や、逆に税金のとりっぱくれがあったときに、過去に遡って調査する時に必要になりますが、特に個人の場合、申告書のコピーを残している人なんて、ほとんどいないでしょうし、万が一にも税務トラブルがあった時はどうするつもりなんでしょうかねぇ。(主に困るのはとりっぱぐれる税務署や法人の方で個人が困るケースはほとんど考えられませんけどね…)
 多分4年経過の時点で誤って廃棄の手続をとったのだと思いますが、今後はこのようなミスは二度とないようにお願いしたいものです。

酒気帯び乗用車が衝突、オートバイ同乗の女高生死亡

2006-10-20 06:58:47 | Weblog
酒気帯び乗用車が衝突、オートバイ同乗の女高生死亡 2006年10月16日 読売
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061015i314.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200610160169.html
 埼玉県警小川署は15日、同県小川町下横田、運転手田中聡一容疑者(30)を業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。
 調べによると、田中容疑者は15日夕、同県嵐山町内の飲食店でビールや焼酎を飲んだ後、軽乗用車を運転。午後6時ごろ、埼玉県嵐山町平沢の国道交差点で右折しようとした際、直進してきた小川町みどりが丘、大学生中村篤さん(21)のオートバイと衝突した。
 この事故で、オートバイの後部座席に乗っていた嵐山町志賀、県立小川高定時制1年菊池雅子さん(16)が頭を強く打ち、約6時間後に死亡した。中村さんも顔に軽傷。田中容疑者の呼気からは酒気帯び運転の基準(1リットル当たり0・15ミリ・グラム)を超える同0・7ミリ・グラムのアルコールが検出された。


 こちらもやり切れない事件ですね。このケースではお酒を飲んですぐに運転をしていますし、『酔っ払っているとは思わなかった』の言い訳は絶対に通用しないはず。
 飲酒運転になる事がわかった上での確信犯的な行為に対しては、この刑罰での最高刑を含めた厳しい処分が望ましいと考えます。

飲酒乗用車が追突、朝日新聞のアルバイト配達員死亡

2006-10-20 06:53:19 | Weblog
飲酒乗用車が追突、朝日新聞のアルバイト配達員死亡 2006年10月16日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061016ic09.htm
 16日午前3時半ごろ、福岡県前原市荻浦の国道で、同市前原北、朝日新聞販売店アルバイトで中村学園大2年青木佑太朗さん(20)がバイクで新聞を配達していたところ、乗用車に追突され、青木さんは頭などを強く打って間もなく死亡した。
 福岡県警前原署は、乗用車を運転していた同県二丈町、無職浜地達容疑者(34)を業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕、容疑を業務上過失致死に切り替えて調べている。
 同容疑者の呼気から1リットル当たり0・4ミリ・グラムのアルコール分が検出された。


 この時間帯で新聞配達をしているということは、被害に遭われたのはおそらくは新聞配達店に住み込みの新聞奨学生かと思いますが、そんな真面目で日本の将来を背負っていく有望な学生の命を飲酒運転ごときで、奪うなんて絶対に許せない行為です。
 容疑者には、何の罪のないこれからという若者の貴重な命を奪った重大な責任を一生背負わせる意味でも、厳しい処分を望みます。

パートの3割超、サービス残業 職場で重要な戦力に

2006-10-20 06:43:16 | Weblog
パートの3割超、サービス残業 職場で重要な戦力に 2006年10月16日 朝日
http://www.asahi.com/business/update/1015/003.html
 パートタイマーの3割以上が、いくら残業をしても賃金に反映されないサービス残業をこなしていることが、民間最大の産業別労組「UIゼンセン同盟」の調べで分かった。パートは時給で賃金が決まるためサービス残業は発生しにくいとされていた。だが、多くの職場でパートが重要な戦力となる中で、違法な不払い労働が正社員だけでなくパートにも広がっている実態が浮かび上がった。
 流通や繊維、化学などの労組でつくるUIゼンセン同盟は、他の産業別労組に先駆けてパートの労組加入を進めている。調査は今年2~4月にかけ、正社員約1万3000人・パート約6000人の組合員を対象に行った。
 それによると、独身女性のパートの場合、過去数カ月にサービス残業をした人は、労働時間管理の対象となる人(無回答を除く)の40%に及び、月平均のサービス残業時間は10時間に達していた。既婚で夫が正社員の「主婦パート」でも32%の人が月平均8時間のサービス残業をしていた。
 調査担当者は「始業前や終業後にこなす15分ほどのサービス残業が積み重なったケースも多いと見られ、正社員のサービス残業とはまだ深刻さが違うが、本来、ゼロであるべき数字。パートの戦力化が進んで管理職からの圧力が強まったことが背景にある」と話す。
 同じ調査で正社員の場合、男性の58%が月平均26時間、女性だと44%が同15時間のサービス残業をしていた。


 欧米諸国の場合は、パートタイム労働者とは単に働く時間が短いだけで、時間当たりの賃金単価は変わらない、日本で言えば『短時間正社員』のようなものですが、日本の場合のパートは、最初から手軽な労働力扱いで、労働力を提供する側も(特に結婚している人の場合は)社会保険の被扶養者扱いとなる年収130万円未満に自身の年収を抑えるケースが少なくないのではないかと思います。
 とはいえ、こういった働き方も コピー取りとかスーパーのレジ打ちとか本当の意味で簡単な仕事ばかり与えられていた時代は良かったのかもしれませんが、最近は金融機関の現場といった接客系の仕事にもパート職が浸透していますし、そういった仕事だと『時間が来たから はい さようなら』では顧客の方が困ってしまうので、区切りがつくまで仕事をしてもらう という面もあるのでしょうね。
 ただ、何のためにパートというお給料は低いけど 時間の融通の効く仕事を選んでいるのかという視点から考えるならば、パートさんにサービス残業を強いる光景は不自然ですし、契約獲得手当など何らかの形でインセンティブ(実績給)に反映しなければ、長期的にはその方に(転職という形で)逃げられる可能性も否定できないのではないでしょうか
 景気が回復し始めた今は、サービス残業を当たり前と考えている会社程、人材(人手ではなく人材です!)の確保に苦労しているのが現状ではないかと思います。まあ、自業自得と言えばそれまでですけどね…。

派遣社員の割合が正社員の12%に、98年の2倍超す

2006-10-20 06:36:24 | Weblog
派遣社員の割合が正社員の12%に、98年の2倍超す 2006年10月17日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061016AT3S1600A16102006.html
 厚生労働省が16日、2006年の「就労条件総合調査」を発表した。派遣社員を受け入れている企業では、正社員などの常用労働者に対する派遣社員の割合が12.4%となり、1998年の前回調査より6.6ポイント上昇した。
 常用労働者が30人以上いる4416社を対象に調べた。派遣労働は通訳や秘書業務など専門性の高い分野に対象業務が限定されてきたが99年に人材派遣の対象業務が原則自由化され、新たな働き方として選択する人が増えている。
 また1企業が派遣社員の受け入れに使う平均費用は前回調査を約3割上回り、1カ月あたり約7900万円だった。ただ派遣社員1人を受け入れるため企業が派遣会社に払う費用は1カ月約23万円で前回調査より約2割減った。厚労省では「対象業務が広がり賃金が安い傾向がある専門性の低い分野に派遣社員が入ってきたため」(統計情報部)としている。


 厚労省では「対象業務が広がり賃金が安い傾向がある専門性の低い分野に派遣社員が入ってきたため」と遠慮がちなコメントをしていますが、要は15年以上位前までなら総合職とは別に事務要員として一般職を採用していましたが、その枠が軒並み派遣労働者に代わったと捉えたらわかりやすいでしょうか。
 こちらの調査では他にも、週休の形態(完全週休二日制かその他の週休二日制かなど)や年間休日総数、有給の取得状況、変形労働時制・みなし労働時間制・年俸制の導入状況、定年制についてなどのデーターも載せています。転職を考えている人なら、こういった客観的なデーターを自社の状況と比較して見るのも面白いかもしれませんね。

厚生労働省 平成18年就労条件総合調査結果の概況はこちら
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/06/index.html

消防ポンプ車を盗む 容疑の男を逮捕 愛知・岡崎

2006-10-20 06:33:10 | Weblog
消防ポンプ車を盗む 容疑の男を逮捕 愛知・岡崎 2006年10月16日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1016/NGY200610160013.html
 愛知県岡崎市で酒に酔った男が消防ポンプ車を盗み出して事故を起こした事件で、岡崎署は16日、同市北野町、派遣社員木村勝容疑者(39)を盗みの疑いで再逮捕した。
 調べでは、木村容疑者は14日午後10時半ごろ、同県安城市東栄町3丁目の市消防団の分団詰め所に侵入し、消防ポンプ車(100万円相当)を盗んだ疑い。同容疑者はその後、岡崎市内の駐車場で接触事故を起こして逃走し、道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕された。
 同署によると、木村容疑者は同日夜、500ミリリットル入りの缶酎ハイを10本以上飲んだ後だったらしい。調べに対し、「消防車を運転してみたかった」と供述しているという。


 いくらお酒に強い人でも500ミリリットル入りの缶チューハイを10本も飲めば、まず酩酊状態になるでしょうし、シラフでも難しい大型車をアルコールの回った頭で運転しようとすれば、事故を起こし捕まるのも当然です。
 それにしてもこの容疑者 いくら酔っ払っていたといっても、やっても許されることと許されないことがあります。もし、その時に火事が起こって、消防車が出勤できずに、結果死亡者を出したらどう責任を取るつもりだったのでしょうか。 『もうすぐ40になろうとする大の男が何を子供じみた事をしているのだ!』 と一喝したくなります。

韓国が対北朝鮮融和政策見直し、米との外相会談で方針

2006-10-20 06:28:03 | Weblog
韓国が対北朝鮮融和政策見直し、米との外相会談で方針 2006年10月20日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061019i213.htm
 北朝鮮の核実験問題をめぐり、アジア歴訪中のライス米国務長官は19日、ソウルで韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領、潘基文(パン・ギムン)外交通商相と会談し、北朝鮮が2度目の核実験を行うなどより挑発的な行為に出れば「極めて深刻な結果を招く」との見解で一致した。潘氏は、会談後の共同記者会見で、南北経済協力の2大事業である金剛山観光と開城工業団地開発事業について、「国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議に沿って調整を検討する」と述べ、北朝鮮に対する融和政策を一定の範囲内で見直す方針を示した。
 北朝鮮の核実験以来、韓国は安保理決議に支持を打ち出しながら、厳しい制裁実施には難色を示してきたが、北朝鮮包囲網の強化を目指す米国の要請に応じざるを得なくなったものとみられる。
 決議に基づく制裁の焦点になっている貨物検査に関して、ライス長官は「決議の効果的な履行のためにはすべての国が義務を果たすべきだ」と述べ、韓国も関与することを求めた。
 一方、ライス長官は、「米韓同盟は朝鮮半島と北東アジア地域全体の安定と安全保障の柱のひとつだ」と指摘し、韓国の防衛に関する米国の責務を今後も果たし続けると表明した。


 韓国から見れば、同じ民族が住んでいて、しかも国民一人一人にとっても親戚が北朝鮮に住んでいる人も少なくないことから、あまり厳しい経済制裁はしたくないというのがホンネかと思いますが、経済制裁をする上で韓国と中国が事実上の抜け穴的存在になっては十分な効果が見込めませんし、米国の方向性は決して間違ってはいないと思います。
 それにしてもライス長官という人。結構厳しいことを言っている割には、その言動が批判の対象にならないのは、紛争地域に飛び込んでいくことも辞さないその姿勢や、黒人女性初の国務長官であること、同盟諸国に対する配慮の数々といったこともあるんでしょうね。日本の安倍政権には、彼女に匹敵するようなブレーンはいるのでしょうか。