女子学生にセクハラ10回、広島市大教授を懲戒免職 2006年10月6日 読売夕刊
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061006i412.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/1006/OSK200610060044.html
広島市立大は6日、1年2か月にわたって女子学生にセクハラ行為を繰り返したとして、50歳代の男性教授を9月29日付で懲戒免職にした、と発表した。
大学によると、女子学生は2004年8月~05年10月、学外で教授からセクハラ行為を10回受け、05年10月には学内でけがを負わされた。翌月、女子学生が大学側に相談して発覚。大学は双方からの聞き取りで「不適切な行為があった」と認定した。
調査に対して教授は行為の一部を認め、「セクハラの認識はなかった。傷害については深く反省している」と話したという。
記者会見した浅田尚紀学長は「被害者が特定される」として、教授の氏名や詳しい事実関係などを公表しなかった。
学校内でのセクハラはスクールセクハラになるのか、それとも教授という社会的地位を悪用したパワハラになるのか、かなり微妙ですが、1年2ヶ月にわたりセクハラ行為を計10回行い、おまけに暴力を振るったとなれば、懲戒免職処分も致し方ないのでは…という気もしますね。
ただこのようにスクールセクハラが表面化するのは余程ひどいケースばかりというのも現実。学校側もスクールセクハラに危機感を持っている人はむしろ少数派で、裁判に訴えられて慌てるというケースも決して少なくないのだとか…。
企業はセクハラ対策に対して専門の相談室(外部に作らない場合は、人事の女性社員が最初の窓口になるケースが多いようです)を作って、早期発見に努めているところもありますが、そういった事例を参考に、大学も早期の問題発見と対策を取る必要性が高まっているのではないかと思います。
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061006i412.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/1006/OSK200610060044.html
広島市立大は6日、1年2か月にわたって女子学生にセクハラ行為を繰り返したとして、50歳代の男性教授を9月29日付で懲戒免職にした、と発表した。
大学によると、女子学生は2004年8月~05年10月、学外で教授からセクハラ行為を10回受け、05年10月には学内でけがを負わされた。翌月、女子学生が大学側に相談して発覚。大学は双方からの聞き取りで「不適切な行為があった」と認定した。
調査に対して教授は行為の一部を認め、「セクハラの認識はなかった。傷害については深く反省している」と話したという。
記者会見した浅田尚紀学長は「被害者が特定される」として、教授の氏名や詳しい事実関係などを公表しなかった。
学校内でのセクハラはスクールセクハラになるのか、それとも教授という社会的地位を悪用したパワハラになるのか、かなり微妙ですが、1年2ヶ月にわたりセクハラ行為を計10回行い、おまけに暴力を振るったとなれば、懲戒免職処分も致し方ないのでは…という気もしますね。
ただこのようにスクールセクハラが表面化するのは余程ひどいケースばかりというのも現実。学校側もスクールセクハラに危機感を持っている人はむしろ少数派で、裁判に訴えられて慌てるというケースも決して少なくないのだとか…。
企業はセクハラ対策に対して専門の相談室(外部に作らない場合は、人事の女性社員が最初の窓口になるケースが多いようです)を作って、早期発見に努めているところもありますが、そういった事例を参考に、大学も早期の問題発見と対策を取る必要性が高まっているのではないかと思います。