<こんにゃくゼリー>マンナンライフが製造再開、来月販売へ 11月26日
毎日夕刊 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000029-mai-soci
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081126-OYT1T00330.htm
ミニカップ入りのこんにゃくゼリーをのどに詰まらせた幼児が窒息死した事故を受け、10月から製造を中止していた食品メーカー「マンナンライフ」(群馬県富岡市)は26日までに、事故防止策が整ったとして製造を再開した。12月5日から販売を再開する見通し。
同社によると、事故防止策として(1)パッケージの正面に大きく「小さなお子様や高齢者の方は絶対に食べないでください」とのお願いを記載(2)裏面の警告文に「凍らせると硬さが増すので、凍らせないで」と追記(3)個別の包装にも「警告マーク」を記載(4)原料のこんにゃく粉を減らしてゼリーを少し柔らかくする--などの措置を取ったという。
販売を再開するのは「蒟蒻(こんにゃく)畑」(25グラム、12個入り)と「蒟蒻畑ライト」(24グラム、8個入り)のいずれもぶどう味、りんご味、白桃味の計6商品。
同社によると、一連の事故に関して農林水産省から通知を受け、業界3団体と協議した結果、「一口タイプのこんにゃく入りゼリーの事故防止策」をまとめるなどし、警告マークを拡大した商品の製造準備が整ったため、販売再開を決めたという。
こんにゃくゼリー、消費者団体が「販売見送り」求める声明 2008年12月1日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081201-OYT1T00646.htm
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081202k0000m040035000c.html
全国の消費者団体などで組織する「消費者主役の新行政組織実現全国会議(ユニカねっと)」は1日、マンナンライフ(群馬県富岡市)によるこんにゃく入りゼリー製造再開について、「事故の再発の可能性が否定できない」と、製造・販売の見送りを求める声明を発表した。
マンナンライフは、ゼリーをのどに詰まらせたことによる幼児の死亡事故を受け、10月に製造・販売を一時中止。しかし、ゼリーを軟らかくするなどの変更措置を取り、11月25日に出荷を再開した。
声明では、「客観的なデータに基づいて安全性が担保されない限り、安易に製造・販売を行うべきではない」と、公正中立な機関による商品テストの実施を求めている。
また、ユニカねっとは、臨時国会の会期が延長されたことを受けて、消費者庁関連法案の即刻審議入りを求める声明も発表した。
凍らせたこんにゃくゼリーを祖母が孫に与えたことが原因で、孫が窒息死した事件を受けたマンナンライフが、10月からこんにゃくゼリーの製造を一時中止していた件ですが、ゼリーの材質を柔らかくした上で『凍らせないこと』『幼児や高齢者の方に食べさせないこと』を明記した上で12月5日から販売再開することを発表しましたが、今度は消費者団体(ユニカねっと)が『メーカーなどに、安全性が確認されるまで製造・販売を見送るよう求めた』ようです。
う~ん。私にはこの消費者団体(ユニカねっと)は、何がなんでもこんにゃくゼリーという商品を日本から追放しようと企んでいるようにしか見えませんし、マンナンライフの場合、他のいい加減な事業者のように、儲かるからという理由で本業の傍らで生産しているのではなく、まさに会社生命をかけてこの商品を取り扱ってきただけに、品質改良一つとっても真剣度が全く違うでしょうし、万が一にも製造販売中止が長引くようだと、従業員の整理解雇など、ますます地元の雇用情勢を悪化させることにもなりかねないと思います。(もし従業員の雇用が奪われることになったら、この消費者団体さんは会社に代わって同一の賃金水準で、しかも地元で雇い入れてくれるのでしょうか???)
実際、品質改良を施したのだから、『MY OWN RISK(自分の責任)』で食べる方の邪魔をするようなマネまでしなくても良いと思うんですけどね…。
確かに、過去には複数のメーカーから発売されているこんにゃくゼリーで多数の死者が出ていますし、私自身このブログで死亡事故を起こしたのに回収対応が遅いメーカーについて批判的なコメントを書いたこともありますが、今回のケースに限れば、そもそも凍らせて与えるという食べさせ方に問題があったように思いますし、消費者団体(ユニカねっと)の『メーカーなどに、安全性が確認されるまで製造・販売を見送るよう求めた』という言い分一つとっても、仮にチェックをクリアしたところで、『あの調査結果は信用できない』といくらでも時間延ばしはできますし、そんなことをやっている間にもマンナンライフの経営が悪化してしまいます。
要は判断能力のない子供や一部の高齢者が誤って食べることを防げばいいわけで、例えば子供や老人が食べないようにしたいのならば、無認可保育園や民間の老人ホームなどを含めて各種施設で『おやつにこんにゃくゼリーを与えない』ことを監督官庁が徹底指導した上で、違反した施設には罰則を与えるなど、運用面で事故を未然防止する方法はいくらでもあるかと思います。
こういった『なんでもかんでも規制』という動きが強まれば、あらゆる加工食品が規制の対象になりかねません(極端な話、チーズやグラタン、ピザのような商品だって巻き込まれかねないのでは…???)し、私達庶民は戦前のような食生活に今更戻りたいとは思いません。この消費者団体さんも、今がアピールのしどころと意地になっているのかもしれませんが、もう少し常識的な判断というものをして欲しいものですね。
毎日夕刊 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000029-mai-soci
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081126-OYT1T00330.htm
ミニカップ入りのこんにゃくゼリーをのどに詰まらせた幼児が窒息死した事故を受け、10月から製造を中止していた食品メーカー「マンナンライフ」(群馬県富岡市)は26日までに、事故防止策が整ったとして製造を再開した。12月5日から販売を再開する見通し。
同社によると、事故防止策として(1)パッケージの正面に大きく「小さなお子様や高齢者の方は絶対に食べないでください」とのお願いを記載(2)裏面の警告文に「凍らせると硬さが増すので、凍らせないで」と追記(3)個別の包装にも「警告マーク」を記載(4)原料のこんにゃく粉を減らしてゼリーを少し柔らかくする--などの措置を取ったという。
販売を再開するのは「蒟蒻(こんにゃく)畑」(25グラム、12個入り)と「蒟蒻畑ライト」(24グラム、8個入り)のいずれもぶどう味、りんご味、白桃味の計6商品。
同社によると、一連の事故に関して農林水産省から通知を受け、業界3団体と協議した結果、「一口タイプのこんにゃく入りゼリーの事故防止策」をまとめるなどし、警告マークを拡大した商品の製造準備が整ったため、販売再開を決めたという。
こんにゃくゼリー、消費者団体が「販売見送り」求める声明 2008年12月1日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081201-OYT1T00646.htm
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081202k0000m040035000c.html
全国の消費者団体などで組織する「消費者主役の新行政組織実現全国会議(ユニカねっと)」は1日、マンナンライフ(群馬県富岡市)によるこんにゃく入りゼリー製造再開について、「事故の再発の可能性が否定できない」と、製造・販売の見送りを求める声明を発表した。
マンナンライフは、ゼリーをのどに詰まらせたことによる幼児の死亡事故を受け、10月に製造・販売を一時中止。しかし、ゼリーを軟らかくするなどの変更措置を取り、11月25日に出荷を再開した。
声明では、「客観的なデータに基づいて安全性が担保されない限り、安易に製造・販売を行うべきではない」と、公正中立な機関による商品テストの実施を求めている。
また、ユニカねっとは、臨時国会の会期が延長されたことを受けて、消費者庁関連法案の即刻審議入りを求める声明も発表した。
凍らせたこんにゃくゼリーを祖母が孫に与えたことが原因で、孫が窒息死した事件を受けたマンナンライフが、10月からこんにゃくゼリーの製造を一時中止していた件ですが、ゼリーの材質を柔らかくした上で『凍らせないこと』『幼児や高齢者の方に食べさせないこと』を明記した上で12月5日から販売再開することを発表しましたが、今度は消費者団体(ユニカねっと)が『メーカーなどに、安全性が確認されるまで製造・販売を見送るよう求めた』ようです。
う~ん。私にはこの消費者団体(ユニカねっと)は、何がなんでもこんにゃくゼリーという商品を日本から追放しようと企んでいるようにしか見えませんし、マンナンライフの場合、他のいい加減な事業者のように、儲かるからという理由で本業の傍らで生産しているのではなく、まさに会社生命をかけてこの商品を取り扱ってきただけに、品質改良一つとっても真剣度が全く違うでしょうし、万が一にも製造販売中止が長引くようだと、従業員の整理解雇など、ますます地元の雇用情勢を悪化させることにもなりかねないと思います。(もし従業員の雇用が奪われることになったら、この消費者団体さんは会社に代わって同一の賃金水準で、しかも地元で雇い入れてくれるのでしょうか???)
実際、品質改良を施したのだから、『MY OWN RISK(自分の責任)』で食べる方の邪魔をするようなマネまでしなくても良いと思うんですけどね…。
確かに、過去には複数のメーカーから発売されているこんにゃくゼリーで多数の死者が出ていますし、私自身このブログで死亡事故を起こしたのに回収対応が遅いメーカーについて批判的なコメントを書いたこともありますが、今回のケースに限れば、そもそも凍らせて与えるという食べさせ方に問題があったように思いますし、消費者団体(ユニカねっと)の『メーカーなどに、安全性が確認されるまで製造・販売を見送るよう求めた』という言い分一つとっても、仮にチェックをクリアしたところで、『あの調査結果は信用できない』といくらでも時間延ばしはできますし、そんなことをやっている間にもマンナンライフの経営が悪化してしまいます。
要は判断能力のない子供や一部の高齢者が誤って食べることを防げばいいわけで、例えば子供や老人が食べないようにしたいのならば、無認可保育園や民間の老人ホームなどを含めて各種施設で『おやつにこんにゃくゼリーを与えない』ことを監督官庁が徹底指導した上で、違反した施設には罰則を与えるなど、運用面で事故を未然防止する方法はいくらでもあるかと思います。
こういった『なんでもかんでも規制』という動きが強まれば、あらゆる加工食品が規制の対象になりかねません(極端な話、チーズやグラタン、ピザのような商品だって巻き込まれかねないのでは…???)し、私達庶民は戦前のような食生活に今更戻りたいとは思いません。この消費者団体さんも、今がアピールのしどころと意地になっているのかもしれませんが、もう少し常識的な判断というものをして欲しいものですね。