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再選目指す大洲市長宅の庭に模造刀ブスリ、警察に出頭

2009-01-15 18:28:08 | Weblog
再選目指す大洲市長宅の庭に模造刀ブスリ、警察に出頭 2009年1月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090115-OYT1T00211.htm?
 15日午前4時頃、愛媛県大洲市徳森の大森隆雄市長(60)方で、玄関前の庭に入ってきた中年の男が、模造刀(長さ約1メートル)を地面に突き刺してワンボックス車で逃げて行くのを市長の妻(57)が目撃、大洲署に連絡した。
 約30分後、市長宅に男の声で「これから警察に行く」と電話があり、40歳代の男が同署に出頭した。
 妻と、自宅にいた市長にけがはなかった。
 発表によると、当時、門は開けたままで、市長の妻は、犬が激しくほえるため外を確認したところ、男が抜き身の刀を地面に突き刺すのを見たという。
 同市では18日に市長選が告示され、再選を目指す大森市長と、新人の市議が立候補を予定している。



 う~ん…(滝汗 4日後に市長選告示を控えているというのに、候補者宅の敷地に模造刀を就き刺して自首するなんて、候補者に対する脅迫にしか思えませんが、昔のヤクザ映画じゃあるまいし時代錯誤もはなはだしいというか、それで候補者が立候補を断念するとでも思ったのか…(汗
 現役市長として再任を目指す大森隆雄氏に対抗して立候補する有友正本氏陣営への影響は避けられないでしょうし、新市長に当選するのが大森氏でも有友氏でも、市政運営は混乱が続きそうな嫌な予感がします。

「辞めてもらいたい市議は?」市長がネット投票募る

2009-01-15 18:10:01 | Weblog
「辞めてもらいたい市議は?」市長がネット投票募る 2009年1月14日 
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0113/SEB200901130017.html
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090114/lcl0901141321001-n1.htm
 「最も辞めてもらいたい議員は?」。鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が、自身のインターネット上の日記(ブログ)で「インターネット投票」を呼びかけている。昨夏の市長選で初当選して以来、議員定数削減案や教育委員人事案を市議会に否決され続けてきた竹原氏。「思いつき」で投票を考えたというが、議員からは「議会制民主主義を無視している」との批判が起きている。
 ネット投票は竹原氏の12日付のブログにある。市議会の名簿順に議員15人全員(欠員1)の氏名を挙げ、「阿久根市議会で最も辞めてもらいたい議員は?」と投票を呼びかけている。閲覧者が自由に投票でき、投票期間や投票結果を発表するかどうかは作成者が決める。発表しない場合、投票先の内訳は作成者しか分からない。
 市議から転身した竹原氏は昨年8月の市長選期間中にブログで他候補を批判し、市選管の指導などを受けて記述を削除。無所属新顔3人を破り、初当選した。市長就任後、市議会9月定例会に副市長と教育委員の人事案を提出したが、賛成少数で不同意。教育長も退任し、空席のままだ。公約に掲げた自身の給料の大幅削減案や議員定数を16から6に減らす条例改正案も否決されている。
 竹原氏はブログに「議会は時間の無駄」と書き込み、議員を名指しで批判。昨年11月から市議会の解散や自分自身の支持の是非をめぐり投票を呼びかけており、市議会解散では13日午後10時時点で約540人が投票している。ほかに市長としての活動の報告や家族の話題、式辞の全文掲載などもある。
 竹原氏は取材に対し「どのような場であっても、市長も市議も公職なのだから批判されるのは仕方がないものだ。ネット投票はお金もかからないし、思いつきで作っただけ。違法行為ではなく、投票結果が選挙や議会に影響しない」と主張し、市長の立場ではなく個人として投票を呼びかけているという。
 ある議員は「このようなネット投票は議会制民主主義の否定だ。市長の不信任案を検討する時期に来ているかもしれない」と反発。別の議員は「竹原市長が個人的な考えを述べているだけで別に気にする必要もないのでは……」と冷めた見方をしている。

■市長も議員も対等の立場
 平井一臣・鹿児島大学法文学部教授(政治学)話 正確性のないネット投票は傾向を把握する参考材料にもならない。市長が市民の意見を聴く方法として、ただでさえ慎重さが求められるネット投票という手段を使うことに疑問を感じる。権力者である市長が、同じように公職選挙法による選挙の投票で選ばれた議員の去就を市民に問いかけるのはおかしいからだ。市長も議員も投票で選ばれたという点では対等の立場。こういうやり方をしていては、ますます信頼を損なうことになる。「思いつき」というが、思慮が欠けており、問題は非常に大きい。



  鹿児島県阿久根市の竹原信一市長と言えば、昨年8月31日の市長選で、候補者4人のうち、竹原氏が5547票、庵氏が5040票、山田実氏が4401票を獲得するという 近年まれに見る三つ巴の大接戦というだけでなく、当選した竹原氏が選挙期間中にブログで他の候補を批判し、市の選挙管理委員会がブログの削除を求め、竹原氏が指示に従って当該書き込みを削除する時も、『考える事の出来ない連中に付き合うのはバカバカしい限りだが、支持者の不安を解消する為にとりあえず指導に従うことにした』などと、かなり過激な文言で煽るような書き込みをしていた方だけに、数ある選挙戦の中でも印象に残っている戦いでしたし、阿久根市の竹原市長と聞いただけで、『あ~あのお騒がせな人か…』と私自身すぐに思い出したのですが、今度はネット上で「最も辞めてもらいたい議員は?」などという、これまた吃驚するネット投票を行いはじめました。

 う~ん。さすがにこれはどうなんでしょうね…。ネット投票と言うのは、匿名性が確保されるだけに、極端な話、同一人物がインターネットカフェや職場のパソコンなどをはしごしたり、あるいは関西在住の阿久根市とは全く縁のない私でも、おそらくは自宅から面白半分で投票することも可能(県外に転出した阿久根市出身者もいるでしょうし、他県のアドレスから投票できないプログラムはいくらなんでも組み込んでいないものと思います)でしょうし、ましてアンケート欄に議員の実名を出すなど、その議員に対してあまりにも失礼な行為。
 他の『阿久根市議会の定数(現在16人)を何人にすべきだと思いますか。』『市議会議員報酬を日当制(公務の時だけ支給する)について』『竹原信一阿久根市長を支持しますか。』といった項目はともかく、さすがに議員不信任をネットで問うのは、現役市長がやることとしてはあまりにも大人気ないと思います…。

阿久根市長の個人ブログはこちら http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

四女殺害容疑で再逮捕の母 次女、三女の点滴にも水混入が判明

2009-01-15 18:03:00 | Weblog
四女殺害容疑で母を再逮捕、「水道水を点滴に混入」と供述 2009年1月14日 
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090114-OYT1T00543.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0114/OSK200901140066.html
 京都大病院に入院中の五女(1)の点滴に腐敗水を混入したとして母親の高木香織容疑者(35)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、高木容疑者が、約3年前に行ったとされる四女(当時8か月)の点滴への異物混入について、「病室内で、水道から出した水を、注射器を使って混入した」と具体的に供述していることがわかった。
 京都府警は14日、四女に対する殺人容疑で高木容疑者を再逮捕した。
 捜査関係者によると、高木容疑者は2006年3月中旬から4月中旬の間に数回、四女が入院していた岐阜市内の病院の個室病室内で、四女の点滴に、注射器で病室の水道水を混ぜ、殺害した疑い。
 これまでの調べに対し、高木容疑者は、五女の点滴に腐敗水を混ぜる際には、京大病院内で入手した使い古しの注射器や自ら購入した注射器を使ったと供述。動機については「子どもが病気になって付き添って看病すれば、周囲から『大変だね』と声をかけてもらえると思った」と説明したうえ、「四女が死んでしまったので、五女は死なないようにと思っていた」と話し、殺意を否認しているという。

「次女、三女の点滴にも水混入」殺人容疑で再逮捕の母 2009年1月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090114-OYT1T00798.htm
 京都大病院に入院中の五女(1)の点滴に腐敗水を混入したとして母親の高木香織容疑者(35)(岐阜県関市)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、京都、岐阜両府県警は14日、四女(当時8か月)の点滴に水道水を混ぜて殺害したとして、高木容疑者を殺人容疑で再逮捕し、合同捜査本部を設置した。
 高木容疑者は、2001年と04年に死亡した次女(同3歳)と三女(同2歳)にも「入院中、点滴に水を混入した」と認めており、両府県警は2人が死亡した経緯を慎重に調べる。
 発表では、高木容疑者は06年3~4月、岐阜大病院(岐阜市)に肝機能障害で入院していた四女新奈(にな)ちゃんの個室病室内で、点滴回路に数回、注射器で病室の水道の水を混入、同5月5日、殺害した疑い。死因は肺水腫だった。
 4月上旬の血液検査で通常、血中に存在しない細菌数種類が確認され、府警が改めて新奈ちゃんの病室の水道蛇口付近で採取した細菌を鑑定した結果、血中の細菌と一致。肺水腫を引き起こした菌と判断した。
 高木容疑者は「周囲の同情を買うため、子どもを看病する姿を見せたかった」と供述しているが、殺意は否認している。
 医療関係者は、周囲の関心を引くため子どもに意図的に危害を加える「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性を指摘しており、両府県警は、こうした症状と犯行との関連についても調べる。
 捜査関係者によると、次女と三女にも、血中に細菌が混入したとみられる症状があった。また、五女の点滴には水にスポーツドリンクを混ぜて入れた理由について、高木容疑者は「四女が水で死んだので、体への影響が少ないようにと思った」と供述している。
 京都地検は14日、高木容疑者を、五女の事件について処分保留とした。

◆夫「名医頼って駆け回っていた妻が…信じられない」◆
 再逮捕された高木容疑者の夫(49)は14日、岐阜県関市の自宅前で読売新聞の取材に応じ、「信じられない」とショックを隠しきれない様子で語った。
 夫によると、高木容疑者は四女を妊娠中、ウイルスに感染し、医師から「(四女は)障害を持つ可能性がある」と宣告された。誕生直後は異常は見つからなかったが、体重が増えないため岐阜大病院に検査入院させた。その後、四女は高熱を出し、様々な病気を併発し、2006年5月に同病院で死亡したという。
 京都府警が昨年末、自宅から押収した医学書や医学雑誌は、「妻が専門医の話を理解するために買い集めたもの」といい、「我が子の看病に長い時間を費やし、岐阜から横浜、京都まで名医を頼って駆け回っていた」と振り返る。



 この事件については、12月26日付けブログ(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/98e71360dda081a3bcec4939ccb34398)で、『今の日本の医療水準で、二女・三女・四女が相次いで死亡するのは不自然ではないか』と感じていたことを感想に書いたのですが、その後、警察の取調べで、容疑者は死亡した3人の娘に対しても、点滴に水道水を混ぜたことを認めたようです。
 これで、この容疑者の犯行は容疑者に殺意があったかどうかにその焦点も移っていくのだと思いますが、医学書や医学雑誌を熟読して医師顔負けの知識を身に付けているならば、雑菌に対するリスクについても知っていて当然ですし、私は、この容疑者が代理ミュンヒハウゼン症候群などという病気で罪を逃れるようなことは、不幸にして命を奪われた3女児のためにも、絶対に許されてはならないと思いますが、裁判所はどのような判断を下すのでしょうか…。
 このような子供の虐待事件の報道を聞くたびに、『子供は親のおもちゃじゃない!!!(怒』と声を大にして叫びたくなります。

通信機器大手ノーテル、米連邦破産法を申請 

2009-01-15 09:12:03 | Weblog
通信機器大手ノーテル、米連邦破産法を申請 2009年1月15日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090114AT2M1403J14012009.html
ロイター http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35864920090114
 カナダの通信機器大手ノーテル・ネットワークスが14日、米連邦破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し事実上、経営破綻した。ノーテルは北米最大の通信機器メーカーだが、金融危機などに伴う市場低迷と資金調達環境の悪化に伴い、資金繰りが行き詰まった。
 米メディアによるとノーテルの負債総額は36億ドル(約3200億円)以上とみられる。ノーテルは通信会社による設備投資抑制や中国メーカーとの価格競争から業績が悪化、昨年9月末時点で約11億ドルの債務超過に陥っていた。金融危機に伴い新規の資金調達が難しくなる中、大規模な負債の返済期限が迫り、自力での再建を断念した。
 ノーテルは今後、連邦破産裁判所の承認を得た上で再建計画を策定。事業を継続しながら再生を目指す。




 ノーテル・ネットワークスと言えば、元々はカナダ・ベルの製造部門が1895年にスピンオフしたノーザン・エレクトリック・アンド・マニュファクチュアリング・リミッッテドという会社がその起源となる1世紀以上の歴史ある企業で、最盛期にはトロント証券取引所の全企業の時価総額の3分の1を上回るカナダを代表する企業だったのですが、1年間で株価が97%も下落して、11月10日に発表された第3四半期決算で34億ドルの赤字を計上。全従業員約3万人のおよそ5%にあたる1300人の人員削減を発表していたのですが、12月11日には、株価が上場維持基準を下回り「向こう6カ月以内に株価を1ドル以上に 戻せなかった場合、上場廃止になる」との通知をニューヨーク証券取引所から受け、その頃から破産法の適用申請も含めて再建策を検討。
 結局、今月15日に支払うはずの1億0700万ドルの利払期日を直前に「短期的な資金はあるが、中期的な見通しは継続企業として存続が難しい」と判断し、米連邦破産裁判所に連邦破産法11条を申請する道を選んだようです。
 う~ん。まさかあのノーテルが…。吃驚しすぎてこれ以上の言葉が出ませんね…。