15日の欧州株式市場 2011年03月16日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT886253020110315
<ロンドン株式市場>
続落。FT100種総合株価指数は15週間ぶりの安値で引けた。福島の原発事故が嫌気された。
FT100種総合株価指数の終値は79.96ポイント(1.38%)安の5695.28。
ガルバン・リサーチのトレーディング部長、エド・ウルフィット氏は、日本での状況が市場を支配していると指摘。「福島の原発事故については、核汚染の観点から状況はかなり悪化しているとみられる」と述べた。
鉱山株が値下がりしたほか、日本で高級ブランド需要が減退するとの見方から、バーバリーが1.2%下落した。
<欧州株式市場>
続落し、FTSEユーロファースト300種指数は終値で、昨年11月末以来の安値をつけた。東日本大震災による原発事故をめぐる懸念から、リスク資産を手放す動きが高まっている。
FTSEユーロファースト300種指数は24.68ポイント(2.22%)安の1084.70。
DJユーロSTOXX50種指数は67.91ポイント(2.38%)安の2784.20。
震災の影響で、日本での需要が減退するとの見方から、高級ブランドメーカーの株価が続落。PPRは5.3%安となった。
リシュモンは3.7%安、アディダスは3.1%安。 幅広い銘柄に売りが出たものの、再生可能エネルギー株は値上がりし、ノルデックス、ソーラーワールド、Qセルズは16.7─23.3%上昇した。
日本の株安が連鎖したのか、はたまた原発に対する不安が一気に高まったのか、14日の欧州株式市場も大幅下落。とりわけドイツは3%を超える下落、フランスも2%半の下落。
英FTSE100は、序盤に前日終値(5775.24ポイント)よりも100ポイント程安い5675ポイント近くまで下げ、午前8時半頃に一旦5700ポイントを超える場面もあったものの、午前10時過ぎに一時5591.59ポイントまで下落。その後午前11時過ぎに5670ポイント近くまで回復した後、13時過ぎに5620ポイント近辺まで調整するも、中盤以降は回復トレンドで推移して、結局終値ベースでは先週末比79.96ポイントで終了(1.38%安)。独仏と比べれば(あくまでも下落率レベルの単純比較ですが…)下落率は比較的緩やかで終了しました。
3%以上下落した銘柄だけでも、フレスニロが4.40%安、インターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループが3.96%安、
エッサール・エナジーが3.56%安、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシーズが3.54%安、リード・エルゼビアが3.24%安、インベステックが3.22%安、プルデンシャルが3.20%安、オールド・ミューチャルが3.16%安、スタンダードライフが3.13%安。
銀行株も全銘柄で下落しましたが、独仏と比べると下落幅は緩やかで、スタンダードチャータードが1.63%安、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが1.08%安、バークレイズが0.87%安、HSBCが0.62%安、ロイズバンキンググループが0.41%安でした。
一方、衣料小売りのネクストが1.98%高。
独DAXは、前日終値(6866.63ポイント)よりもいきなり200ポイント近く安い6668.99ポイントでスタートし、直後から午前9時半過ぎまで6700ポイント近辺で推移していたものの午前11時少し前から再び下落が止まらず、一時6483.39ポイントまで下落。その後正午過ぎに6600ポイント超えした後、14時半過ぎに6520ポイント近辺まで調整するなど3時過ぎまでは伸び悩んでいましたが、終盤回復トレンドで推移。それでも、終値ベースでは前日比218.97ポイントの大幅安となる6647.66ポイントで終了(3.19%安)しました。
30全銘柄で下落し、うち3%以上下落した銘柄だけでも、ルフトハンザ航空が5.89%安、K+Sが4.40%安、インフィニオン・テクノロジーズが4.36%安、リンデが4.39%安、マンが4.18%安、ドイツポストが4.12%安、独メルクが4.06%安、BASFが4.02%安、ダイムラーが4.02%安、ティッセン・クルップが3.82%安、フォルクスワーゲンが3.75%安、フレゼニウス メディカル ケアが3.71%安、RWEが3.60%安、バイエルが3.55%安、メトロが3.53%安、SAPが3.36%安、フレゼニウス メディカル ケアが3.23%安、アディダスが3.08%安、バイヤスドルフが3.03%安。
銀行株も、ドイツ銀行が3.75%安、コメルツ銀行が2.40%安でした。
仏CAC40は、前日終値(3878.04ポイント)よりも85ポイント程安い3793.95ポイントでスタートし、午前9時半過ぎに3820.79ポイントまで上げる場面もあったものの、午前10時半前と午前11時前に3725ポイント割れし、正午過ぎに一旦3760ポイント超えするも、午後2時半頃に一時3713.07ポイントまで下落しましたが、終盤は回復トレンドで推移。それでも、終値ベースでは前日比97.19ポイント安い3780.85ポイントで終了(2.51%安)しました。
40全銘柄で下落となり、うち3%以上下落した銘柄だけでも、PPRが5.29%安、STマイクロエレクトロニクスが4.64%安、エアリキッドが3.69%安、キャップジェミニが3.32%安、サノフィ・アベンティスが3.24%安、ヴェオリア・エンバイロメントが3.01%安、エシロール・インターナショナルが3.00%安。
金融株も、ナティクシスが4.16%安、クレディ・アグリコルが3.61%安、ソシエテ・ジェネラルが3.49%安、アクサが3.04%安、BNPパリバが2.09%安。
欧州ローカル市場も、アイルランドが2.62%安、ポルトガルが1.01%安、スペインの2市場がIBEX35が0.83%安&MAマドリードが0.79%安。
他、ベルギーが3.05%安、スイスが2.76%安、オランダが2.31%安、ノルウェーが1.88%安。
北欧3市場も、ストックホルムが2.40%安、コペンハーゲンが2.36%安、ヘルシンキが1.02%安となるなど 全面安しかも大幅下落となっています。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT886253020110315
<ロンドン株式市場>
続落。FT100種総合株価指数は15週間ぶりの安値で引けた。福島の原発事故が嫌気された。
FT100種総合株価指数の終値は79.96ポイント(1.38%)安の5695.28。
ガルバン・リサーチのトレーディング部長、エド・ウルフィット氏は、日本での状況が市場を支配していると指摘。「福島の原発事故については、核汚染の観点から状況はかなり悪化しているとみられる」と述べた。
鉱山株が値下がりしたほか、日本で高級ブランド需要が減退するとの見方から、バーバリーが1.2%下落した。
<欧州株式市場>
続落し、FTSEユーロファースト300種指数は終値で、昨年11月末以来の安値をつけた。東日本大震災による原発事故をめぐる懸念から、リスク資産を手放す動きが高まっている。
FTSEユーロファースト300種指数は24.68ポイント(2.22%)安の1084.70。
DJユーロSTOXX50種指数は67.91ポイント(2.38%)安の2784.20。
震災の影響で、日本での需要が減退するとの見方から、高級ブランドメーカーの株価が続落。PPRは5.3%安となった。
リシュモンは3.7%安、アディダスは3.1%安。 幅広い銘柄に売りが出たものの、再生可能エネルギー株は値上がりし、ノルデックス、ソーラーワールド、Qセルズは16.7─23.3%上昇した。
日本の株安が連鎖したのか、はたまた原発に対する不安が一気に高まったのか、14日の欧州株式市場も大幅下落。とりわけドイツは3%を超える下落、フランスも2%半の下落。
英FTSE100は、序盤に前日終値(5775.24ポイント)よりも100ポイント程安い5675ポイント近くまで下げ、午前8時半頃に一旦5700ポイントを超える場面もあったものの、午前10時過ぎに一時5591.59ポイントまで下落。その後午前11時過ぎに5670ポイント近くまで回復した後、13時過ぎに5620ポイント近辺まで調整するも、中盤以降は回復トレンドで推移して、結局終値ベースでは先週末比79.96ポイントで終了(1.38%安)。独仏と比べれば(あくまでも下落率レベルの単純比較ですが…)下落率は比較的緩やかで終了しました。
3%以上下落した銘柄だけでも、フレスニロが4.40%安、インターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループが3.96%安、
エッサール・エナジーが3.56%安、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシーズが3.54%安、リード・エルゼビアが3.24%安、インベステックが3.22%安、プルデンシャルが3.20%安、オールド・ミューチャルが3.16%安、スタンダードライフが3.13%安。
銀行株も全銘柄で下落しましたが、独仏と比べると下落幅は緩やかで、スタンダードチャータードが1.63%安、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが1.08%安、バークレイズが0.87%安、HSBCが0.62%安、ロイズバンキンググループが0.41%安でした。
一方、衣料小売りのネクストが1.98%高。
独DAXは、前日終値(6866.63ポイント)よりもいきなり200ポイント近く安い6668.99ポイントでスタートし、直後から午前9時半過ぎまで6700ポイント近辺で推移していたものの午前11時少し前から再び下落が止まらず、一時6483.39ポイントまで下落。その後正午過ぎに6600ポイント超えした後、14時半過ぎに6520ポイント近辺まで調整するなど3時過ぎまでは伸び悩んでいましたが、終盤回復トレンドで推移。それでも、終値ベースでは前日比218.97ポイントの大幅安となる6647.66ポイントで終了(3.19%安)しました。
30全銘柄で下落し、うち3%以上下落した銘柄だけでも、ルフトハンザ航空が5.89%安、K+Sが4.40%安、インフィニオン・テクノロジーズが4.36%安、リンデが4.39%安、マンが4.18%安、ドイツポストが4.12%安、独メルクが4.06%安、BASFが4.02%安、ダイムラーが4.02%安、ティッセン・クルップが3.82%安、フォルクスワーゲンが3.75%安、フレゼニウス メディカル ケアが3.71%安、RWEが3.60%安、バイエルが3.55%安、メトロが3.53%安、SAPが3.36%安、フレゼニウス メディカル ケアが3.23%安、アディダスが3.08%安、バイヤスドルフが3.03%安。
銀行株も、ドイツ銀行が3.75%安、コメルツ銀行が2.40%安でした。
仏CAC40は、前日終値(3878.04ポイント)よりも85ポイント程安い3793.95ポイントでスタートし、午前9時半過ぎに3820.79ポイントまで上げる場面もあったものの、午前10時半前と午前11時前に3725ポイント割れし、正午過ぎに一旦3760ポイント超えするも、午後2時半頃に一時3713.07ポイントまで下落しましたが、終盤は回復トレンドで推移。それでも、終値ベースでは前日比97.19ポイント安い3780.85ポイントで終了(2.51%安)しました。
40全銘柄で下落となり、うち3%以上下落した銘柄だけでも、PPRが5.29%安、STマイクロエレクトロニクスが4.64%安、エアリキッドが3.69%安、キャップジェミニが3.32%安、サノフィ・アベンティスが3.24%安、ヴェオリア・エンバイロメントが3.01%安、エシロール・インターナショナルが3.00%安。
金融株も、ナティクシスが4.16%安、クレディ・アグリコルが3.61%安、ソシエテ・ジェネラルが3.49%安、アクサが3.04%安、BNPパリバが2.09%安。
欧州ローカル市場も、アイルランドが2.62%安、ポルトガルが1.01%安、スペインの2市場がIBEX35が0.83%安&MAマドリードが0.79%安。
他、ベルギーが3.05%安、スイスが2.76%安、オランダが2.31%安、ノルウェーが1.88%安。
北欧3市場も、ストックホルムが2.40%安、コペンハーゲンが2.36%安、ヘルシンキが1.02%安となるなど 全面安しかも大幅下落となっています。