ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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造幣局「桜の通り抜け」を4時間短縮 被災者に配慮

2011-03-30 05:17:22 | Weblog
造幣局「桜の通り抜け」を4時間短縮 被災者に配慮 2011年3月29日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0329/OSK201103290003.html
 独立行政法人・造幣局(大阪市北区)は28日、春の恒例行事「桜の通り抜け」を4月14~20日に開催すると発表した。東日本大震災の被災者への配慮や東京電力の計画停電を踏まえ、ライトアップを中止。夜は例年より4時間短縮し、午後5時までとする。
 造幣局は中止を検討したものの、「多くの人に親しまれた行事」として開催を決定した。過去5年は期間中に平均約70万人が訪れたが、ライトアップ中止で見物客が2~3割減る可能性があるという。
 会場は大阪市北区天満1丁目の造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行(約560メートル)。128品種352本で、今年は白色の花を咲かせる「伊豆最福寺枝垂(いずさいふくじしだれ)」が加わった。平日は午前10時~午後5時、土・日は午前9時~午後5時。問い合わせはハローダイヤル(050・5548・8686、午前8時~午後9時)。会場には、東日本大震災の被災者支援を目的とした募金箱が設置される。

京都御所、春季一般公開の展示や催事一部中止 2011年03月23日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110323000156
 宮内庁京都事務所は23日、東日本大震災を受け、4月6日から始まる京都御所(京都市上京区)の春季一般公開の展示や催事の一部を中止すると発表した。1946年から始まった一般公開で初めて。中止するのは、人形を用いた「花宴(はなのえん)」や「朗詠」の再現展示のほか、9、10両日に予定していた雅楽や蹴鞠(けまり)など。



 う~ん。電力を大量に消費するテーマパークのアトラクション施設ではなく桜のライトアップですし、夜桜見物狙いの大阪府外からの観光客も多いことを考えると、電力を融通することが難しい以上は、むしろ自粛ムードが強化されることで、近隣の消費が落ち込むデメリットの方が大きいのではないか…という気もしなくもないのですが、京都御所の一般公開でさえ、(別に電力を消費するわけでもない)雅楽や蹴鞠行事などが中止されるなど自粛ムードが強まる中、この流れも避けられないのでしょうか…。
 まあ、自粛ムードが強まる傾向そのものは今の社会情勢では避けられない傾向としても、あまりこの動きが強まり過ぎるようだと、日本経済全体が自粛ムードが強まり過ぎるあまり観光業界全体の景気にまで影響しかねませんし、仮にライトアップそのものを中止するとしても、今の時期なら18時頃までは日中でも桜並木を楽しめそう…。
 ライトアップは無理でも、閉館時間だけでももう少し融通が利かないものかな…と思います。