３年目の住宅見学会

　今日はNPO法人家づくりの会の住宅見学会を開催しました。
府中市の３年前に完成した２４坪の家。
「どんな人が３年もたった家を見たがるのかしら？」家主の姪の言葉。
「毎月必ず見学会をする」と代表の一言で、自主的な見学会が義務化されてしまいました。
建て主さんは必ずしも見学会を受け入れてはくれません。
近ごろの物騒な世情では、見ず知らずの人の見学会はますます難しくなります。

それで姪に無理を頼み込みました。
快諾してくれたものの玩具や生活用品が溢れ、汚れが目立つし心配。
見学開始の３時間前に掃除をする気で行きました。
姪は前々からワックスを掛けたり、土間の水洗いをしたり頑張っていました。
着くと玩具などが散乱、掃除もまだでした。
まずは子供の手を引いて、茶話会用の飲み物を近所に調達。
ゆっくり戻ってくると、室内は奇麗に片づき、掃除も完了。
姪ながらあっぱれな主婦ぶり、見直しました。

定刻には三々五々見学者が集まり定員の１０人。
２４坪１４２０万円で出来た家を熱心に見学。
ローコスト故の自主施工「室内塗装」「壁の和紙張り」「外のタイル・おはじき模様」をパソコンの写真ソフト「Ninja 2」で説明。
ほとんどの方の興味の対象はやはり「自主施工」
「何処を自主施工したいですか？」
入会したばかりの人は「自分で出来ることはなんでもやってみたい」
意欲満々でした。

和やかにお茶の時間を過し、雨の前にお開きになりました。
皆さんお疲れさまでした。

無事見学会が終わったことに感謝。
夕方からは雷と土砂降りの雨でした。