日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

大事に住まってくれて感謝

2007-03-01 | 仕事・建物
先日引渡し後15年のお宅に寄って見た。
お施主さん夫婦と成人されたお子達の5人家族の家
お嬢さん達の通勤に便利なように郊外から杉並に越された。

数年に一度連絡が入るくらいで他は年賀状のお付合いだった。
その間ご夫婦が無くなり、今はお子達2人の住まいになっている。
仕事先とおなじ駅なので寄り道をした。
一目見て胸をなで下ろす。
きれいに手入れされて、ゴミ一つ落ちていないアプローチ
私の計画したそのままに整備されている。
地下車庫は空なので車を手放したか通勤に利用しているのか
駅から3分の立地なので必要はなさそうだ。

車庫の上の狭い庭には金柑がたわわに実り
開いたスペースにはブドウか藤か棚に蔓が絡んでいる。
外壁は塗り替えたようで、完成当初の色合いとは少し違っていた。

子どもだけの住まいになって荒れてはいないかとの心配は無用。
建築中には若者だったお子達も中年にさしかかっているのだろう。

少しの間親になったような気分で眺めていた。
筑後何年経っても忘れる事は無い私のお施主さん達
大事に住まってくれて本当に嬉しい。
感謝感激な一時だった。

写真は今を盛りの「アケボノアセビ(曙馬酔木)」
コメント
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