日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「海のエジプト展」へ

2009-09-04 | 趣味・遊び
横浜のみなとみらいで開催されている「海のエジプト展」に行った。
古代エジプトはアブシンベルの移設頃から興味があって
雑誌やテレビで報道される度に観ていたが
数年前から王家の谷やピラミッド周辺の発掘が盛んになり
テレビ番組も増えていた。

今回はいつになく大規模な展示で入場料2300円(見た後にはガテン!)
高いと文句言いつつネットの前売りを手に入れた。



会場のパシフィコ横浜は平日の午前というのにかなりの混雑振りだ。
フランスの海洋考古学者が現代の探査技術を駆使し
進化した潜水技術者を揃え、並々ならぬ労力と繊細さを総動員して
海底の泥と格闘して水から上げた紀元前の遺産の数々を展示した。

まずは入口の水紋を踏んで遊び
海の底を演出してある開場をめぐる。
「なんで地下会場なのだ?」思いは一瞬で納得する。
石のスフィンクスが何体もあり、綺羅星のように輝く金かと思うと
見上げると首が痛くなりそうな巨像
発掘の苦労と喜びを想像するとそれだけで一生物の感動が味わえそうだ。

人の背中について進んだり
遠くから眺めやったり、時間はあっという間に進む。
もう少しの場所でヘタリ椅子に座り込む
(最近は会場に休む椅子が置かれていてありがたいこと)
途中途中にイヤホンガイドの案内ヶ所と
液晶画面で発掘状況を見られる親切な案内

最期のバーチャル体験シアターで大画面の紀元前のアレクサンドリアを移動俯瞰し
海底泳ぐようにを体感できて満足満足

しかし、もう一歩
スフィンクスが建物の何処に置かれ
ファラオの像がどのように立てられていたか?
出来うればフラットな屋根を持つ建物のリアルCGが欲しかった。



3時間もの時間を経過しお腹はぺこぺこ
上階の横濱ミルクホールでオリジナルエジプトカレーを食べる。
少し辛めのカレーの上にエジプト特産のモロヘイヤが置かれ
ネットリした食感はなかなかのもの。



「海のエジプト展」だから横浜の海を見なくては・・と
海辺に下りると、気圧の谷の通過か、どんより曇った下の海もどんより波立ち
アレクサンドリアの海のように(?)彼方に橋(レインボーブリッジ)が見え
左手には風車、アレクサンドリアには巨大な灯台があったのはあの辺りか?
気分はエジプトへ
だが、海面を見ると潜る気分になれない
アレクサンドリアもこんなどんよりした海だったのだろう・・

さあ次は上野の「トリノ・エジプト展」GO!!へ

「海のエジプト展」
コメント
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