日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

谷川・水上の建物

2018-08-24 | 自然・風景
谷川の3日目
台風20号の影響で曇り時々雨の一日

町営の「わくわく号」で水上町を行ったりきたりした。

まずは、吉村順三の遺作「天一美術館」へ 



銀座の高級天ぷら屋「天一」の前オーナーのコレクションの美術館
1997年開館

谷川温泉界隈は坂道ばかり
さらに階段を上がった先に静かに佇む
熊谷守一、岸田劉生、ピカソ、セザンヌ、ロダン
浮世絵から陶器まで4つの部屋に展示されたいた。

二方向をめぐる池を見ながら進める
静かな場所に少ない見学者(5人だけ)

広い庭先



大きなミズスマシ



菱川師宣の見返り美人の原作と思われる浮世絵や
深い色の青磁茶碗が印象的だった。


わくわく号で利根川の下流へ移動して
水上町の歴史民族資料館へ
隣の「旧戸部家住宅」中を見たかったものの
「雨漏りがひどくて漏電の危険性があるので開けられません」と
公開中止



棟の近くが陥没していて雨が漏る事必定
旧住宅ばかりでなく民族資料館も傷み放題
廃屋かと思われるコンクリート施設が使われていたり
インフラにお金をかけられない事情があるらしい。

温泉街の大きな旅館のテラスにも木が繁ったり
華やかな時代の遺産が悲惨な状況になっていた。
コメント
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