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世界選手権2013男子SP(速報)

2013年03月14日 11時34分51秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2013男子ショートプログラムが始まった
 またストリーミングを探すのに手間取って、1番滑走を見逃したけど^^;
 今大会の出場に必要だったミニマムポイント(技術点)は32点。選手たちのレベルを見る参考に。

<Group 1>
 アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン)は間に合わなくて見てない。59.14。
 ヨリック・ヘンドリクス(ベルギー)・・・緊張してる感じだけどまあまあかな? 62.04。
 キム・ルシーヌ(モナコ)・・・「Moanin'」♪でカッコよく決めたかったが、完璧とはいかず。ルックスはなかなかいいんだけど 57.35。
 クリストファー・カルーザ(フィリピン)・・・世界ジュニアで後輩のマルティネス選手が活躍したが、やはり先輩のほうが滑りは成熟している。ジャンプで回転が足りずに下りてオーバーターンがあった。49.15。
 ヴィクター・ファイファー(オーストリア)・・・曲は「月光」。高橋大輔と同じ曲だが、プログラムを通して静かなパートを使っている。アクセルでちょっと乱れたが、スケーティングが今季はかなり滑らかになり、面白い姿勢のスピンが魅力。64.10。
<Group 2>
 アンドレイ・ロゴジン(カナダ)・・・地元の声援を受けて力強く滑る。トリプルアクセルでステップアウトしたが、3回転+3回転のコンビネーションとソロ3回転はきっちり。67.35。
 ヤコフ・ゴドロチャ(ウクライナ)・・・ヨーロッパ選手権に出ていた若い選手。トリプルアクセルでちょっと乱れたが、ほかのジャンプはOK。リズムに乗って元気よくステップを踏むが、スピンは少しよろけちゃった^^; でも転倒もなく満足そう。61.88、シーズンベスト。
 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)・・・セーラー(水兵)服で軽快に踊るが、つなぎで転倒 
でもめげずに最後まで元気があったおかげか、57.53でシーズンベスト。
 パオロ・バッキーニ(イタリア)・・・ヨーロッパ選手権では残念な結果だったが、今回は悪くなかった アクセルはダブルになったくらい。60.31。
 ポール・ボニファチオ・パーキンソン(イタリア)・・・2010年までカナダ所属だった選手。トリプルアクセルでステップアウトと、単独ジャンプが1回転とちょっと残念。51.54。

 パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ)が棄権したので、少し時間が早まっている。
 整氷の間に、またスクリーンでインタビュー映像が流れる。

<Group 3>
 マチェイ・チエプルチャ(ポーランド)・・・名前の読み方がこれでいいのか、あとで確認します^^; ジャンプは3回転ループとかダブルアクセルと難度は高くないが、ブルースに乗せて全ての要素を丁寧に決めノーミス。満足そうなフィニッシュで、60.96は自己ベスト更新。
 ロナルド・ラム(香港)・・・2010年までカナダ所属だった選手。生まれは香港なので、小さい頃に移民したと思われる。香港の男子選手は今まで予選敗退がほとんどだったので、今回ミニマムポイントをクリアしての出場は嬉しい 冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、コンビネーションを決めて動きがよくなった。57.94。
 キム・ジンソ(韓国)・・・トリプルアクセル、3回転(たぶん)ルッツを豪快に決めたが、コンビネーションは惜しくも両手をついた。フラメンコでスピード感にあふれる演技。60.75で自己ベスト。
 ゾルタン・ケレメン(ルーマニア)・・・軽快な曲でユーモラスな感じ。ジャンプはぎりぎり? 58.24、シーズンベストは出た。
 ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)・・・まだ19歳。冒頭に目の覚めるようなトリプルアクセルを決め、ほかのジャンプも頑張って下りた。タンゴを情熱的に演じて拍手をもらう。65.33。
 ユストゥス・ストリード(デンマーク)・・・こちらはマンボ♪ トリプルアクセルはじめジャンプを全部下りて、ステップもいい感じ。本人大満足の63.25

<Group 4>
 アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)・・・ジャズのピアノ曲で、冒頭のコンビネーションを決めたがトリプルアクセルはちょっとだけオーバーターン。単独ジャンプがステップアウトで口惜しそうだけど、滑りが大人っぽくなった。68.32。
 ペーター・リーベルス(ドイツ)・・・ジャンプをしっかり決めて堅実にまとめ、フィニッシュでガッツポーズ。71.20の自己ベストでトップに立つ。
 マクシム・コフトゥン(ロシア)・・・ロシア期待の17歳でジュニアグランプリファイナルチャンピオン。五輪枠獲得が彼一人の肩にかかってるが、、、4回転を予定していた(かもしれない)コンビネーションのファーストが3回転になり、セカンドが1回転になるミス。トリプルアクセルを決めてからはなんとか立て直す。65.85。
 マックス・アーロン(米)・・・4回転サルコウ+2回転トウループ決まった!ルッツも後半のトリプルアクセルもばっちり、いうことない?! 78.20、自己ベスト。
 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)・・・フラメンコダンサーになりきって、トリプルアクセルは両足着氷。でもほかのジャンプを決めたらあとは踊る!踊る!68.45はそう悪くない。
 宋楠(Nan SONG)(中国)・・・コンビネーション予定の4回転は単独に。トリプルアクセルをこらえ、3回転ルッツに3回転トウループをつける。着氷がきれいじゃなかったので、本人は少し口惜しそうだけど、中東風の音楽でいい雰囲気出していた。73.03。

 いよいよ現在の世界トップ12が登場

<Group 5>
 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)・・・4回転サルコウ完璧!ところがトリプルアクセルがダブルで下りてしまった。それ以外はビューティフルな怪傑ゾロなのに~。80.76。
 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)・・・4回転サルコウ+3回転トウループを決めた アクセルを下り、4回転トウループはちょっと両足?でオーバーターンした感じ。昨季からのプログラムは完全になじんで体からあふれる。85.16の自己ベストでトップに立つ。
 ブライアン・ジュベール(フランス)・・・4回転トウループからのコンビネーションはセカンドが2回転になったが、トリプルアクセルと3回転フリップをしっかり決め、ステップではジュベールの世界に観客を引き込む。納得した顔でフィニッシュ。84.17、シーズンベスト。
 フローラン・アモディオ(フランス)・・・おそらく4回転の予定だったサルコウが3回転。トリプルアクセルと3回転ルッツ+3回転トウループは問題なし。サンバのリズムで刻むステップのカッコいいこと ところが最後のスピンに入るところで転倒、うつぶせになってしまった 立ち上がったがやり直しはできないので、仕方なくサンバを踊ってフィニッシュ。"What a shame!"と言われてた。75.73。
 トマーシュ・ベルネル(チェコ)・・・4回転トウループに挑み、下りたがコンビネーションにはできず。トリプルアクセルは回り切ったと思うけど転倒、3回転ルッツが単独になってしまい、コンビネーションなしになってしまった。やたらにパンク(1回転になってしまう)してた頃に比べたらマシなのか…68.05。
 無良崇人・・・いよいよ日本勢登場!冒頭の4回転が1回転に なんてこったい、、、でも鬱憤を晴らすような凄い高さのトリプルアクセルに、3回転ルッツ+3回転トウループは決め、「マラゲーニャ」のステップでも魅了 "Fascinating"と言われてた。73.46。

 最終グループ、ドキドキする~

<Group 6>
 ミハル・ブジェジナ(チェコ)・・・4回転サルコウ決まった!トリプルアクセルはちょこっとオーバーターンしたけど回転は大丈夫。コンビネーションも決め、「山の魔王の宮殿にて」♪同じフレーズを繰り返しながら盛り上がっていく曲で、ステップをぐいぐい。思わずガッツポーズ。83.09、シーズンベスト。
 羽生結弦・・・緊張した顔で出ていった。音が鳴った瞬間の動きが、ちょっといつもと違う気がした。でも大丈夫だろうと思った。。。"Oh, boy"。。。4回転トウループで転倒。そのかわりトリプルアクセルは超!素晴らしかったが、コンビネーションのセカンドが跳べない。スピンやステップはいつもどおり頑張ったけれど、75.94。「18歳でずいぶん大きな責任を負っている」と英語解説。まだ18歳、これからまだまだ経験が必要、なんだろう。
 デニス・テン(カザフスタン)・・・ちょうど映像が乱れて見えなかったんだけど、4回転が入った模様。ほかのジャンプでも決まると自分でガッツポーズしてた。このプログラムでパーフェクトに滑れたのは初めてなのでは、、、91.56は凄い!もちろん自己ベスト。
 高橋大輔・・・新しい衣装。静かにピアノが鳴り始め、ゆっくりと動き出す。音と音の間が、ジャンプの準備に合わせているかのよう。4回転は両足、トリプルアクセルとコンビネーションはきっちり。姿勢の美しいスピンがピアノにシンクロする。そしてテンポが変わると、ほとばしるようなステップが。息をのんで見つめてしまった。84.67、回転不足があったか。。。
 パトリック・チャン(カナダ)・・・ラフマニノフ「エレジー」、切れがいいだけでなく、柔らかさが出てきたスケーティング。4回転+3回転を皮切りに、ジャンプを滑らかに決める。音楽に入りこんだ演技が終わった瞬間、すごく喜んだ。さすがのチャンも、毎回できるような演技ではなかったのだ。98.37、歴代最高得点をたたき出した
 ロス・マイナー(米)・・・4回転サルコウで転倒したが、ほかのジャンプやスピン・ステップはしっかりまとめた。しかし70.24って、、、4回転がダウングレードになったのが痛かった~。

 結果、1位パトリック・チャン、2位デニス・テン、3位ケヴィン・レイノルズ、4位高橋大輔、5位ブライアン・ジュベール、6位ミハル・ブジェジナ。羽生結弦9位、無良崇人11位。フェルナンデス7位やアモディオ10位とは予想できなかった。
 フリーの滑走順がもう出ている。羽生が第3グループ最初、無良が最後。第4グループは高橋大輔が最初で、パトリック・チャンが3番目、最終滑走がケヴィン・レイノルズ。地元カナダ勢は1、2フィニッシュを狙う?!
 日本勢は3人ともあと2つずつくらい順位を上げられたら、いい印象で終われそう。前回の羽生は7位から3位に上げたんだから、今回だって5位くらいまでいけるかも 今季最高の演技をすることだけ考えて、そうしたら結果もついてくる、はず

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世界選手権2013ペアSP(速報)

2013年03月14日 04時08分59秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2013、競技が始まった。まずはペアのショートプログラムから。18組中16位までがフリーに進出できる。
 今大会出場に必要なミニマムポイント(技術点)は24点だった。
<Group 1>
 第1滑走のペアは見損ねた。マグダレナ・クラトカ/ラドスラウ・クルスチンスキ(ポーランド)、35.44。
 隋文静(Wenjing SUI)/韓聰(Cong Han)(中国)・・・映像が乱れてよくわからなかったんだけど、サイドバイサイドジャンプで転倒した模様。迫力のあるツイストリフトやスロージャンプで拍手をもらっていた。57.65。
 マリ・ヴァルトマン/アーロン・ヴァン・クレーヴェ(ドイツ)・・・大人っぽい雰囲気で魅せる。つなぎの滑走で男性が転倒、手をつないでいたので引っ張られる形で女性も転倒したのが惜しい。ヴァルトマン選手のお母さんは日本人。
<Group 2>
 マリサ・カステリ/サイモン・シュナピア(米)・・・四大陸でも活躍した、男性が長身のペア。サイドバイサイドジャンプで男性が転倒したが、スロージャンプやステップなどは元気よく。リフトのスプリットポジションは高橋成美のほうがきれいだけど^^; 55.68。
 彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国)・・・回転の速いツイストリフト、サイドバイサイドジャンプをきれいに決め、全体にスピード感がある。やはりスプリットポジションは…以下略 58.52。
 ニコル・デラ・モニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア)・・・スロージャンプの両足着氷はあったが、大きなミスなく滑り切った。静かな曲も悪くない。47.82。

 整氷中、スクリーンでスポンサー企業のCMが流れる。。。日本のCMがいくつも

<Group 3>
 アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(米)・・・サイドバイサイドジャンプをきれいに着氷、スロージャンプを根性でこらえ、スピンがぴったり合って拍手。「月光」でしっとり魅せてくれた。55.73、自己ベスト更新。
 エリザベタ・マカロワ/レリ・ケンチャゼ(ブルガリア)・・・サイドバイサイドジャンプは2回転だが両手を上げて。スロージャンプで片手をついたけど、転倒などはなく終わってほっとした顔。36.48。
 ステイシー・ケンプ/デイヴィッド・キング(英)・・・曲は「ドクトル・ジバゴ」。サイドバイサイドジャンプはダブルアクセル。ミスなく力を出せた演技に、観客も大きな拍手。48.60、シーズンベスト。
 ヴァネッサ・ジェームズ/モーガン・シプレ(フランス)・・・マンボ「ある愛の物語」で情熱的に、ジェームズ選手の伸びやかな姿勢が美しい。要素が次々決まり、パーカッションでステップのところでは手拍子。60.98と自己ベスト更新
<Group 4>
 有力選手が続々登場
 カーステン・ムア‐タワーズ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)・・・冒頭からいきなりスピードに乗ってガンガン滑る。ツイストリフト、サイドバイサイドジャンプ、スロージャンプと完璧。男性が膝をついてから持ち上げるリフト、アイスダンスのようにホールドしての部分が長い特徴的なステップなど、どれをとっても言うことなし 最後のほっぺにチュッで大歓声、得点69.25でさらに大歓声。もちろん自己ベスト。
 アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ)・・・地元勢の直後でやりにくそうだったけど、さすがにこのペアは取りこぼさない。一蹴りの伸びがいいのか、氷面の使い方が大きく感じる。73.47、シーズンベスト。
 ステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレック(イタリア)・・・黒の衣装が大人っぽい。私の好きなイケメンのホタレック サイドバイサイドジャンプでベルトンが転倒してしまったが、ほかは大きなミスはなし。59.07。
 川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)・・・位置につくところから、舞踏会のように始まる「美しき青きドナウ」。要素が完璧に決まってどんどん盛り上がり、ステップでは悠子ちゃんのこぼれんばかりの笑顔。フィニッシュの瞬間ガッツポーズ、久しぶりにこのペアのいい演技が見られて嬉しい 69.98、シーズンベスト。

 整氷中、スクリーンではペア競技の説明や、過去の名演技の紹介、選手のインタビューなどが流れる。スポンサー名表示のバックには「スケーターズワルツ」♪

<Group 5>
 龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国)・・・映像乱れまくって何も見えなかった(涙) 曲は情熱的なパソドブレ。スローでサイドバイサイドジャンプで男性が両足になり、ステップの途中で女性が一瞬バランスを崩し、、、ベストの演技とはいかなかったようだ。63.95。
 メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ)・・・また映像がカキカキで(涙) 観客の歓声がすごいので、きっといい演技だったんだろうと思ったが、やはりパーフェクトだったらしい。自己ベスト大幅更新の73.61。
 ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア)・・・ロマンチックな「愛の夢」、やはり映像が クリーンに見えたけど、点が伸びず。61.91。
 タチアナ・ヴォロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)・・・映像が直った 色気たっぷりの「ゴッドファーザー愛のテーマ」で、信じられないほど高いツイストリフトで一気にトップギア。どこにも隙のないプログラムで、75.84はまた自己ベスト。

 結果、1位ヴォロソジャル/トランコフ、2位デュハメル/ラドフォード、3位サフチェンコ/ゾルコビー、4位川口/スミルノフ。5位ムア‐タワーズ/モスコヴィッチも4位とほとんど差がない。このあたりまではメダルのチャンスがありそう。
 中国勢は龐清/佟健が6位、彭程/張昊が10位、隋文静/韓聰が11位と出遅れた。3枠獲得に黄信号 イタリア勢も9位と15位、もう少し上を狙いたいところだろう。アメリカは12位と13位だけど、今あまり強いペアがいなかったか。ジェームズ/シプレが10位以内で2枠が取れそう?!
 フリーは明後日。

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