NHKBSスペシャル時代劇「大岡越前」、見てみたら・・・
大岡忠相は東山紀之、親友で医者の榊原庵に勝村政信。なんか雰囲気が、昭和に民放でやってた「大岡越前」の加藤剛と竹脇無我に似てる ほかの出演者も、どことなく昭和版のキャストと雰囲気が近い人が多い。
バックに流れる音楽も、どこかで聴いたような これはもう、リメイクじゃないかしら
公式サイト、といっても1ページだけだが、制作に昭和版を制作した会社C.A.Lの名前がある。それじゃ、似た雰囲気になるわけだ
ある意味懐かしくていいけど、時代考証的には微妙。江戸時代の資料を読みこんで書かれた時代小説などで、こちらも少し勉強しちゃったので^^;
例えば十手は、本格的な捕り物の時以外はめったに人前で見せることはなく、常時携帯していたわけでもなかったらしい。それを単なる聞きこみで、商売している店先で振り回してると、ちょっとがっかりする。
繁盛しているそれなりに大店のお嬢さんが、見初めたからといってただの職人を婿に迎えられるかどうか、その辺りも微妙だと思う。第1回の話は“動機”の設定に若干無理がある感じ? まあ、絶対にあり得ないというわけでもないんだろうから、あまり気にしても仕方ないけど。
時代劇を丁寧に作れるのはもうNHKだけというご時勢らしいから、とりあえず次回も見てみよう
女優の坂口良子が亡くなったというニュース。ドラマなどではあまり見なくなったけど、ここ数年は娘と一緒にバラエティなどに出てきて、楽しそうにしていたのに。。。
長年パートナーだった尾崎健夫と結婚もして、娘の坂口杏里もそれなりに売れてきて、、、そんな時期に癌にかかるって、人生は厳しい。
彼女の代表作とは思われてないかもしれないが、私が強く印象に残っている作品は、「グッバイ・ママ」。シングルマザーの役だった。ストーリーはあまり覚えてなかったのでウィキペディアを見たら、不治の病という設定 どんな終わり方したんだっけ・・・
ジャニス・イアンが歌うテーマソング「Love is blind」の切ないメロディと歌詞が、一人で懸命に生きている主人公とダブる感じだった。中3当時のつたない英語力で、訳してみたりしたものだった。
私の父も58歳で癌で亡くなったので、そういう年齢なのかと思う。そこを乗り越えたら、また十分元気な日々があったかもしれないのに。
ご冥福をお祈りします。