草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

被曝地帯で子供の命を守れるかどうかは親の責任だ!

2011年05月16日 | 災害

 福島第一原発の1号機から3号機までが、それこそ早い段階でメルトダウンしていたのだという。それを2ヶ月以上も後に公表して、平気な顔をしていられる民主党政権の閣僚は、もはや人間ではない。いくら自民党政権でも、そこまではできなかったはずだ。会津地方でも、危険を察知し始めた親たちは、個々に対策を講じつつある。今心がけているのが、子供たちにマスクをさせるということだ。息をしていて放射性物質を吸い込めば内部被曝をし、それが健康に悪影響を及ぼすからだ。セシウムやプルトニュウムは半減期が長く、侮ることはできないのである。今日の衆議院予算委員会を見ていてガッカリした。福島県民が危険にさらされていることを徹底して追及すべきなのに、自民党はそれを不問に付していた。放射能汚染の深刻さに気づいていないのだろうか。それでは民主党と変わらない。会津地方の公営施設でも、地産地消ということで、福島県産の食材を使っている。まずは子供たちのことを考えないと駄目なのに、まだまだ意識が低い。未来を担う子供たちがどうなるかは、親の責任だ。聖書には「蛇のように賢く」(マタイ)という言葉があるが、危機の時代に親に求められるのは、子供を守るための賢さなのである。

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命を守るために国は最悪のシナリオを国民に告知すべきだ!

2011年05月16日 | 災害

 福島第一原発でまた何かが起きようとしているのではないか。国民はまったく真実を知らされず、マスコミは断片的な情報を流すのみで、民主党政権の報道管制のお先棒を担いでいる。民主党政権のやることだから、あのときは最悪の事態でした、と二ヶ月くらい後に発表するのだろう。そして、国民の多くは、逃げるチャンスを逸してしまうのである。それを知っていながらも、菅政権を支持する国民が今でもいるのだから、お人良しにもほどがある。自民党を始めとする野党も、反政府デモを組織するような熱意に欠け、まったく頼りにならない。今国民が一番知りたいのは、これ以上危険なことにならないかどうかである。あらかじめ最悪の事態を教えておいてもらわないと、対処のしようがないからだ。昨日あたりのテレビで細野豪志内閣総理大臣補佐官が、3号機がかなりやばいというのをほのめかしていたが、それだけでは不安感を煽るだけだ。水素爆発や水蒸気爆発の可能性があるかどうかに関しても、国民に告知すべきだろう。あの大東亜戦争においてすら、国は学童疎開を行って、子供たちの命を守ろうとした。それと同じ状況なわけだから、少しでも危険性があれば、対策を講じるべきだ。収束の見通しがまったく見えない福島第一原発からは、まだまだ目が離せないのである。

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