草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

責任を回避せず突っ込んだ吉田昌郎所長はサムライだ!

2011年05月26日 | 災害

 非常事態の場合は、現場の指揮官が全責任をとって突っ込む。それはいたしかたないことだ。とくに、菅直人首相らがデタラメな決定をしたらば、それを無視することはやむを得ない。3月12日の福島第一原発の1号機への海水注入中断は、実際には行われていなかったようだ。菅直人首相の命令に従っていたら、もっと最悪な事態になったのではないか。吉田昌郎所長の決断は見上げたものである。東京電力の幹部も、民主党政権の閣僚も、誰一人責任をとろうとする気概がないのに比べて、サムライそのものではないか。危機的な事態になってからは、原発の事故現場に足を踏み入れようともしない、菅首相や枝野官房長官がいくら喚いても、そんなことは後の祭りなのである。雑魚寝をしながら、眠い目をこすりながら、悪戦苦闘している現場の声を聞かずに、安全な場所からピントはずれな命令を出す連中の言うことなど、耳を貸す必要などないのである。もはや国民の多くは、民主党政権や東電の幹部の発言を信用していない。吉田所長の生の声に接したいのである。そして、声援を送りたいのだ。困難であることを承知で、危険を覚悟で処理にあたっている勇者は、私たち日本人の英雄である。それを処分しようとする東電幹部や菅首相らは、まさしく国民の敵なのである。  

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嘘で固めた民主党と東電を誰が信用できようか!

2011年05月26日 | 災害

 民主党政権や東京電力は、どこまで国民を馬鹿にすれば気がすむのか。東日本大地震の発生した3月11の次の日、福島第一原発の1号機への海水給水が中断されたことについて、今度は中断されていませんでした、と東京電力が言い出した。これまで政府や東電の統合対策室が言っていたことは、真っ赤なウソだったようだ。その中断に関して、菅直人首相や官邸の関与が否定できなくなったので、注水活動は中断しなかった、と居直ったとすれば最悪だ。いくら隠しても結局はばれるのに、どこまで無駄な抵抗をするつもりなのだろう。しかも、それを継続させた事実については、計器では立証できず、あくまでも福島第一原発の吉田昌郎所長からの聞き取りによるのだという。毎日のように訂正が行われているようでは、呆れて言葉も出てこない。コロコロと発言を変えて、恥ずかしくないのだろうか。最終的には、民主党政権は東電に責任を擦り付けて、安全地帯に逃げ込みたいのだろう。自民党の谷垣貞一総裁は、菅直人首相を東条英機になぞらえたが、それは買いかぶりだ。東条は敗戦の責任から免れようとはしなかったし、東京裁判で絞首刑に決まってからも、動揺することはなかった。それと比べると菅首相は、あまりにも往生際が悪過ぎる。

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今こそ人権無視の菅首相を引きずりおろす時だ!

2011年05月26日 | 政局

 まずは菅直人首相を引きずり下ろすことが先決で、そのためには自民党は不退転の決意で望むべきだ。そして、民主党内の造反派と連携し、内閣不信任案の可決に全力を傾けるべきだろう。そこでの大義とは、今回の福島第一原発の事故対応をめぐって、民主党政権が人権無視をやらかしたことへの怒りだ。スピーディの予測を公表していれば、避難が円滑に行われただろうに、それもせずに、多くの国民を被曝させた責任は大きい。また、放射能汚染地域に、今なお子供たちを放置し、放射線総量が年間20ミリシーベルトまでは大丈夫だ、という文部科学省の決定は、命を軽んじている。さらに、一号機への海水注水の中断は、明らかに官邸主導によってなされたものであり、あくまでも責任を回避しようとする政治姿勢に、一片の誠実さも感じられない。国家の非常事態に直面しながら、対応策が後手後手に回り、国民の安全を守ることができない今の政権では、この先が思いやられてならないからだ。谷垣自民党としては、衆議院で内閣不信任案のタイミングを考慮しつつ、同時に参議院でも、菅首相への問責決議を準備すべきだ。ただし、国会での論戦を通じての国民へのアピールも忘れてはならない。隠された真実が暴かれれば暴かれるほど、民主党政権は窮地に陥るはずだから。

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