草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

盗人猛々しい民主党政権の居直りを許すな!

2011年05月17日 | 政局

 民主党政権というのは、責任をとる気がまったくないようだ。国民はそんな連中をこのままにしておくべきではないだろう。今回の福島第一原発の被災者について、わざわざ「国策の被害者」と位置づけることで、長年与党であった自民党に矛先を向けさせようと必死だ。自分たちが攻撃されないように「ジミンガー」を連発しているのだ。政権をとっているという自覚がまったくない。3月12日の爆発の時点で、スピーディを活用していれば、北西部に広がった汚染地域から、多くの住民を退避させられたのに、それもしないで、よく言えたものである。子供に対して、年間の被曝量が20ミリシーベルトでも大丈夫と居直ってのは、民主党政権ではなかったか。さらに、昨年の5月だったかに、CO2を25パーセント減らすために、日本の発電の50パーセントを原子力でまかなうという決定をしたのも、民主党政権ではなかったか。にもかかわらず、自分たちが被害者のように振舞うのは、盗人猛々しいにもほどがある。北一輝が主張したような天皇大権による国家改造が、再び日程に上ってくるのではなかろうか。そうでもしなければ、現在の閉塞状況は打破できないからだ。このまま民主党政権をのさばらせておけば、日本は奈落の底に落ちるだけだ。

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下界の混乱尻目に辻まこと流の草小屋生活もおつなもの

2011年05月17日 | 思想家

 福島第一原発では毎日のように腹が立ってならないが、5月ともなれば旅行したくなるもので、無性に血が騒いでならない。そんなときに手にするのは、やっぱり辻まことの文章である。平凡社から「辻まことセレクション」が出ており、文庫本のせいもあって、ポケットにねじ込んで、持ち運び可能ときている。心ときめくのは、辻まことの山歩き哲学である。人目の付く山は避けて、目立たない山地の沢筋を好むからだ。入り口から200メートルも入れば、ウソのように静かな場所があり、そこで草小屋をつくって別荘にするのだ。そして、2、3日暮らしては、里に出て1日2日宿屋に泊まり、食糧を調達しては別荘に戻るのである。ときには見晴らしの良い高台から望遠鏡で下界を観察し、仙人を気取るのも楽しい。しかし、それは本人だけの勝手な思い込みで、土地の子供からは「やあ、あんなところに乞食がいらあ」と囃し立てられるのが落ちだが、そこまで考えるあたりが、辻まこと特有のユーモアなのである。会津はどこを見ても山また山である。自宅から車で40分も走れば、人気のない沢に紛れ込むことができる。静寂で金もかからない草小屋暮らしというものも、おつなものではなかろうか。放射能物質が飛散していることもあり、間違っても山菜泥棒とは思われないだろうから。

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