だから言ったではないか。NHKが防衛省の政務三役あたりのコメントを聞いて、自衛隊を悪者にしようとしていると。今日の朝日新聞デジタルが伝えているように、防衛省がまとめた時系列原案によると、米軍の早期警戒衛星の発射情報を受けて、同省運用企画局長ら幹部が午前7時58分には官邸側に伝えたのだそうだ。午前8時16分になって防衛省から連絡があったというのは、自己弁護するための官邸側の嘘であったのだ。その情報を知っていながら、なぜか午前8時3分には、内閣官房の緊急情報システム・エムネットが自治体やマスコミ関係に「我が国は発射を確認していない」と流したのである。そこでとんでもない失敗をした官邸側は、集中砲火を浴びるのを恐れて、あえて防衛省のせいにしようとしたが、かえって真実がばれてしまったのだ。その情報操作に飛びついて、自衛隊に濡れ衣を着せようとしたNHKは、一体どう弁解するのだろう。いくら民主党政権の御用達であっても、そこまでするのはやり過ぎだ。政権交代が行われたことで、私たちが心配したのは、自衛隊や警察がメチャクチャにされることだった。政治主導という名目で、自衛隊のトップが切り崩され、純粋に国を愛する隊員たちとの間に溝ができれば、由々しき事態になりかねない。しかし、それも危惧に終わろうとしている。民主党政権は統治能力ゼロであり、言い逃れをするのが政治だと勘違いしており、そんな政治家に誰も付いてはいかないからだ。
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