草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

漱石の坊ちゃんが嫌った「野だ」と瓜二つの野田首相!

2012年04月06日 | 思想家

 夏目漱石の『坊ちゃん』に登場する主人公の坊ちゃんと山嵐は、江戸っ子と会津っぽである。口ではお互いをけなすが、内心では意気投合したのだった。山嵐はボキャブラリーが少ないために、すぐに馬鹿呼ばわりをするが、「山嵐は強い事は強いが、こんな言葉になると、おれより遙かに字を知っていない。会津っぽなんてものはみんな、こんなものなんだろう」と坊ちゃんが決め付けるのは、江戸っ子らしい。機関銃のごとく言葉が出てくるのは会津っぽには似合わないし、それは難しいことなのである。そこで坊ちゃんはお手本を披露する。「ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被りの、香具師の、モモンガーの、岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴」。会津っぽである私は、そのままそっくり、江戸っ子の口調で、民主党の人間に罵声を浴びせてやりたい。それだけ箸にも棒にもかからない連中なのである。政権を維持するには、国民をいくら騙そうとも平気だし、責任を取る気などはサラサラない。鳩山由紀夫元首相は、イランに出かけて行って、日本の信用をがた落ちにする。菅直人前首相は、自らが引き起こした人災を弁護するのに必死だ。野田佳彦首相はそれこそ、『坊ちゃん』に出てくる「野だ」とダブってしまう。そして、主人公の坊ちゃんが「野だは大嫌だ。こんな奴は沢庵石をつけて海の底へ沈めちまう方が日本の為だ」と言い放つと、ついつい私など拍手をしたくなる。そこまで嫌われているのを、野田首相や民主党の人間は知っているのだろうか。

 
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アメリカとの同盟関係をそこなう民主党外交を憂う!

2012年04月06日 | 国際問題

 アメリカのポチである必要はないが、同盟関係を重視すべきことは言を待たない。しかし、それにしても、民主党政権は、アメリカとどう付き合うつもりなのだろう。中国共産党とは仲間であるから、そこの人間が日本に留学する金を出していたとか、考えられないことを平気でやらかす。人権を無視して、民衆の自由を抑圧している中国共産党と、そこまでズブズブであるのは、サヨクがぎゅうじっているからだろうが、それではアメリカが信用しないのもうなづける。さらに、常軌を逸しているのは、鳩山由紀夫元首相によるイラン訪問である。野田佳彦首相や玄葉光一郎外務大臣は、一応は思いとどまるように鳩山元首相を説得したようだが、ノコノコと今日から出かけるようだ。西側社会から排除されているイランとのことについて、神経を使うのはあたりまえだ。アメリカを刺激して得はないのに、これ見よがしに鳩山首相が飛び回るのは、民主党政権に統治能力がないからだろう。アメリカへの全面依存はまずいが、わざわざ喧嘩を売る必要はないのである。それでいて、もう一方では、民主党政権はアメリカの言いなりである。TPP交渉に前のめりになっているのは、後ろめたい面があるからだろう。これでは日本の国益は守れない。今日本が考慮すべきは、アメリカとの信頼関係をどう取り戻すかだ。その上で助言や忠告をすればいい。裏をかくような真似は絶対にしてはいけないのである。

 
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