草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

死に急ぐ人を減らさなければ白昼の惨劇は防げない!

2012年04月12日 | 世相

 八坂神社で手を合わせた後に、私も一度だけ祇園に足を運んだことがある。1年ほど前のことで、狭い道路に飲み屋街が張り付いていた。一見さんにもかかわらず、ほろ酔い機嫌になるまでスナックで、ママさん相手に時間をつぶしたことがあった。そこの近くで事故が起きたのを知って、背筋がぞっとした。30歳のサラリーマンが、軽ワゴン車を運転し、次々と人をはねて7人を死亡させ、自分も電柱に衝突して、即死したのである。死人に口なしで、どうしてそんなことをしたのか、追及するすべはなくなった。最初にタクシーに衝突したとしても、そこまで暴走する必要があるのだろうか。無差別殺人を強行したのであれば、声明文があってもよさそうだが、それもまだ出てきていない。現段階ではてんかんなどの病気の可能性が取り沙汰されている。ただ、今の日本には、死への衝動を持つ人が多いように思えてならない。その巻き添えで関係もない人たちの命が虫けらのように扱われるのであれば、それは問題ではなかろうか。警察庁が把握しているだけでも、1年間に約3万人以上が自殺しており、電車に飛び込むという人身事故も、日常茶飯事になっている。そんなニュースに接しても、誰も心を痛めなくなっている。ありふれた出来事となってしまったのだ。そして、刃が己ではなく、他者に向けられると、惨劇と化すのではないか。今回のこととは直接結びつかなくても、死に急ぐ人を減らさなければ、惨劇を防ぐ抜本的な解決策にはならないのである。

 
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弾道ミサイルも原発事故対応も国に期待できない国民の悲劇!

2012年04月12日 | 安全保障

 民主党政権では、危機管理が心もとなくてならない。北朝鮮の弾道ミサイルの発射にしても、自衛隊や警察のおかげで少しは安心していられるが、裏で朝鮮総連あたりと結びついている政治家がいる民主党政権を、どうして信頼することができよう。原発事故の対応についても、不信感はつのるばかりだ。国や県がスピーディを隠蔽していたために、それによって福島県民の多くが被曝することになったのである。浪江町がスピーディ情報を的確に提供せず、被害を拡大させたとして、国や福島県を刑事告発するというのは、当然の成行きである。菅直人前首相らは、マスコミまで動員して情報を操作したのだから、いかに抗弁しようとも、その責任からは逃れられようがないのだ。本来であれば、すでに東京地検が捜査に乗り出していても不思議ではない。相手が国や県となると、見えない力が働き、ついついブレーキがかかってしまうのだろう。司法の独立という言葉も、絵空事のように聞こえてならない。今回の弾道ミサイルの場合も、民主党政権は冷静に対応することを呼びかけているだけで、国民が何をどのように警戒すべきかという、踏み込んだメッセージは皆無である。危機管理が求められる緊急事態としては、災害と安全保障上の二つが想定されるが、今のように責任回避に終始する民主党政権では、右往左往するのが目に見えている。弾道ミサイルが飛んできたらばどうするのか、まずはお手並みを拝見しよう。

 
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