草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

原発推進の野田民主党から菅前首相はいつ袂を分かつのか?

2012年04月14日 | 災害

 脱原発を叫んでいる菅直人前首相が、離党するかどうか、私は大いに注目している。野田佳彦首相、枝野幸男経済産業相、藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相らが昨日の夜の会合で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼動を認める方針を決めた。これに対して、菅は異論があるだろうから、さっさと民主党を離れるべきなのである。その決断ができなければ、菅の信用はガタ落ちになるだろう。北朝鮮による弾道ミサイル発射で、国民の関心がそこに集まっている隙に、自分たちだけでコソコソと決めたわけだから、民主党内の脱原発のグループが怒ってあたりまえだ。それにしても、菅の声が聞こえてこないのはなぜだろう。平気で嘘を吐くのが民主党だとしても、近日中に菅が記者会見をして、今の民主党執行部を痛烈に批判しなければ、国民を騙したことになりはしないか。本来であれば、菅を中心とする脱原発のグループは、野田の暴走に待ったをかけるのが普通である。それとも、自民党政権ではダメだが、民主党政権であれば、何をしても許されるのだろうか。老婆心から私が心配しなくても、市民運動家上がりの菅は、離党を覚悟で首相官邸に乗り込み、野田らの原発推進論者を怒鳴りつけるのだろうか。東京電力の本社に乗り込んだときのように、喚きたてればいいのだ。しかし、それもできないならば、菅の脱原発は、原発事故の責任を回避するための、単なる方便ということになり、国民からソッポを向かれるに違いない。

 
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国民への情報提供を怠る民主党政権は厄病神だ!

2012年04月14日 | 安全保障

 弾道ミサイルが飛んできたらばどうするのか、まずはお手並みを拝見しようーと私は去る12日のブログで書いておいたが、民主党政権のやることは、やっぱり国民の期待を裏切った。福島第一原発の事故のときと同じで、国民への情報提供が後回しにされたからだ。これでは、いくら民主党ヨイショのマスコミでも、脚色しようがない。とくに、鳴り物入りで宣伝していた全国瞬時警報システム「Jアラート」を作動させなかったことは、ドジにもほどがある。そして、いつもの通り、責任の擦り付けである。テレビ朝日の報道によると、川端達夫総務大臣は「運用は内閣官房だ」と言い訳をしている。しかし、内閣が一丸となって危機にあたるべきで、そんな発言が許されるわけがない。もともと民主党は、菅直人前首相がそうであるように、北朝鮮との関係が深い。できるだけ穏便に済ませたいとの気持ちが働いたのだろう。今、私が不安に思っているのは、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却システムが、現在どうなっているかだ。民主党政権と東京電力は、ほとんど情報を出さないので、ついつい悪い方へ悪い方へと考えてしまう。このままでは、今回のミサイル発射と同様に、全てが終わった後に、国民に知らされるのではなかろうか。そこで最悪の事態を告げられたりすれば、準備ができていないのだから、当然のごとく国民はパニックになるだろう。

  
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