桧原湖と二つに裂けし磐梯は今も変わらず智恵子慟哭
裏磐梯かくまでさみし人気なき波立つ風は秋の色なり
日を追うてあたり一面芒(すすき)野に磐梯山は天に聳える
水面(みなも)には風通りたる幾筋も涙の痕を消すがごとくに
雲かなし磐梯かなし桧原湖も孤影を映す天地なりし
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桧原湖と二つに裂けし磐梯は今も変わらず智恵子慟哭
裏磐梯かくまでさみし人気なき波立つ風は秋の色なり
日を追うてあたり一面芒(すすき)野に磐梯山は天に聳える
水面(みなも)には風通りたる幾筋も涙の痕を消すがごとくに
雲かなし磐梯かなし桧原湖も孤影を映す天地なりし
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消費税増税やTPPに反対する私の立場からすれば、自民党のやっていることを全て容認しているわけではない。経済政策で正論を吐く西田昌司参議院議員がいるから、今なお支持しているというのがあたっている。西田議員の経済政策は明確である。デフレから脱却をするためには、税金を上げたり、公務員の給料を下げたりするというのは、愚の骨頂だというのだ。「税収を増やすためには、経済のパイを増やさなくてならない」からだ。消費税増税ありきに異を唱えたのである。もちろん、増税そのものを否定しているわけではない。そのタイミングを問題視しているのである。デフレ下で増税をしたらば、GDPを減らすことになると、民主党政権時代から訴えてきた。そして、公共事業の必要性を説いた意義も大きい。財政出動をすれば、乗数効果によって末端にまで金は流れるのである。にもかかわらず、民主党政権は「コンクリートから人へ」とのキャッチフレーズで国民に誤解を与えた。目先のことしか頭にない財務省は、政権が民主党から自民党に代わっても、増税路線まっしぐらである。西田議員も指摘している通り、財務省のそうした方針は、ミクロ経済学では正しいが、マクロ経済学的には逆効果でしかない。経済の規模が小さくなったのであれば、国が積極的に関与して、経済の規模を拡大するしか方策はない。アベノミクスも当初はそれをぶちあげた。しかし、第三の矢の成長戦略で、規制緩和が前面に出てきた。それで混乱が生じているのだ。構造改革の失敗を繰り返さないためにも、今こそ西田議員の出番なのである。デフレ下での増税を行えば、ようやく上向いた景気は、すぐに失速するのは目に見えているからだ。
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