安倍自民党が参議院議員選挙で大勝したこともあり、いよいよ反転攻勢に出ることが求められるが、やはり一番のネックはアメリカ支配から脱却できない点だ。大東亜戦争を日本の侵略戦争と決めつけたのは、誰あろうアメリカであった。日本がその歴史観から抜け出せなければ、真の独立の回復はあり得ない。アメリカもまた日本との関係を強化するのであれば、自分たちがやったことを反省をすべきではないだろうか。占領憲法を押し付けたことで、世界にも例がないお花畑平和主義が蔓延し、その結果アメリカですら、日本のマスコミの批判の的になっているではないか。自衛隊は国軍に脱皮すべきなのである。アメリカの傭兵であってはならない。尖閣諸島が中共の脅威にされされているのは、アメリカがしっかりしないからだ。憲法で日本の手足を縛っておきながら、米軍は前面に立とうとしない。イザとなったら、自衛隊が出動するしかないのだ。そこまで我が国は追いつめられている。しかし、当面は米軍の力を借りなければ、自衛隊は反撃することができないのである。悲しいかな自衛隊は、独自には戦えないシステムになっているからだ。日本の空は第五戦術空軍がコントロールしている。日本を取り巻く海は第七艦隊が睨みをきかせている。そうした現実をまずは直視すべきだろう。日本は独立した国軍を持たなければ、国民の安全や生命も守れないのである。三島由紀夫は軍隊を二つつくることを提案していた。一つは国土守備隊であり、もう一つは国連軍に参加する軍隊である。それを再検討する時機が今こそ到来したのだと思う。
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