沖縄県の石垣市長選が俄然話題になってきているが、現職の中山義隆氏が敗れるようなことになれば、喜ぶのは中共である。元自民党の県議が出馬したことで、保守分裂選挙になっており、陸上自衛隊の配備反対を主張する候補者が当選する可能性も出て来た▼中共と国境を接している最前線の石垣島は、日本防衛の戦略的な拠点である。石垣港には尖閣諸島周辺で警備にあたる海上保安庁の巡視船の碇泊地でもある。すでに海上保安庁は限界を超えており、覇権国家である中共は、尖閣諸島ばかりでなく、沖縄全体を自分たちの領土にしようとしている▼中共の侵略を阻止するための、陸上自衛隊の配備は、沖縄県にとっても死活問題なのである。あくまでも離島防衛に限定したものであり、規模も350人といわれている。それすらもできないのであれば、我が国はチベットやウイグルの道を歩むしかなくなる▼保守系というのは、公共事業などをめぐって必ず不満が出てくる。そこに手を突っ込んでくる勢力はどこにでもいる。民主主義国家は選挙が絶対である。そこで勝たなければ先に進むことができない。3月11日投開票の選挙結果を祈るような思いで見守るしかないが、今はただ石垣市民の良識を信じたい。我が祖国日本を守り抜くためにも、何が何でも中山氏を勝たせなくてはならないのである。
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