草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

AIを駆使してウイグル人を弾圧する中共に抗議を!

2018年03月01日 | 思想家

「安倍独裁」とか騒いでいる連中は、本当の全体主義の脅威には鈍感である。中共はウイグルでの弾圧を強化する手段として、監視プラットホームなるシステムを構築した。国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウオッチが昨日明らかにしたもので、ありとあらゆる場所に設置されたカメラ・通話・旅行記録、宗教的などの個人情報を総合分析して、反体制的な行動に走りやすい者たちを特定し、先んじて拘束をしようというのだ▼AIを駆使して反体制派を根絶やしにするつもりなのである。そんなことが許されてよいわけがない。それと比べると我が国は自由を謳歌している。安倍首相に対する批判も言いたい放題である。自分と違う他者を認めないのが中国共産党であり、収容所にぶちこむことで差異を否定しようとするのは、全体主義の特徴である▼齋藤純一は『自由』のなかで、ハンナ・アレントが主張した自由について簡潔に述べている。「自らとは異なったパースペクティブから世界を理解し、自らと異なった価値をいだき、自らとは異なった意見をもつ他者に『出会う』という自由は、自ら自身に対して自由であるための条件である」。自分以外の他者の存在を認めることで、変わりうる自由を自らが手にできるのである。その自由を認めない全体主義者は、まさしく自由の敵なのであり、日本が国家として身構えるのは当然なのである。

 

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