朝日新聞は弾を全て撃ち尽くしてしまった。昭恵夫人が野党を揶揄したフェイスブックの投稿に「いいね」を押したことにまでいちゃもんをつけるのは、森友学園をめぐる疑惑追及のネタがなくなっているからだ▼いよいよ私たちが反転攻勢にでるときである。書き換えられる以前の文章を見ても、安倍首相や昭恵夫人の関与がないことが明らかになった。問題になるようなことは一行も書かれていなかった。財務省の理財局や近畿財務局が佐川前理財局長の国会での発言を忖度したのである。財務省は朝日新聞と同じくエリートの集まりであり、自分たちの間違いを認めたくないのである。そこに日本の政治を混乱させたい者たちが介在し、混乱を大きくしようとしたのだ▼地上波のテレビはこぞって朝日新聞に同調したが、一部のコメンテーターがそれに異議を唱えたのは、ネットが朝日新聞のフェイク報道を暴いたからである。今回のことで財務省は解体されなくてはならないが、同時に朝日新聞を廃刊に追い込まなくてはならない。両方ともに戦後の日本を支配してきた者たちであり、今まさに音を立てて崩れているのである。両方に共通しているのは、日本という国家への忠誠心のなさである。戦後民主主義の空虚な言論空間で育ったエリートたちは、もはや時代遅れの廃棄物でしかない。その没落するさまを見て、私たちは同情する必要など微塵もないのである。
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