草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

同伴者のマスコミに八つ当たりをする「言うだけ番長」を嗤う!

2012年02月24日 | 政局

 民主党政権の政治というのは、同伴者としてのマスコミがあってのものなのである。それと喧嘩をしてしまっては、元も子もなくなってしまうのに、喧嘩っ早い前原誠司政調会長が、産経新聞を記者会見から排除した。「言うだけ番長」と書かれるのでブチ切れたようだが、実際に前原がやっていることがそうなのだから、甘んじてその批判を受けるべきだろう。前原や副総理の岡田克也という政治家が、すぐにカッとなるのは、腹が据わっていないからだ。それでは一国の宰相にはふさわしくない。しかし、読売新聞や朝日新聞は言うに及ばず、産経新聞だって、民主党ヨイショの記事を書いていた。民主党を徹底的にこき下ろしてきたのは、唯一ネットだけなのである。ここにきて産経新聞が槍玉に挙がったのは、八つ当たりされたのだろう。民主党とマスコミとの蜜月の終わりは、民主党政権の幕引きの始まりである。飴をくれても言うことを聞かないので、脅かしているつもりなのだろうが、かえって前原は評判を落とす結果となった。原発事故報道を始めとして、日本のマスコミの不甲斐なさは世界中の物笑いの種になっている。それなのに、前原は自分たちの同伴者と一戦やらかすのだから、見境なく血迷ってしまったのだろう。私はマスコミに加勢するつもりはサラサラないが、今回の前原の騒動も、「言うだけ番長」らしい結末になることは、ほぼ予想がつく。だから前原はダメなのである。

 
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見捨てられたフクシマの子供たち 5首

2012年02月23日 | 短歌

いたいけな子供の瞳背に受けて民主の嘘を今ぞあばかん

子供にはあるまじきこと修羅なりし名も無き民も怒髪天突く

かなしげな子供の嗚咽耳元でなぜヨウ素剤与えざりしか

原発でフクシマ追われ北国であわれなりしか母子の涙は

許すまじ死の灰降るを隠蔽しフクシマ東部民を置き去り

 

 
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アメリカと比べ切迫感なかった民主党政権の原発事故対応!

2012年02月23日 | 災害

 福島第一原発の事故は人災ではなかったか。そこを究明することが大事ではなかろうか。民主党政権が原発事故対応の政府機関の議事録を作成しなかったのは、それが発覚することを恐れたのではないか。日本のサヨクはそれを不問にして、当事者であった菅直人元首相を、脱原発を口にしたというだけで、一時は英雄に仕立て上げようとしたのだから、とんでもないことだ。アメリカ原子力規制委員会が21日、福島第一原発の事故発生直後から10日間の3000頁にわたる議事録を公表した。そこでのやり取りからも、深刻な事態を想定していたアメリカと、自分たちで収束させられる、と高を括っていた日本との違いが際立つことになった。アメリカのように、国民と情報を共有せず、情報を隠蔽することで、自分たちの犯罪を隠し通そうとしているのが民主党政権なのである。だからこそ、マスコミに対しても、広告や広報予算という餌をまいて、自分たちの思いのままに操ろうとしたのだ。それが成功した時期もあったが、今回のようにアメリカから、決定的な情報がもたらされると、もはやそれも無駄な抵抗でしかない。もし日本が、アメリカに早い段階から協力を仰いでいれば、爆発は避けられたのではないか。冷却機能が停止したとしても、万全の策を講じる時間は残されていたはずだ。民主党政権の犯罪が次々と明るみに出ているが、その当事者がまだ政権に就いているわけだから、1日も早く彼らを引きずりおろすべきだろう。

 
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水戸学の攘夷を突き抜けて維新革命家となった吉田松陰!

2012年02月22日 | 思想家

 中野剛志がチャンネル桜に登場して、会沢正志の『新論』について喋っていたので、ついつい聞き耳を立ててしまった。中野は会沢が海外の知識に精通していたことにビックリしていたが、徳川の御三家である水戸藩は、寛政の異学の禁を行った松平定信をバックアップする一方、洋学の本をかたっぱしから集めたりして、情報収集に血眼になっていたのである。また、中野は会沢に代表される水戸学に関して、伊藤仁斎や荻生徂徠の古学派の影響を問題にしていた。身を修めれば立派な政治が行われるといった朱子学ではなく、政治にも技術が必要だというプラグマチックな物の見方が、会沢にあるからだろう。丸山真男も『日本政治思想史研究』で、『新論』を「国体の尊厳より説き起こして、世界情勢と欧米列強の東亜侵略の方策を述べて、之に対する防衛体制を緊急措置と根本対策の両面から論じた頗る組織的な論作」と解説している。そうした中野の見方は、学者としては一流だが、維新革命家としての吉田松陰のパトスには届かない。会沢は農兵を組織することを提案しつつも、それによって幕府が倒れることを恐れていた。攘夷論が倒幕へと向かったのは、水戸学を突き抜けた松陰においてなのである。今もまたそうした時代を迎えつつある。松陰のごとき激派攘夷論は、打算や功利を無視した已むに已まれぬパトスからのものであり、それが結果的には、日本に維新をもたらすことになるのだ。

 
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子供の甲状腺内部被曝の追加検査怠った民主党政権の犯罪!

2012年02月22日 | 災害

民主党政権は、子供の命などどうでもよいのだろう。毎日新聞が昨日ネットで配信した記事によると、国の原子力災害対策本部が、子供の甲状腺内部被曝検査で、線量が高かった子供に対して、精密な追加検査をしなかったことが明らかになった。内閣府原子力安全委員会の意見にも耳を貸さず、首相が本部長を務める国の原子力対策本部は、「地域社会に不安を与える」ということだけを理由にして、精密な追加検査をやらなかったのである。原子力災害対策本部は、昨年3月26日から30日にかけて、福島第一原発から30キロ圏外で被ばく線量が高い可能性がある地域で、0歳から15歳までの子供1080人に対して、甲状腺内部被曝検査を実施した。このうちいわき市の子供1人が積算被曝量が30ミリシーベルトと推定されたにもかかわらず、やるべきことをやらずに放置したのである。ヨウ素の半減期が短いこともあり、今になっては後の祭りである。まさしく人権無視ではなかろうか。そして今頃になって、原子力対策本部の関係者の口から「やった方がよかった」との言葉が出てくるのだから、とんでもないことではなかろうか。当時の菅直人首相、枝野幸男官房長官の責任は重大であり、当然、司法の場で裁かれるべきはいうまでもない。

 
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反国家を最後の拠り所とする団塊サヨクの亡霊を嗤う!

2012年02月21日 | 社会風刺

 マルクス主義の無効が宣告されてからは、団塊サヨクの行き着く先は、反国家ということの一点に絞られた。だからこそ、国旗や国歌に敬意を払わぬことで、自分たちの存在理由を維持しようとしたのである。嗤ってしまうのは、かつてサヨクが楽園の地であるかのように宣伝していた中共やソ連が、国家を絶対視していたことだ。過度期のプロレタリア独裁とか言って、それなりに弁護していたが、そんな嘘はすぐにばれて、サヨクは連帯すべき拠り所を失ってしまったのである。今回、早稲田大学の法学部の入学試験で、学校行事での教員の国歌国旗をめぐる不起立訴訟を取り上げ、国家斉唱時の起立強制はふさわしくない、との問題を出したのも、それしか団塊サヨクが逃げ込む場所がなくなったからだ。しかし、愚かな連中である。自国の国旗や国歌に敬意を表することは、同時に他国の国旗や国歌にもあてはまる。その精神がなければ、他国との友好など難しいのである。昨年3月11日、東日本大震災が起きてから日本人の間に、絆という言葉がよく用いられるようになった。千年に1回の災害に見舞われて、国家として結束してことにあたるべきだ、という意味がこめられているからだろう。国家を否定し、アナーキーなことを喜ぶサヨクの主張は、国民を混乱に陥れるだけなのである。サヨクが今ものさばっているのは、団塊の世代がまだ実権を握っているからだろうが、見っともないことこの上ない。

 
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民主党政権への小林よしのりの怒りは福島県民の怒りだ!

2012年02月20日 | 災害

 今でも福島県からは、1日50人が他県に転出しているのだという。福島県東部では深刻な事態が続いており、民主党政権が口にしている終息宣言とはほど遠いのが実情だ。今日は仕事で郡山市の磐梯熱海まで出かけてきたが、そこでSAPIOの2月8日号に掲載された小林よしのりの漫画「脱原発論」を見せられた。野田首相が昨年12月16日に冷温停止状態を達成したとして、「事故収束」を宣言したことに触れ、小林は「よくまあ、こんな誰も信じないことを平気で発表できるものだ」とカリカリしていた。冷温停止は正常に稼動している原子炉に使う用語で、密封された原子炉が通常の冷却装置で冷やされ、安定して止まっている状態を言うのに、燃料棒がメルトダウンをしているのだから、そんなことはあり得ない、と批判したのである。にもかかわらず、姑息にも民主党政権は「冷温停止状態」という言葉をでっちあげて、国民を欺こうとしたのだった。しかし、福島第一原発で対応に追われている作業員も、海外メディアも、そんな発表を信じてはいない。細野原発事故担当相が「20ミリシーベルトで人が住めるようになるということだ」とほざいていたが、小林が「だったらお前が住め、細野!まずお前自身が妻と、娘を連れて、その地域に住んでみろ!」と激怒したのは、福島県民のことを親身になって考えたからだろう。本来であれば、福島県民がその言葉を叫ぶべきではなかろうか。もはやここまでくれば、民主党政権の嘘を許すわけにはいかないのだから。

  
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流行と無縁な保守の思想は身近なものを大事にすることだ!

2012年02月20日 | 思想家

 佐伯啓思の『学問の力』は、どのような思想的な渦の中に私たちが巻き込まれているかを、平易に解説してくれており、私は目から鱗が落ちた気がした。佐伯は今日の学問は危機的な状況にあるとして、専門主義とポストモダンということを取り上げている。このうちの専門主義については、あくまでも「一定の条件のもとで得られたデータを提供するだけのことです」と批判している。福島第一原発の事故に関しても、専門家と評する人たちのコメントが氾濫しているが、よくよく考えれば、いずれも条件付の意見でしかない。また、ポストモダンということでは、佐伯は「知の芸能化」を問題にした。日本の思想的潮流は、1960年代のサルトル、70年代の構造主義、80年代のポストモダンというように替わってきたが、ポストモダンでは思想は不要だと考え、「面白かった」とか「つまらない」といったことしか、議論されなくなった。「大きな物語」としての思想など論じられるわけもない。それでいて、日本のインテリがポストモダンを血肉化したわけではなく、今もってイデオロギーとしての「大きな物語」を必要としているから、サヨクにとどまっているのである。私たち保守の原点は、そもそも「大きな物語」ではなく、佐伯が書いているように「身近なものを大事にしていこう」ということに尽きる。家族を大切にするとか、義理を忘れないとかいうレベルであり、サヨクのような流行り廃れとは無縁なのである。

 
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今だけよいの野田政治 川柳12句

2012年02月19日 | 川柳

野田の弁今だけよいはダメなのよ   
これまでのボクの嘘など許してね

見放され捨てられるだけ野田の明日    
一度でも舞台に立てばボク本望

生意気に言ってはみたよ消費税
いくらまでアップさせるかボク言えぬ

こそこそとイラン戦にも備えてる
自衛隊送った後はボク逃げる

党内もまとめきれずにハイ増税
小沢いて人のせいにボクできる

人もいぬ虚空に叫ぶ野田満足
役人の作文読みがボク得意 

 
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原発事故の一番の責任者菅直人前首相の抗弁が見苦しい!

2012年02月19日 | 災害

 福島第一原発の事故が起きてから、もう少しで1年が経とうとしているが、ここにきて明かになりつつあることは、まともな対応をしていれば、防げたのではないか、という素朴な疑問である。東日本大震災が想定外であったとしても、3月12日早朝、菅直人前首相が福島第一原発に自衛隊ヘリで出かけたことで、現場が混乱したことは確かであり、それによってベントも手間取った、といわれる。危機に臨んで、自らの出番をつくったことで、かえって国民を不幸に陥れたのではないか。1号機が爆発したことで、慌てふためいた菅前首相は、予定された記者会見を大幅に遅らせた。それからのドタバタ劇は、目に余るものがあった。スピーディを隠蔽し、メルトダウンをしたことも公表しなかった。しかし、そうした事実を突きつけられると、自分が法廷の場に引きずりだされるので、「ほとんどの原因は、東日本大震災が発生した3月11日前にあった」と抗弁しているのが、菅前首相である。まったく自分に責任がないような言い方だ。そこまで言うのならば、原発事故の対応にあたった政府機関の議事録をなぜ作成しなかったのだろう。自分たちの犯罪を隠すことに必死なくせに、よくぞ人のせいにできるものだ。無責任な政治家ばかりでは、リスクをともなう原子力発電などできるわけがない。脱原発をサヨクはよく口にするが、それ以前にまず、菅前首相を始めとした、民主党政権による犯罪を徹底的に暴くべきだろう。

 
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