草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

普天間基地の固定化を容認した民主党外交の手痛い敗北!

2012年02月08日 | 政局

 最低でも県外とか大見得を切って、国民を騙した民主党政権が、自分で自分の墓穴を掘ったとはいえ、普天間基地の固定化につながりかねないこともあり、最終的に迷惑するのは、沖縄県民なのである。沖縄からの米海兵隊のグアム移転を先行させるのは、普天間基地の辺野古移設が進まないので、アメリカが業を煮やしたのだろう。極東の軍事情勢は油断を許さず、もはや民主党政権の対応など待っていられないのだろう。アメリカからすれば、今まで通りに使用できればよいのであって、基地周辺の住民の安全というのは、あくまでも日本側の問題であり、基地移設に向けて、障害を取り除かなないことが、今回の事態を招いたのである。民主党政権は、できもしないことを約束して、日本の政治を混乱に陥れているが、外交においても、とんでもない不手際をやらかしたのである。しかし、その張本人である鳩山由紀夫元首相に、民主党の最高顧問になってもらい、外交問題を仕切ってもらおうという声が出ているというのだから、これまたビックリである。これまでの政治家としての責任を棚に上げて、何を一体するつもりなのだろう。輿石東幹事長あたりが、党内融和を呼びかけて根回しをしているようだが、国民が怒っていることに、どうして気付かないのだろう。民主党政権が一日でも長く続けば、それだけ国民は迷惑をするのである。とくに外交はメチャクチャで、目もあてられない状況だ。一日も早く政権の座から引きずり降ろさなければ、これまで以上に国益をそこなうことになるだろう。

 
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浪江などの放射線量減少を積雪のせいにした読売新聞を嗤う!

2012年02月07日 | マスコミ評

 YOMIURI ONLINEの記事をチェックしていたらば、民主党政権が大喜びしそうなことを大々的に伝えていた。「積雪が放射線量を遮る」という見出しで、福島県各地で測定されている空間放射線量が1月下旬に大幅に減少したのだという。嗤ってしまったのは、とくに減少幅が大きかったのは、浪江町や飯館村であるということだ。これを書いた人間は、福島県のどこが雪が多いかも知らないのだろう。福島県は会津、中通り、浜通りと三つに分けられる。とくに豪雪地帯であるのは会津地方で、シベリアからの季節風が奥羽山脈にぶつかって、雪を降らせるのである。浪江町や飯舘村のあたりは、滅多に雪も降らず、冬でも温暖な気候で知られる。私が住んでいる喜多方市などは、今日は少しは暖かかったが、見渡す限り雪景色である。積雪で放射線が遮られるのであれば、もっとも影響が出てよさそうだが、今手元にあるウクライナ製の線量計は、1時間あたり0.12を指しており、ここ何ヶ月も同じだ。読売新聞の記者は、文部科学省からの情報に飛びついたのだろうが、どうせだったらば、豪雪地帯の会津地方を取り上げないと、まったく意味がないはずだ。さらに、浪江町と飯舘村について、福島気象台の話として、「両町村で積雪の観測は行っていないが、気温などから雪が降ったと推測される」と言うのだから、それも心もとない限りだ。しかも、仮に積雪で遮蔽されたとしても、その後が問題ではないか。雪解けとともに、山に降ったセシウムが平坦部に流れ込んでくるからだ。記事にするのであれば、そこまで考えるべきだろう。

  
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高貴なる使命感なきドジョウ政治家に危機を乗り切る能力なし!

2012年02月07日 | 思想家

 アドバルーンを揚げるだけの民主党政権の言うことは、何一つ信用ができない。マニフェストの目玉政策であっただけに、消費税増税とセットだと思われていた、国家公務員の2割削減も、ここにきてかけ声だけに終わりそうだ。いつもの通りのパフォーマンスでしかなかったのだ。野田佳彦首相は、昨日の参議院予算委員会で、「2割削減の道筋と必ずしもセットではない」と答弁したからだ。先月31日に行政改革実行本部を立ち上げたばかりなのに、今の段階でもう尻つぼみである。無責任、無節操は民主党の代名詞だが、ここまで酷いとてんで話にもならない。政治家は選ばれた者として、不退転の決意でチャレンジする責任がある。野田首相のように、自らをドジョウと評して、能力のなさを弁護することなどというのは、もっとも恥ずべきことだ。オルテガは『大衆の反逆・桑名一博訳』で「すぐれた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔している者である」と書いている。ドジョウである野田首相は、高貴な生を最初から求めてはいないから、ぶざまな結果になるのである。凡庸な大衆であることに満足しきっており、多くの要求や義務を己に課すのが普通であるのに、その覚悟を持ち合わせていないというのは、指導者として下の下である。

 
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嘘ばかり吐いている民主党政治に会津人の我慢も限界だ!

2012年02月06日 | 政局

 会津も原発事故で立ち上げれなくなっている。ここまでくれば、嘘ばかり吐いている民主党を応援する会津人は、ほんの一握だろう。しかし、政治家をヨイショする評論家というのは、恥も外聞もないようだ。木下英治の『人間渡部恒三・政界再編の鍵を握る男』を手にとって嗤ってしまった。渡部恒三を褒めちぎるのを悪いとは言わない。どうせ頼まれて執筆したのだろうが、嘘を嘘で固めるのは許し難い。会津と東京とのアクセスが整備されたと持ち上げ、「渡部(恒三)が若かりしころ、会津から東京まで行くには9時間もかかっていた。ところが、いまや2時間30分ほど。かつての3分の一弱の時間である、文化と情報も、東京と共有できる」とまで書いているからだ。今から8年ほど前の本であるだけに、なおさら違和感がある。現在も会津は陸の孤島から脱却していない。東京から郡山までは新幹線でスイスイだが、そこから磐越西線に乗り換えて、会津若松まで1時間以上かかる。乗換えが悪ければ、郡山で1時間待たされる場合だってある。だからこそ、ミニ新幹線の誘致が、会津人の悲願とまでいわれているのだ。さらに、大雪になれば、高速道路も磐越西線も、すぐにストップである。会津のことを調べもしないで、提灯記事を書き連ねて、何の意味があるのだろう。会津人とてもはや我慢の限界であり、民主党政権打倒の先頭に立つのは、当然の成行きなのである。自由民権運動に立ち上がった者たちの末裔なのだから。

 
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日本を救うのは保守民族派とオタクのネットの力だ!

2012年02月06日 | 思想家

 ネットがマスコミよりも影響力を持ち始めているのはなぜだろうか。そこには文明史的な深い意味あるからではなかろか。ネットで保守民族派が多数派を占めているのは、公文俊平が『情報社会学』で指摘しているように、1970年代半ばから「戦後民主主義による自虐的な日本人・文化・社会論に代わる、肯定的な日本人・社会論や日本的経営論を世に問う保守派が台頭した」ことが背景にあるだろう。その時代には、それ以外にも「ビュー手ティフル派」とか「ニュー・アカデミズム派」とかも話題をさらったが、後の二つは長続きはしなかった。それらの流れについて、公文は表の智民と位置づけている。今もっとも注目されているのは、裏の智民として、狭義のオタクと呼ばれる者たちである。一流大学や大企業、さらには家庭にも居場所ないが、優れたクリエーター能力を秘めているのだという。岡田斗司夫は『オタク学入門』で「これからの情報社会においてはソフト自体の価値や品質を見極め、ぴったり合う物を人々のお手許に届けることができる人、頼りになる批評家であり、コーディネイターたりうる人びと、こういう人びとがマルチメディアの時代の最終勝者となりうるのだ」と書いているが、彼らもまた、日本という国家の行く末に不安を抱き、新たな絆を求めて保守民族派に合流してきており、そのエネルギーの結集が日本を変えつつあるのだ。

  
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高級料亭でマスコミと会食し国が動くと考える野田首相を嗤う!

2012年02月05日 | マスコミ評

 野田佳彦首相に呼ばれて、マスコミ関係者や学者が次々と飯を食っているとか。これまでの行きがかり上、どうせ朝日新聞も読売新聞も、幹部連中が色々と知恵を出して、野田首相を支えようとしているのだろう。庶民には高嶺の花である料亭や高級レストランで、消費税増税の話をしているに違いない。そして、マスコミは大見得を切るのだろう。「私たちがバックアップしますから、国民を洗脳することなど、難しくはないですよ」。ところがいくらマスコミにPR費を投じようとも、民主党政権の支持率は下がりっぱなし。それでも、野田首相にとっての頼りの綱は新聞とテレビだから、時間があると連絡を取り、「ご指導をお願いします」と哀願しているのだろう。そんなことよりも、野田首相は、自分がどう言われているか、パソコンを開いてみればいいのだ。かつて野田首相が、消費税増税について反対の演説をしていたのがアップされている。国民の大半は冷ややかな目で見ているのであり、それを払拭するのは至難の業だ。野田首相による福島第一原発事故の終息宣言にしたって、国民は誰も信じていない。今日も2号機の原子炉の温度が上昇を続けており、今後どうなるか予断を許さない情勢だ。原発事故関係の報道でも、マスコミは横並びで大本営発表を繰り返してきた。野党的使命感を放棄したマスコミは、国民への影響力を失いつつあり、存在そのものが問われているのである。

 
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言葉で欺こうとする民主党のどこに国柄守る気迫ありしや!

2012年02月05日 | 政局

 民主党の正体見たりである。鳩山由紀夫元首相が政治活動名を「鳩山友紀夫」にするというのには、恐れ入ってしまった。その理由というのも突拍子がない。名前を改めなければ、友愛精神が十分に伝わらないからだそうだ。普通はそこまでやらないから、どことなくカルトっぽい感じがする。普天間基地の辺野古移設のときもそうであったが、ある種の思い込みが、鳩山元首相にはあって、それは宗教的な信念にも近いのではなかろうか。いくら表紙だけ別にしても、中身が同じでは、国民の信用を取り戻すのは難しい。鳩山元首相に限らず、民主党の政治家は、自由自在に自分たちが変身できると思っているらしい。衆議院議員の任期中は、消費税増税の議論は封印するとまで明言していたのに、その約束を守る気はサラサラない。さらに、情報公開を声高に叫んでいたのに、情報の隠蔽は、あまりにも目にあまる。その責任をとらないばかりか、目くらましばかり考えているのだ。「鳩山友紀夫」にすることで、もう一度自分の頭のネジでも巻きなおしたいのだろうか。不思議な政治家もいたものだ。民主党自体としても、「子供手当」を「子供のための手当」にしようというのだから、鳩山元首相と、どっこいどっこいの政治家が大半なのだろう。民主党に騙され続けても、まだ3割に近い国民が、野田佳彦政権を支持しているのだという。しかし、それも後少しではなかろうか。言葉遊びに付き合うほど、国民は暇でも、愚かでもないのだから。

 
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保守民族派運動の高揚はマグマと化した日本的情念の爆発だ!

2012年02月04日 | 思想家

 初めて目にする光景であるにもかかわらず、以前見たような気がするのはなぜだろう。橋川文三は『日本浪漫派批判序説』で、『徒然草』の「またいかなる折ぞ、たヾ今人のいふことも、目に見ゆるものも、わが心のうちも、かヽる事のいつぞやありしがと思へて、いつとは思ひいでねども、まさしくありし心地のするは我ばかりかく思ふにや」との一節を引いて、擬回想と呼ばれる心理状態を論じていた。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「この道」を聴くと、切ないものがこみ上げてくるのに似てはいないだろうか。日本という国家が瀕死の重傷を負っているため、危機に際して、私たちが忘れていた大切な何かが、自分の足元から訴えかけてくるのだ。「この道はいつか来た道/ああそうだよ/あかしやの花が咲いてる」。橋川は学者であることにこだわったから、ゲーテのような詩人にとっては、「いつも良い効果をもたらした」と指摘しながらも、「このような経験においては、いわば時間と空間という感性の先天的なワクが崩れ去り、流動化し、人間のエゴは小児のように茫然と自失する。それが病的なものであることは間違いないであろう」と釘を刺した。「この奇妙な現象」に興味を持ちつつも、単なるロマンチストにとどまったのだ。保守民族派の運動が高まってきているのは、「いつぞやありしがと思へて」といった光景に促されて、日本人としての詩的感性がメラメラと燃え上がっているからだ。マグマのような情念が、日本人を揺さぶらずにはおかないのであり、そのエネルギーが平成維新を実現させるのである。


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石原慎太郎は日本のために最後のご奉公をすべきだ!

2012年02月04日 | 思想家

 今さら石原慎太郎ではないとは思うが、だからといって、それに代わるだけの人材は見当たらない。一日でも長く生きて、日本のために頑張ってもらうしかないのである。ここにきて石原も、守るべき価値は、日本の伝統であり、国体であることに、ようやく気付いたのではなかろうか。石原は若いときに、共和制にこだわって、三島由紀夫と激しくやりあったことがあった。「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思っていないんでね」(『尚武の心』・三島由紀夫対談集・守るべきものの価値)と述べて、三島を怒らせてしまったのだった。そこでの発言から推測して、フランスのドゴールのように、石原は自分が大統領になりたかったのだと思う。しかし、派閥を形成し、新たな政治的潮流をつくるのには失敗した。さらに、一発でもいいから核兵器を手にして、日本の存在をアピールするのも、夢物語に終わった。それでも、石原は国政刷新への意気込みをもっているとすれば、もっと別な価値観ではなかろうか。「やはりぼくは世界のなかに守るべきものは僕自身しかないね」と主張していた石原が、国家のために、捨て身で戦うかどうかが問われるのである。石原や江藤淳は、三島と違って、日本的なものの桎梏から解放されることを、自分たちの文学的なモチーフにした。しかし、江藤は晩年は日本の伝統に回帰した。三島から「自己放棄に達しない思想というのは卑しいし思想だ」と戒められた言葉を思い起こし、石原は最後のご奉公として、政界再編の起爆剤になり、国の大儀に殉ずるべきなのである。

 
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自衛隊を悪者にしてサヨクに媚びる民主党政権を許すな!

2012年02月03日 | 政局

 自衛隊の諸君が必死になってアメリカとの約束を守ろうとして、勇み足をやらかした。それを寄ってたかってサヨクやマスコミが攻撃しているが、だったらば、民主党政権が選挙戦に全力を上げるべきではないか。陰に回ってコソコソしている方が問題だ。普天間基地を抱える沖縄県の宜野湾市長選をめぐっては、日米合意を尊重する野田佳彦首相が、反対のための反対ではない候補者を推薦し、堂々とマイクを握ればよかったのである。今までの行きがかりから、自衛隊の幹部を利用しておいて、最終的には我関せずと逃げ回っているのは、あまりにもぶざまだ。普天間基地のアメリカ海兵隊を辺野古へ移転させるわけだから、正面から、どうしてぶつかっていかないのだろう。民主党の沖縄県連は、現在でも、最低でも県外という線を崩していない。そうであっては、局面を打開することなど、できるわけもない。しかし、可哀想なのは自衛隊である。中共の軍事的圧力が日に日に高まっているなかで、アメリカとの同盟関係を重視する立場から、少しでも前に進めたい、という気持ちがあったのだろう。しかし、民主党政権は、またまた手のひらを返して、一緒になって自衛隊をパッシングする始末だ。今の日本の状態は、永住外国人への地方参政権を付与する法案が準備されているように、かつてないほどに、間接侵略の危機にさらされている。自衛隊は、それがどこまで深刻になっているかを、国民の前に暴露すべきだろう。外国勢力に操られたサヨクの浸透を阻止するには、一刻の猶予もないのだから。

 
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