水掛不動尊といえば、よく知られているのが大阪・難波千日前にある法善寺。大阪の観光スポットにもなっている寺院である。全身が苔むした姿の「不動明王」が有名で外国人観光客にも人気のようだ。
不動明王は仏法を守護し、人々を災いや迷いなどさまざまな願いを叶えてくれる仏さまで、 “水をかけて、願もかける” という語呂合わせでも親しまれている。
大阪難波の法善寺の水かけ不動尊
仏画曼荼羅アート教室をさせていただいている大阪・東住吉に「たなべ不動尊」で親しまれている大本山法楽寺がある。本尊が不動明王である。その境内の一角に水かけお不動さんがある。角石に不動明王が彫られてある。その前には小さな手水鉢と柄杓が置いてあった。水をすくい不動明王にかけ手を合わせた。
その横にため池があり、その中に小さなコウホネが一輪咲いていた。小さいながら黄色が輝いていた。法善寺にも負けないエネルギーが発せられているように見えた。
大阪東住吉区の法楽寺
文・写真/ 渡邉雄二
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