先月、お釈迦様入滅の法要「涅槃会」で京都東山にある御寺泉涌寺を訪ね、その後に東福寺を参拝した。
東福寺の涅槃図は御寺泉涌寺と同等の大きさを誇る貴重な遺産として法要の際には本堂に飾られる。
残念ながら今年は、その涅槃図が修復のため鑑賞は叶わなかった。
その本堂には、本尊である釈迦如来立像と、その脇侍にお釈迦様の十大弟子の二人である
阿難(あなん)尊者と迦葉(かしょう)尊者の立像が安置されている。
その釈迦三尊像を守るかの如く、東西約22m、南北約11mの鏡天井に堂本印象筆の蒼龍図が描かれている。
鋭くとがった角と細かく描かれたウロコが特徴である。
通常は本堂には入れないが、涅槃会の際には公開されていた。
東福寺は三門、本堂、方丈、庫裏などからなる主要伽藍を中心に25の塔頭寺院がある。
主要伽藍の北には洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷があり、
西から東へ臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、
偃月橋(えんげつきょう)という3本の橋(東福寺三名橋)が架かる。
ご承知の通天橋は、本堂から通じる廊下がそのまま屋根付きの橋となったもので、
この付近は特に紅葉の名所として知られる。
今年は東福寺の涅槃図は見ることはできなかったが、本堂に入り、
釈迦三尊像をまじかに参拝させていただくことができた。そして蒼龍図を真下から見上げることができた。
本堂内では撮影禁止だったので、外から許可を得て撮らせていただいた。
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