古ーいMR2のはなし

黒バンパー初期型AW11

高速無料の恩恵

2009-09-07 21:08:28 | 環境・税金・価格
民主党が主導を握って高速道路が無料になるんじゃないかと
期待する今日この頃ですが、無料になった場合の道路維持管理費用を
一般財源から持ってくると高速道路を使わない人も事実上負担している
ことになります。
夕方6時過ぎにNack5でその話をしていて、男のパーソナリティが
「世間はそう言うけど物流コストが安くなれば品物が安くなって
高速道路を使わない人にもメリットがあるから不公平じゃない」
と言ってました。

そうなんでしょうか?
一見公平そうに聞こえますが、物流コストのメリットがすべての人に
あるとしても、高速道路を利用する一般車の「トク」は別なところに
あるわけで、受益者負担という考え方がうまくすり替えられているように
自分は感じてしまいます。
とは言え、
道路特定財源が一般財源化されたにも関わらず高速道路無料化に限定して
議論するのもどうなんでしょうか?
まあ細かいことなんですが、平日の車のほとんどがビジネスと仮定すれば
何らかの利益を国民に運んでいるわけで、
そんなに気にすることじゃないかも知れません。

それよりも道路特定財源に付随しているはずの重量税やガソリン税の暫定税率が
なぜ廃止なり改定されないのか不思議です。
そのまま一般財源に繰り入れられているとすると、暫定税率の根拠が
変っているのに税率が変らないという収まりの悪い話になると思うんですが。
調べてみたらこの件は自民党が先送りにしたようですね。
税率増加になる可能性もあるわけで、その場合の反発を考えると適用範囲を
決めかねていたという事でしょうか。(想像です)

コメント
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