♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

洋子の演歌一直線

2005年08月26日 | 演歌・歌謡曲
「洋子の演歌一直線」は、ゲストが中村美律子、長保有紀、北山たけしの3人という豪華版だった。
冒頭に中村美律子が『河内おとこ節』を唄った。「かわーちー」のサビの腰の落とし方が、彼女の場合は一瞬ほとんどしゃがんでいる。でもこれを他の歌手がまねていいとは思えない。竹川美子はキャンペーンでは少し腰を落としただけだったが、それでいいと思う。

盆踊りの話題で、中村美律子の地元は当然河内音頭一色だが、長保有紀の地元(確か高石市)では同じ大阪でも江州音頭というのが面白い。
長保有紀はお酒が強そうに見えるのに、ほとんど飲めないというのも意外だった。中村美律子もコップ一杯のビールで真っ赤になるというから弱いようだ。

北山たけしは師匠の北島三郎邸で修業した造園の特技があるという。『男の出船』は力強い根性演歌だが、彼の声だとムード歌謡系のほうが似合うような気がした。

長保有紀『城ヶ島雨情』、中村美律子『風まかせ』、どちらもいい曲で好評だ。粋で風格のある長保有紀、庶民的で気さくな中村美律子とタイプは異なるが、浪花女の心意気で頑張ってもらいたい。
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演歌百撰・平成歌謡塾

2005年08月25日 | 演歌・歌謡曲
「演歌百撰」で新曲2曲を聴いた。
チャン・スー『昼顔』は、声がハスキーすぎて聴きづらく感じた。
多岐川舞子『南国土佐に雪が降る』は、タイトルがちょっと面白い割には本格的な演歌で、前作『湖愁』の歌謡曲路線から元に戻った感じ。彼女のファンには新曲のほうが受けそうだ。

そして「平成歌謡塾」では、川野夏美がゲストで出演し、初めてとなる和服姿で新曲『じょんがら恋唄』を唄った。以前に彼女は、地元津久見でのステージで和服姿で唄ったことがあり、そのときの写真を雑誌やウェブサイトで見たことがある。そのときも今回と同じような明るい青色の着物だった。
彼女はけっこう和服もお似合いで可愛いと思う。
『じょんがら恋唄』は、かつて村上幸子が唄っていたらしいが、私は聴いたことがない。それで、アレンジを変えたといわれてもわからないが、川野夏美の歌は、高音がきれいに伸びていてよかった。彼女にぴったりの曲だと思うので、ぜひヒットしてほしい。
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タイムマシンの恋人(続き)

2005年08月24日 | 演歌・歌謡曲
沢田美紀『タイムマシンの恋人』をCDウォークマンで繰り返し聴いていた。演歌系の曲だと、何度か聴けばメロディーを覚えてしまって、カラオケに合わせて口ずさめることも多いが、その点、この曲は覚えにくいように思う。
よくいえば様式美、言い方を変えれば型にはまっているものが多い演歌に対して、こういった歌謡曲系は自由で、つかみどころがないという印象もある。タイトルからして、タイムマシンというSFの素材を持ってくるのは、意表をついた感じがある。
荒木とよひさ氏によるこの曲の歌詞をじっくり見ると、想像の中の過去から未来まで思いがかけめぐる、大変スケールの大きな内容である。恋人に対して、何か他の人とちがうという、その心のひらめきを、時間を超越した感覚といったもので表現しているのが目新しい。

きょうはテレビ・ラジオの歌番組に接する機会がなかった。
ところで台風11号の進路が気がかりだ。今のところ雨も風もその気配がないが、明日になれば影響が出てきそうだ。
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沢田美紀・タイムマシンの恋人

2005年08月23日 | 演歌・歌謡曲
最近気になっていた沢田美紀の『タイムマシンの恋人』を、じっくり聴きたいと思い、CDを購入した。
歌謡曲にぴったりのくせのない唄い方で、それだけに特徴がないといえるかもしれないが、しみじみと歌詞の内容を味わいながら聴いていると、実にいい気分になってくる。
カップリングは、『東京の夢』『心の近くで』の2曲が入っており、お得なCDといえる。このカップリングがまたどちらもいい曲である。『東京の夢』は軽快な特徴のあるリズムが心地よく、『心の近くで』は美しく流れるようなメロディーで、伸びやかな歌唱が印象的だ。
沢田美紀は、キャッチフレーズの「となりの綺麗なお姉さん」どおり、さわやかで親しみやすい雰囲気を持っている。歌謡曲系にまた楽しみな新人が出てきた。



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ひるの歌謡曲・歌謡スクランブル

2005年08月22日 | ノンジャンル
きのうも書いたように今週の「ひるの歌謡曲」は、普天間かおりが司会を担当する。ナレーションは落ち着いていて、自然な感じで力みがなく、とてもよかったと思う。沖縄出身のシンガーソングライターとはっきり自己紹介したのもいい。
玉置浩二の特集は、『ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』といった安全地帯のときのヒット曲もあったが、ニューアレンジで新鮮な感じがした。
『田園』は歌詞が面白いし、『メロディー』も好きな曲だ。

「歌謡スクランブル」は、作詞家の山口洋子氏の作品の特集だった。山口洋子氏といえば、やはり平尾昌晃氏作曲とのコンビで作られた、初期の五木ひろしのヒット曲のイメージが強い。きょうも、『よこはま・たそがれ』『夜空』『渚の女』の3曲がかかっていた。
私の好みの曲は、野村将希の『一度だけなら』、八代亜紀の『もう一度逢いたい』である。どちらのタイトルにも「一度」が含まれているのは偶然だ。

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