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太陽と地球と月が一直線に並ぶとき、<つまり、満月のときだけ起こる> 皆既月食現象です。
昨夜の皆既月食、天候にめぐまれて、3時間半の待ちの撮影となった。TVのニュウスや国立天文台などの資料で下準備は済ませている。
早や夕飯をすませ、望遠レンズにコンバーターをセットし、600mmとする。
日の入りは17:16分、月の出は17:08分既に月はでている。
<6:30>
カメラを担いで表にでる。暗くなりはじめる、と東に月齢13.6の中潮の月、満月に近い月が赤く輝いている、左斜め下より欠けはじめたようである、
遊休田脇のフラワーガーデン前に陣取る。三脚を立てる、最初はプログラム自動露出で撮る、月の輪郭が旨くおさまらない、マニュアル露出に変える、距離 ∞、絞り8又は11にしてシャッターを抑えてみた。
月明かり、明るさを抑えた露出補正、マイナス補正10位 反射の度合いで調整する。
部分食<18:15>から皆既月食<19:46>まで、皆既月食の間<満ちはじめまで20:21の35分間>の時間、満ちはじめてからの元に戻るまで<21:16>の時間、およそ3時間半、愛用ののどごし生で進行の度合いに従う。結構長い時間である、待ちの撮影である。
何年か前に、皆既日食を撮ったことがあるが、皆既日食と皆既月食の違いは、日食は昼の出来事であり、皆が働いていたり生活をしているので、一瞬の闇にビックリする、月食は、夜を照らす月が、いっとき姿を消すが、夜のため関心がやや薄いのである。月は月明かり月光が華やかなと思う。
それで月の撮影方法が勉強できたのがうれしい!どうしても月の輪郭がはっきり写せなかった、極端なマイナス補正をすることで、やや上達したかな・・皆既月食中のあの赤銅色が出せたのは、カメラの性能も上がったが佳かったと思う。
きのうは二十四節気の一つ、寒露であった、「改正月令博物戚筌(文化5年/1808)」に此の月冷寒
次第につのり露凝んで霜とならんとするとある。大気が急に冷え込んでくる、時期に差し掛かる。
<いわどの山荘主人>
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<皆既月食・月の天体ショウ コラージュ>
<欠け始める 18:21>
<18:52>
<皆既月食状態 20:21>
<満ちはじめる 20:35>
<21:00>
<月の天体ショウ 20枚 17:47~21:16>