ビデオ編集で難航しています。
LP モードで録画した miniDV の互換性が低い事を今更ながら体験しました。
私の場合、過去 DVCAM の編集が主で、LP モードの編集は殆どありませんでした。
今は HDD 録画がメインになっています。
業務用の DV デッキは miniDV の SP モードはサポートしていますが、LP モードの保障はありません。 業務用で LP モードを完全にサポートしているのは DSR-2000 ぐらいです。
民生用の DV デッキは LP モードに対応していますが互換性は高くないのです。
映像がボックスノイズで乱れたり、映像と音声のシンクロが取れなかったりします。
今回は両方の症状が見られました。
ボックスノイズに関しては再生する度に位置が違いますから再生機の問題である事はすぐに判断出来ます。 音声のずれに関しては 10 分を越える辺りから怪しくなり、1 時間物だと最後は相当のずれになります。
ずれは映像と音声を分離して別のタイムラインに置き、フレームを足したり引いたりする編集をやればなんとか解決しますが、これが音楽ビデオだと少々やっかいです。
今回は録画済み miniDV テープを預かっての編集 ( 音楽ビデオ ) 作業でした。
色々な方法で取り込んで見ましたが、自力では解決出来ませんでした。
ではどうすればいいのか!。 これしかないんです。
答えは 「 録画したビデオカメラ 」 で再生して編集ソフトに取り込めば解決です。
最終的には上記の通り、クライアントに 「 録画したビデオカメラ 」 をお借りしました。
時代遅れになりつつある miniDV ですが、もし撮り貯めた映像があるなら、カメラを処分する前に、DVD などにダビングしておく事をお勧めします。
再生機としての DV カメラの役割はまだまだ終わっていません。