オーバーパワーは捕まらない ・・・ と言われています。 本当にそうなのでしょうか ?。 他の違反に付随して結果的にオーバーパワーもばれちゃった ・・・ と言うのは良く聞く話です。 前例がない訳ではないでしょうが、オーバーパワー単独の違反で捕まった話は聞きません。
1976 年、第二回全日本ハムベンション ( ハムフェアの前身、朝霧高原で開催されていた ) のスタッフとして記録映画を制作しました。 会場に宮様 ( 誰だったかは失念 ) が来られると言うので、最寄の駅まで車でお迎えに行きました。 勿論、当時の JARL 会長も同乗されています。
最寄の駅に待機中のスタッフとの連絡には 144MHz FM を使用しました。 ところが電波が思うように飛んでいきません。 イラついた会長が 「 この車にはブースターは積んでいないのかね! 」 と言ったのです。 「 10W の免許ですから 」 と答えると 「 もう現実的には包括免許になってるだろう 」 とのご発言 !。 耳を疑う事しばし ・・・ 40 年も前のお話です。 会長の頭の中では、オーバーパワーなんて、常識だったのです。 今で言うコンプライアンスの精神は皆無ですね。
その昔、電監から、JARL が希望している包括免許制度を実施する条件として資格別コールサイン制度導入の提案があったと聞いています。 しかし、それを阻止したのは、ご自分が最上級の資格ではなかった、前出の会長であった、とも聞いています。 ネット上のお噂です。 ネット上の 噂 は信じるに値しないものが多いので信じるか否かの判断はお読みになった OM に委ねます。
JA のコールサインの再割り当てについては,郵政省 ( 当時 ) では資格別コールサイン制度になった場合のことを考えて外したと言う経緯があります。 しかし、1999年 8月、JA6 の再割り当てを開始した事で、総務省は資格別コールサイン制度を事実上放棄した結果となりました。
かの JA1KSO OM は、当時ご自分のホームページで 「 包括免許制度と資格別コールサイン制度は近い内に実現する 」 と予想されていましたが残念ながら叶いませんでした。
推進派のお一人だったと思います。
お役所は自分から動く事はありません。 外部からの要求、或いは圧力があって初めて検討される訳です。 聞くところによると JARL は包括免許制度の要求を毎年の業務報告書に添えるかたちで出しているそうです ( 軽く触れるだけですが )。 しかし、JARD、TSS、などの猛反対もあり足並みが揃わないため立ち往生しています。 選挙の時に包括免許制度の推進を掲げて当選した理事も当選後、理事会ではその事に殆ど触れていません。 我が国ではもはや実現不可能と諦めているからでしょう。
ここで、米国の制度を持ち出すと 「 アメリカ かぶれ 」 と揶揄されるかも知れませんが、同国では包括免許制度の上で、資格別のコールサインが割り当てられており、全ての資格で最高出力が 1500W となっています ( ここが日本人の感覚では信じられないすごい事 )。 その代わり資格により QRV 出来る周波数が仔細に決められています。 例えば Technician 級、General 級では 7.005MHz, 14.005MHz, 21.005MHz などには出れない等々 ・・・ 。
ですから、上記の周波数に QRV している DX-Pedition 局と QSO しようと思えば、すべての周波数に QRV 出来る Amature Extra 級 のライセンスが必要です。 全ての資格に一律にパワーの上限のみを指定しコールサインで資格を判定する ・・・ 違反をすれば、一目瞭然です。 グレーゾーンはありません。 パワー違反で検挙する事が難しいと判断した末の資格制度です。 これなら電波監理業務も簡単になります。 なんと合理的な制度でしょう !。 ・・・ と思うのは私だけ ??? 。
誤解のないように申し添えておきますが、安直にハイパワーが扱える事を単純に羨ましく思っている訳ではありません。 米国の制度に倣えば、本格的に DX を楽しむためには 1 アマは必須です。 2 アマの分際では甘い汁は吸えないのです。 それも踏まえた上でもなお、米国の制度は素晴らしいと思っています。 逆に言うと JA の 2 アマは米国より恵まれていると考えられます。
パワーの差 ( グレーゾーン (笑)) だけですからね。
1976 年、第二回全日本ハムベンション ( ハムフェアの前身、朝霧高原で開催されていた ) のスタッフとして記録映画を制作しました。 会場に宮様 ( 誰だったかは失念 ) が来られると言うので、最寄の駅まで車でお迎えに行きました。 勿論、当時の JARL 会長も同乗されています。
最寄の駅に待機中のスタッフとの連絡には 144MHz FM を使用しました。 ところが電波が思うように飛んでいきません。 イラついた会長が 「 この車にはブースターは積んでいないのかね! 」 と言ったのです。 「 10W の免許ですから 」 と答えると 「 もう現実的には包括免許になってるだろう 」 とのご発言 !。 耳を疑う事しばし ・・・ 40 年も前のお話です。 会長の頭の中では、オーバーパワーなんて、常識だったのです。 今で言うコンプライアンスの精神は皆無ですね。
その昔、電監から、JARL が希望している包括免許制度を実施する条件として資格別コールサイン制度導入の提案があったと聞いています。 しかし、それを阻止したのは、ご自分が最上級の資格ではなかった、前出の会長であった、とも聞いています。 ネット上のお噂です。 ネット上の 噂 は信じるに値しないものが多いので信じるか否かの判断はお読みになった OM に委ねます。
JA のコールサインの再割り当てについては,郵政省 ( 当時 ) では資格別コールサイン制度になった場合のことを考えて外したと言う経緯があります。 しかし、1999年 8月、JA6 の再割り当てを開始した事で、総務省は資格別コールサイン制度を事実上放棄した結果となりました。
かの JA1KSO OM は、当時ご自分のホームページで 「 包括免許制度と資格別コールサイン制度は近い内に実現する 」 と予想されていましたが残念ながら叶いませんでした。
推進派のお一人だったと思います。
お役所は自分から動く事はありません。 外部からの要求、或いは圧力があって初めて検討される訳です。 聞くところによると JARL は包括免許制度の要求を毎年の業務報告書に添えるかたちで出しているそうです ( 軽く触れるだけですが )。 しかし、JARD、TSS、などの猛反対もあり足並みが揃わないため立ち往生しています。 選挙の時に包括免許制度の推進を掲げて当選した理事も当選後、理事会ではその事に殆ど触れていません。 我が国ではもはや実現不可能と諦めているからでしょう。
ここで、米国の制度を持ち出すと 「 アメリカ かぶれ 」 と揶揄されるかも知れませんが、同国では包括免許制度の上で、資格別のコールサインが割り当てられており、全ての資格で最高出力が 1500W となっています ( ここが日本人の感覚では信じられないすごい事 )。 その代わり資格により QRV 出来る周波数が仔細に決められています。 例えば Technician 級、General 級では 7.005MHz, 14.005MHz, 21.005MHz などには出れない等々 ・・・ 。
ですから、上記の周波数に QRV している DX-Pedition 局と QSO しようと思えば、すべての周波数に QRV 出来る Amature Extra 級 のライセンスが必要です。 全ての資格に一律にパワーの上限のみを指定しコールサインで資格を判定する ・・・ 違反をすれば、一目瞭然です。 グレーゾーンはありません。 パワー違反で検挙する事が難しいと判断した末の資格制度です。 これなら電波監理業務も簡単になります。 なんと合理的な制度でしょう !。 ・・・ と思うのは私だけ ??? 。
誤解のないように申し添えておきますが、安直にハイパワーが扱える事を単純に羨ましく思っている訳ではありません。 米国の制度に倣えば、本格的に DX を楽しむためには 1 アマは必須です。 2 アマの分際では甘い汁は吸えないのです。 それも踏まえた上でもなお、米国の制度は素晴らしいと思っています。 逆に言うと JA の 2 アマは米国より恵まれていると考えられます。
パワーの差 ( グレーゾーン (笑)) だけですからね。