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DXCC エンティティー クライテリアについて

2018-09-11 02:05:00 | Ham Radio
 最新の DX のエンティティーに関するルールを見ても、釈然としないエンティティーがあります。 ARRL も認識していますが、敢えて正そうとはしません。 ルールは主催者が作るものですから、従うしかありません。

 一例ですが、現在スプラトリーは 9MØ を使用しています。 コールサインはその島を制圧している国から発給されたものを使用する ・・・ と規定されています。 従って、今は、スプラトリー・エリアの、訳のわからない無国籍の小さな島から 1S のプリフィックスで QRV しても認められない ・・・ となっています。 昔は東シナ海は、きな臭く線引きがはっきりしなかったため、無国籍の 1S として結構命がけで QRV していましたが、なるほど、そう言う理由があったのですね。 変わりましたねぇ~。
 
 こちら① こちら② には JH4RHF OM が考える ARRL のクライテリア・ルールに沿った形で整理した DXCC のエンティティーリストがあります。 このリストによるとカレント ( 現存 ) ・エンティティーは 305 と言う事になります。 面白いリスト ( 納得 ) と思います。

 ゲームとして DXCC を見た場合、ルールに沿わない不思議なレア物が混じっていた方が面白いと言う場合もあるでしょうから、どちらがいいのか結論は置いといて、ARRL の考え方を知りたいと思います。

 DXAC の議事録の閲覧は出来るのでしょうか。 委員会の権力闘争も無きにしもあらずでしょうが、多数決で決められていると言う事はよく耳にします。

 いずれにしても、基本の DXCC は限りなくオワコンです。 後発組には超えられない壁がありますから、不公平です。 新人が DXCC に興味を持ってもすぐに分詰まり ( 死んでもトップにはなれない ) になりますから、挫折を味わうだけですね。


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