前の投稿でゴールデンカップスの事を書きましたが、もう一つ思い出した事があります。 ステージが終わって打ち上げの時、ゴールデンカップスの誰かが、「 佐世保の人はジルバが上手いね 」 と言いました。 米兵が多いから米兵仕込み的なところもあるんでしょう。 実は横浜のゴールデンカップなどで踊るジルバは 横浜ジルバ と称しブランド化されていて他の追随を許さない特徴的なステップなどがあるそうです。 「 佐世保もこれに負けず劣らず恰好良くて 佐世保ジルバ と名前をつけてもいいんじゃないの ? 」 って事で、以降 佐世保ジルバ と言っています。 井の中の蛙だったのを、ゴールデンカップスの一言でメジャーな意識づけをして貰いました。
私のバンド仲間は、あまり踊らないのでジルバを教えてと言っても首を傾げるだけで役に立ちません。 私の女性の友達にジルバが得意な人がいるのですが、ご存じの通り男子と女子では違います。 その女性が言うには男性が上手いと体を預けているだけで、どんどんリードしてくれるから楽だと言います。 なるほど。 しかし、それでも無理を言って基本を教えて貰いました。
ジルバで踊る音楽は、4分の 4拍子。 基本のステップは 「 ①スロー (2拍)・②スロー (2拍)・③クイック (1拍)・④クイック (1拍) 」 で、カウントを 6 つ ( 4分の 6拍子 ) 数えながら 4 ステップを行います。 最小公倍数の 12拍 (3小節) が基本のワンセットです。 少しは踊れる様になりましたが、バンドは踊ってもらう側なんだから、上達する事はありませんでした。 ディスコ 事情は、あっ今は クラブ ですね、ドラマ等で見る程度でさっぱりです。 私は生バンドがいないディスコやクラブには興味がありません。
DJ マシーンを使ったユーロビートでどんな踊りをしているのでしょうか ?。 まだ時々ビニール(LP版)を使っているのだろうか、スクラッチなんて言ってたっけなぁ。 ’70年代の 「 ムゲン 」 「 ビブロス 」 「 キャステル 」 もうこんな所は今はないですけどね。 懐かしいなぁ。 ’90年代になると 「 ジュリアナ東京 」 が席巻します。 ワンレン・ボディコンやお立ち台で有名です。 扇子をフリフリお立ち台、目のやり場に困るけど、定期的にちらりと拝むのがよろしい様です。
'72年頃、佐世保から福岡のディスコに行ってみたいと思い、友達 3 人と博多駅前の 「 フォーカス 」 に行きました。 ミリタリールックの守衛 ( 警備員? ) がウロウロしていた。 特にドレスチェックはなかったが、高級感はあった ( さすが博多 ) 。 たまたま、福岡が生んだ ハプニングス・フォー が出演していたので、踊ることなくバンドを見ていた思い出があります ( あの楽器編成でプログレ風になって来ると踊れる雰囲気ではない ) 。 Doors の「 ライト・マイ・ファイアー 」 でも演ってくれたら嬉しかったんだけど。 やっぱり 「 あなたが欲しい 」 だった。