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10分間ルールってなあに? 

2014-12-11 22:34:00 | Ham Radio
 コンテストのルールで 10分間ルール と言うのを聞いた事があると思います。 概念的に、シングル・オペレータには関係ない事はなんとなく分かります。 私は先日の WW DX Contest CW に於いて 21MHz で運用中、数分間 14MHz で電波を出し 4 QSO してまた 21MHz に戻って QSO をしている箇所がありました。 前記の通り、シングル・オペレータの場合は問題ないと思いましたが、なんとなく気になったので 10分間ルール とは何ぞや ・・・ を調べて見る事にしました。 すると新しい発見があったのです。

 JARL 主催のコンテストの 10分間ルール と CQ WW Contest のそれは 全く違う ものでした。 JARL はマルチ・オペレータ・2送信機部門 上で規定されており、CQ WW Contest ではマルチオペレータ・シングル送信機部門 上での規定でした。
 詳しくはリンクを張っておきますので参照して頂くとして・・・。

 JARL Multi-Operater 2TX
 CQ WW DX Contest Rules ( Japanese ) Ⅴ-C-1 参照

 新しい発見とは、CQ WW Contest のマルチオペレータ・シングル送信機部門において、シングル送信機部門と言いながら 例外的 に 2波同時送信 が認められており、送信機の台数は1台と決まっている訳ではなかった・・・と言う事です。 更に2台目となる送信機は新マルチを得るためだけに使用し決してランをしてはならないと言う事も分かりました。 ログ上では、ラン送信機とマルチプライヤー送信機を区別して明記する様に規定しています。

 JARL にしても CQ WW Contest にしても マルチバンド2TX 部門 とか、マルチオペレータの ローパワー部門 などを新設して、小規模な設備でもマルチオペレータで参加出来る様に配慮されて来ました。 最近はゲスト・オペも認められており個人局から、マルチ・オペでの参加も出来る様になりましたので、この 10分間ルール は意外と身近にあるのかも知れません。

 私は、これらの部門に参加する予定はありませんが、ちょっと気になったので調べて見ようと思った次第です。 しかし、コンテストのルールは法律の文章みたいに、分かり難い表現になっているのは何故でしょうか?。 規約なんてこんなものなのでしょうね。 私の読解力が低いのかも!。 
 それにしても、口頭でこの 10分間ルール を説明するのはなかなか難しい。


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