ここのところ半年ほどの間に国内の中学校の理科実験中に硫化水素の発生による事故が数件発生しているのが散見されています。
恐らくは硫化鉄に希塩酸を反応させて、硫化水素を発生させている実験だと思います。
硫化水素は水素原子2個に硫黄原子が1個結合したものです。
水素原子2個に酸素が1個が結合すると「水」になります。
記憶が定かではありませんが、空気よりやや重たい比重だと思います。
昔々の記憶では、群馬か長野の火山の窪地で登山客が何名か亡くなられた事がありました・・・
工業高校と大学で化学を専攻していたので、硫化鉄に希塩酸を反応させて硫化水素を発生させる実験なんて実験室ではドラフト(強力な換気装置の付いた実験用の机)で実験をしていた記憶があります・・・
この半年で記憶している限りでは、何件もの事故が発生して救急車搬送になっての記事になっていました。
中学校の理科担当の教職の方は恐らくは座学や実験でも「お勉強」はしていて、換気扇や窓を開け放っての上での事だったと思いますが・・・
これからも「又か!!!」と全国で発生すると思いますが、爺さんが思うには「又か・・・」と思います。
半世紀前の実験をしていた、爺さんの戯言でした。