ここ数日、仕事の上のトラブルだとか、仕事上のオプションの仕事が重なり、帰宅後家族の食事と弁当を作って寝てしまうというような不規則な生活を過ごしていました・・・
やはり還暦を迎えると、体が無理を受け付けようとしません。
ここのところ、帰宅してから短波の無線機もスイッチを入れていません、秋のDXシーズンだというのに・・・
さて、一昨日の金曜日に、10月の人事異動の歓送迎会がありました。
こじゃれた、イタリアンレストランでの20人ばかりの集まりでした。
普段は、ラブラドル犬を話し相手にしながらの家呑みお爺さんですが、イタメシ屋さんもいいものです。
たまたま、壁に掛かっている大型のスクリーンでは、「ローマの休日」を字幕放送でやっていました。
もちろん、往年のオードリーヘップバーンとグレゴリーペックです。
この映画は、たぶん私が人生で初めて見た映画だったと思います。
父親の膝の上で観た記憶があります。
2歳の頃でしたから、昭和30年代の初めだったと思います。
この映画を観ると、場末の小便臭い映画館を今でも思い出します。
還暦を過ぎて、このような時間にこんな場所で観るとは思いませんでした。
貸切の飲み会でしたので、エンドレスの上映で二回半くらい観ていたでしょうか。
イタリア語を聞きかじり始めて半年なので、撮影場所の広場とか通りがなんとなく判りました。
今までは、感じていなかった男と女の機敏とか、狡さも銀幕から伝わって来るのが感じられます。
若いころに見た映画も、歳を重ねると、異なった角度から観ることができることが爺さんになった証拠なのでしょうか。
なんだか、こんな映画の見方もいいのかなと思います。
今日はこれから、息子のアメフトのリーグ戦の第3戦目です。
親としては、ケガをしないで勝ってくれればそれでいいのですが・・・