ここのところ朝晩が急に寒くなってきました。
一年中ほとんど下着一枚で寝ているのですが、明け方の寒さには我慢できなくて、羽毛のシュラフにくるまるようになりました。
ラブラドル犬たちも、朝起きると私のベッドに三頭とも、寝ています。
今年は、暑さから寒くなるのが時間が短いような気がします。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、もうお彼岸です。
最近は、体重を大幅に減量したためか、体力も無くなってしまったような気がします。
ここのところ、休日の早朝はラブラドル犬の散歩の後に、シュラフに潜って寝ながら朝刊を読むのが至福の時間になりつつあります。
ほどほどの暖かさと、ほどほどの明かりの中で活字を追うのは、冬のテントの中で、シュラフに首まで入り、ヘッドランプの明かりで文庫本を読む時間と同等の至福の時間でもあるのかと思います。
これから間もなくやってくるリタイア後の至福の時間はなんだろうかと考えると・・・
一つ目が、晩秋の上野公園の不忍池のベンチで、テルモスに入れた熱燗を飲みながら、ウミネコを観察しながら、手乗り雀を相手に昼酌をする・・・
二つ目は、有楽町から徒歩10数分の勝鬨橋脇で、晩秋のデキハゼを橋の上から一束釣りをして、江戸前のハゼを肴に晩酌をする・・・
三つ目は、春先の秋ヶ瀬取水堰下で、海から遡上してきた、サクラマスを自作のスプーンで釣り上げ、スモークにして酒の肴にする・・・
四つ目は、晩秋から春先に、最近近所で見つけた、タナゴの穴場で一束釣りをして、熱燗の肴にして、たらふく飲む・・・・
確か、尊敬する開高健氏の名言で、一時間楽しみたければ酒を飲め、三日楽しみたければ結婚しろ、一生楽しみたければ釣りをしろ・・・
とりあえず、みな経験しました。