:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ ヘンシェルカルテット特別公演へのお誘い

2017-09-09 00:37:00 | ★ ヘンシェルカルテット

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「ヘンシェルカルテット特別公演」へのお誘い

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私たちとヘンシェルカルテットのつながりの歴史には実に古いものがあります。1996年に彼らが大阪の国際室内楽コンクールで第1位と金賞をとったすぐ後に、私は日本ではデビュー早々の彼らと2回にわたって関西から東京までのコンサートツアーをしたことのを懐かしく思出だします。そして、その後もドイツで、イタリアで、彼らのコンサートを度々聞く機会がありまし。その彼らが、今は円熟期に入り、ドイツではトップ、ヨーロッパ、世界でも屈指の著名なカルテットに育っています。

彼らはヘンシェル兄弟ー姉のモニカ(ヴィオラ)と双子のクリストフとマルクスが第1と第2バイオリンーそれに幼な馴染みのマティアスがチェロとして加わって、4人でドイツはュンヘンの資産家ヘンシェル氏の薫陶をのもと、幼い頃から英才教育を受けて育ちました。普通カルテットと言えば、それぞれの楽器奏者がプロの演奏家として確立してから知り合って結成するものだから、幼い頃からずっと一緒と言うのは前例がありません。彼らの演奏が4色の和音を奏でる一つの楽器のように聞こえる秘密はその生い立ちにあります。そして、資産家で楽器コレクターの父親がシュウトラデヴァリウスなどの名器を複数買い与えている点でも他に類例を見ません。(ただし、最近はマルクスが独立し、代わりにカタリン・デサーガが入っていますが・・・)

知り合った当時、彼らはまだ20歳台の独身でした。私もまだ若く、神戸の新聞会館から高松の県民ホールまで、交通費を節約するために、嵐のなかワゴン車を運転して揺れる鳴門大橋を渡りながら、ふと思って背筋が寒くなったのを覚えています。もし事故ったら、後ろに積んでいる楽器だけで十億円以上の損害になる、と。神父になって間のない、もと国際金融マンのゲスの考えることでした。

2010年私がローマに居る時、当時のドイツ人教皇ベネディクト16世(本名ヨーゼフ・ラッツィンガー)の霊名、聖ヨゼフの祝日にバチカンの宮殿の壮麗な大広間で、ヘンシェルカルテットは招かれて御前演奏会を開きました。私もモニカから私的な招待を受けて、バチカンの高位聖職者や上流社会の名士たちに交じって聞くことが出来まし。そのブログは、下のURLをクリックするとみられます。 

http://blog.goo.ne.jp/john-1939/e/e69be491c1e97e6b6b6f2e989e57c243

昨年5月には、青山のカナダ大使館の地下の高級レストランで豪華なディナーコンサートとなりましたが、私は名ばかりの主催者で、その実、キコのシンフォニーのサントリーホール公演の準備でほとんど働くことが出来ませんでした。

今回は珍しく2年続けて来日公演となり、ツアーのおまけとして友情特別公演を開けることになりました。チラシが出来ているので、以下に貼り付けます。どうか皆様お誘い合わせの上、聴きにいらしてください。お待ちします。

 

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