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ヘルマン・ホイヴェルス師を偲ぶ
第43回追悼ミサ
(6月9日午後3時より、四谷主婦会館)
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聖イグナチオ教会主任司祭時代のホイヴェルス師
ホイヴェルス師を偲ぶ会は、40回の節目のミサの後、懇親会の出席者の圧倒的期待を背負って、私が責任者を引き継いで継続することが決まりました。
40回目の追悼ミサを私と共同司式した元イグナチオ教会主任司祭カンガス師
第41回目と、42回目はイグナチオ教会の向かいの主婦会館で、50人以上の出席者を迎えてミサと懇談会をおこなうことが出来ました。
今年は新型コロナウイルスの問題で、一時は中止も検討しましたが、全国の緊急事態宣言が解かれ、開催の希望が生まれました。
主婦会館の万全の対応で、広目の会場にソーシャルディスタンスを十分取った席の配置はもとより、会館入り口及び各階ロビーにはOXシャワーの除菌、換気、消毒など、至れり尽くせりの対応がとられていますので、安心してお集まりいただけます。
ひとりの宣教師が没後43年にもわたって記憶され、毎年記念ミサが続けられているというのは、他に類例を見ません。時の流れと共に師の生前を知る人々は高齢化し、「師の面影を偲ぶ会」は「師を知って学ぶ会」へと自然的に移行していく時期に入った感があります。
コロナウイルスは私たちを苦しめる得体の知れない理不尽な災厄ではありません。これは神様がハッキリした意図を込めて人類に贈られた大切な印です。厳しい面がありますが、その背後には人類への愛と深いご配慮があってのことです。惰眠をむさぼってきた私たちは、信仰の目でそれを正しく読み解き、神様のメッセージをへりくだって受け止めなければならないでしょう。
私たちはこの出来事でハッと我に返り、キリスト者としてこの新しい時代にどのように宣教の使命を果たしていくべきかについて、深く思いを馳せなければなりません。
日本の宣教史にはホイヴェルス師を始め、数々の偉大な宣教者たちがいました。私たちは今、その先人たちを慕い偲ぶだけでなく、彼らに学ぶ時だと思います。その意味で、ミサの後にしばし師が残された教訓に学ぶ機会を持てれば幸いです。
カトリックの教会でミサが行われなくなって数カ月に及んで魂は渇いています。本番のミサに直接与かり、久々にご聖体を拝領するのは素晴らしいことです。ご希望の方にはミサの前後に赦しの秘跡(告解)の機会も設けます(多分二人の聴罪司祭がお待ちします)。
今年はコロナの影響もあって、昨年の半数もお見えになれば神に感謝の非常事態ですが、継続は力なり、を信じて続けましょう。
このブログを見てふと心が動いたなら、それは神様とホイヴェルス師のお招きです。どなたでも「追悼ミサ」と「偲ぶ会」に自由にご参加ください。
記
第43回「ホイヴェルス師を偲ぶ会」(ミサと懇親会)
日 時:2020年6月9日(火)15:00~16:00 ミサ。16:00~17時 偲ぶ会。
場 所:主婦会館「プラザフェ」8階「スイセン」 03-3265-8111
(聖イグナチオ教会の真向かい。双葉女学校の右隣り。)
交 通:「四谷駅」JR線・丸ノ内線:徒歩1分; 南北線:徒歩3分
司 式:カトリック司祭 谷口幸紀 携帯:080-1330-1212
メール:john.taniguchi@nifty.com
なお、このブログを見て直接出席される方は、当日会場の席の配置の都合もありますので、司式者の谷口までお電話かメールでお知らせください。大勢の新しい参加をお待ちします。
主婦会館8階 スイセン 仮のレイアウトです
(必要に応じてソーシャルディスタンスを保ちながら10席以上増やせます)